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2004年夏号

 
 


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特集 すべての人に使いやすいデザインを
[イメージ]表紙
 
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「ユニバーサルデザイン」という言葉をよく耳にするようになってきました。製品やサービスを、誰でも使えるようにしていこうという考え方です。年齢、性別、体格、障害の有無、言葉や文化の壁を超えて、誰にも使いやすいものを考えることはデザインの基本であり、あえて「ユニバーサルデザイン」というまでもないかもしれません。しかし、これまでは、多数派の成人健常者が基準になっていました。製品やサービスが高度で複雑なものになるにつれ、便利さを享受できない人が増えており、2015年に人口の4人に1人が高齢者という「超高齢社会」になれば、便利さを享受できない人が多数派になってしまうかもしれません。そうならないために、享受できない人の側に立って考えることが重要となります。そうした志をもってデザインに取り組む姿勢が、「ユニバーサルデザイン」という言葉に込められています。

今回の特集では、ユニバーサルデザインについて、日立のフィロソフィーをご紹介しています。
 
 
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CONTENTS
Over The Top
研究情報発信の科学的アプローチ
Profile 3 内田 史彦
特集
すべての人に使いやすいデザインを
―ユニバーサルデザイン―
「人にやさしいデザイン」であるために
和光大学 表現学部芸術学科教授 竹原 あき子
対談 ユニバーサルデザインを広げるために
(株)ユーディット代表取締役 関根 千佳
日立製作所 デザイン本部長 川口 光男
日立のユニバーサルデザイン商品
風速計 「ギアナ高地」 関野 吉晴
Alliance of Progress
24
「クオリティー・オブ・ライフのために」
日立グループの病院運営
えのきど いちろうの
最先端ウォッチング
その28
古代出雲の伝統を受け継ぐ、
鉛フリーはんだボールをつくる「玉作」たちに逢った
「均一液滴噴霧(UDS)法)」
 
HITACHI TOPICS
 
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OVER THE TOP 日立の新職人 Profile 3 研究開発本部
研究戦略統括センタ担当部長
兼 中央研究所 企画室 部長 
内田 史彦
研究情報発信の科学的アプローチ
 
[写真]攻めるR&D情報発信をめざして新たなチャレンジがはじまった R&D(研究開発)に関する情報発信のキーパーソンのひとり。

内田史彦は、1997年から中央研究所の情報発信を担当してきました。情報システムから半導体、先端デバイス、ライフサイエンスまで。後に基礎研究所もカバーしたから、量子力学やナノデバイス、脳科学にまで領域が広がりました。最先端の成果を平明に伝えることは高度な技術です。

内田自身、『X線反射ミラーの精密加工技術の開発』のドクター論文をもつ工学博士でもあります。専門のX線計測のために開発したのですが、成果は、レーザービームプリンターの非球面レンズ加工や、大型放射光施設「SPring-8」の反射ミラーの加工にも応用されています。研究が一段落したところで、中村道治所長(当時、現・執行役副社長)から研究成果の情報発信を担当するよう依頼されました。研究生活に未練はあったものの、一研究者として情報発信の重要性も痛感していました。攻めるR&D情報発信をめざして、内田の新たなチャレンジがはじまりました。
 
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特集 すべての人に使いやすいデザインを ―ユニバーサルデザイン―
 
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「人にやさしいデザイン」であるために
―ユニバーサルデザインへのアプローチ―
和光大学 表現学部芸術学科教授 竹原あき子
 
ユニバーサルデザインとは何か。
企業でさまざまなデザインワークを経験し、次の世代に向けてデザインの未来の役割を講義する竹原あき子和光大学教授にうかがいました。
 
[写真] 竹原あき子(たけはら あきこ)
和光大学表現学部芸術学科教授。工業デザイナー。1963年千葉大学工学部工業意匠学科卒業。(株)キヤノン入社。フランス政府給費留学生を経て、73年武蔵野美術大学講師。76年和光大学人文学部助教授。86年より教授。著書に「パリの職人」(光人社)、「日本デザイン史」(監修、美術出版社)、訳書にボードリヤール「シミュラークルとシミュレーション」など。
 
