●ひたち【創刊1938年（昭和13年）／隔月刊／20ページ／オールカラー】
「ひたち」は、新生日立の情報・コミュニケーション誌として、社会との関わり、生活との結びつきといった視点を大切にして、日立グループの姿勢や活動をご紹介しています。

●2003年1月号　特集　「夢の壁掛けテレビ」がやってきた　ハイビジョンプラズマテレビの世界

超特急、宇宙ロケット、ロボット――。
私たちは、科学技術の未来を、「夢」という言葉に託してきました。「夢の壁掛けテレビ」も、そのひとつでした。

「壁掛けテレビ」は日立の「夢」でもありました。日立は、これまで培ってきたテレビ技術を発展させるとともに、基礎研究から情報技術まで広範囲な研究フィールドを結集し、新しい「情報の窓」にふさわしい映像環境づくりに貢献したいと考えています。

今回の特集では、ハイビジョンプラズマテレビについてご紹介しています。

プラズマディスプレイ（ＰＤＰ）が発明されたのは1960年代、そのカラー化が注目されたのは80年代のことです。ＰＤＰの原理と特色について、ＰＤＰ研究の権威である佐賀大学の内池教授にお聞きしました。内池教授は、現在主流のＡＣ型プラズマディスプレイの発明者であるイリノイ大学（米国）のビッツアー博士とスロットー博士のもとで研究を進め、カラーＰＤＰの実用化で大きな業績をあげています。

個人の遺伝情報に基づく「テーラーメイド医療」や、有用生物の研究などのフィールドでも神原さんの装置は幅広く活躍しています。

「ひたち」第65巻／第1号（1月号） 2003年1月1日発行　定価210円（本体200円）

発行所：日立評論社
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