[写真]
 
それぞれの身体能力に合わせた快適性と情報を提供する鉄道車両の提案事例
  [写真]
 
棚の調節機能などに配慮した冷蔵庫
 
[写真]
 
高齢者や子供も乗り降りのしやすいエスカレーター
  [写真]
 
視聴覚障害者、車いす使用者も使いやすい将来型ATMのプロトタイプ
 
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対談 ユニバーサルデザインを広げるために
 
(株)ユーディット 代表取締役 関根千佳
日立製作所 デザイン本部長 川口光男
 
[写真] ユニバーサルデザインを、どのようにモノづくりにつなげていけばいいのでしょうか。

関根千佳氏は、情報機器やWebのユニバーサルデザインを中心に、メーカーや自治体に対して具体的な提案を行ってきました。一方、日立は、1980年代末からユニバーサルデザインに取り組み、家電製品から情報機器、鉄道車両、エレベーターなどにわたって、ユニバーサルデザインを製品に反映させています。デザイン本部の川口本部長と関根氏に、これからのユニバーサルデザインについて語り合ってもらいました。
 
[写真]
 
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日立のユニバーサルデザイン商品
 
日立は、暮らしと社会のさまざまなシーンで、より使いやすく便利な製品・システムをお届けするために、ユニバーサルデザインに積極的に取り組んでいます。そのなかから代表的な商品を紹介します。
 
[写真]ユニバーサルデザイン商品
 
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Alliance of Progress
クオリティー・オブ・ライフのために
日立グループの病院運営
 
[写真] 約40年前、日本には企業立病院が350施設ほどありましたが、いまは60施設以下にまで減っています。地域の病院が整備され、鉱山や工場の縮小・移転などで存立基盤が失われたことが背景にあります。そうした中、1938年開院の日立総合病院をはじめ日立の6病院は健在です。いずれの病院も、開院当初から社員や家族だけでなく、地域に開かれた病院として活動にしています。近年は、クオリティー・オブ・ライフのニーズに応えて予防医療に力を注ぐとともに、医療関連の最先端技術を導入して高度医療に積極的に取り組んでいます。
 
[イメージ]医療連携のしくみ
 
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えのきど いちろうの 最先端ウォッチング その29
古代出雲の伝統を受け継ぐ、鉛フリーはんだボールをつくる「玉作」たちに
逢った
日立金属株式会社 安来工場 新素材センター
 SB推進室リーダー 工学博士 
佐藤 光司
日立金属株式会社 生産システム研究所
 主任研究員 
伊藤 元通
日立金属株式会社 冶金研究所 研究員 藤吉 優
日立の研究者を訪ねる旅人 えのきど いちろう
「均一液滴噴霧(UDS)法」

[写真]
 
[写真]
出雲は、砂鉄から鉄を作る「たたら製鉄」のふるさとです。その直系ともいえる日立金属安来工場は、「YSSヤスキハガネ」のブランドで、ジェットエンジンのタービンからカミソリ刃まで、数多くの世界シェアトップ製品を生み出しています。

しかし、今回は、ハガネではなく「はんだボール」。環境にやさしい極小の「鉛フリーはんだボール」の画期的な製造法を確立した3人の研究者に逢うために、「古代神話のふるさと」にえのきどいちろう氏が飛びました。
[写真]
 
[写真]
 
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Hitachi Topics
 
少ない水で、ビートで洗う、ビートで乾く
新規ウィンドウを開く 第3世代洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」発売
世界初400GB・HDD搭載
新規ウィンドウを開く DVDレコーダー「Wooo」シリーズ5機種を発売
ユビキタス情報社会を体感できる広場
新規ウィンドウを開く 「ユビキタススクエア横浜」をオープン
 
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「ひたち」第66巻/第2号(夏号) 2004年6月1日発行 定価315円(本体300円)
 
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関連リンク

日立のユニバーサルデザイン




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