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ひたち7月号表紙

●ひたち【創刊1938年(昭和13年)/隔月刊/20ページ/オールカラー】
「ひたち」は、新生日立の情報・コミュニケーション誌として、社会との関わり、生活との結びつきといった視点を大切にして、日立グループの姿勢や活動をご紹介しています。

●2001年7月号 特集 十億分の一の大変革
ナノテクノロジーの「ナノ」とは、10億分の1をあらわす接頭語。メートルの1000分の1が「ミリ・メートル」、その1000分の1が「マイクロ・メートル(ミクロン)」、さらに1000分の1が「ナノ・メートル」です。日立はナノテクノロジーの研究で多くの世界的な成果をあげています。

今回の特集では、あらゆる角度から“ナノ”という未踏の世界に挑戦しつづけている日立の取り組みをご紹介しています。

CONTENTS



  The Effect of the Nanotechnology Revolution on Society
   
  ナノテクノロジーがもたらす大転換  『モノづくり』の将来を担う基盤技術
大阪大学教授 川合知二
   
  オープン&グローバルのアプローチ  ナノの基礎技術をコア・コンピタンスに
日立製作所 研究開発本部 中村道治
   
  ナノテクノロジー最前線  「観る」技術から「支える」技術まで
     
えのきど いちろうの最先端ウォッチング その14 陽子線治療システム
     
HITACHI RANDOM ACCESS

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ナノテクノロジーがもたらす大転換

川合知二氏 「ナノテクノロジーは、社会や産業に大転換をもたらす『モノづくり』の基盤技術。これを手にしたものだけが21世紀のメガコンペティションを勝ち抜くことができる」と語るのは、ナノテク研究のフロンティアに立つ大阪大学の川合知二教授。内閣府の機関である「総合科学技術会議」でのナノテク戦略立案でも中心的な役割を果たしています。


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オープン&グローバルのアプローチ

経団連のナノテクノロジー専門部会長を務める日立製作所・中村研究開発部長は、ナノワールドを実現するために基礎研究の重要性を強調しています。また、国内外の公的研究機関やユーザー企業、ベンチャー企業と交流を深める「オープンでグローバルな研究開発環境づくり」も大きなテーマとして掲げています。

日立のナノテクノロジーの研究開発領域の図

日立のナノテクノロジーの研究開発領域

中村道治氏
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ナノテクノロジー最前線

ナノテクノロジーは、ひとつの技術のブレークスルーだけで実現できるものではなく、観察する技術や加工する技術、評価する技術、材料技術などのさまざまな技術が融合して初めて実現するものです。ここでは、日立のナノテクノロジーの研究開発を「観る」「創る」「動かす」「支える」の四つのキーワードで分け、それぞれの最前線を見てみました。

原子間力顕微鏡の探針
原子間力顕微鏡の探針を製作するために、金薄膜をマスクとしてシリコンの等方性エッチングを行う過程で撮影したものです。

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えのきど いちろうの最先端ウォッチング その14
我妻 雅子

がん撲滅は、21世紀の人類の悲願だ。将来、日本だけで毎年90万人ものがん患者が新たに生まれるという予測もある。がんの仕組みの解明とともに、がん治療の分野でもさまざまな野心的なチャレンジが行われている。そのひとつ、陽子線を患部に集中して照射する新しい放射線治療システムは、まだ世界に10台くらいしかないが、いつの日か、電力・電機開発研究所の平本和夫主管研究員がお風呂の中で考えついた「高周波駆動ビーム出射法」のお世話になることがあるかもしれない。

我妻 雅子

平本 和夫 主管研究員
日立製作所
電力・電気開発研究所

電力・電気開発研究所

えのきど いちろう
日立の研究者を訪ねる旅人


我妻 雅子
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HITACHI RANDOM ACCESS

●世界最高磁場を達成した“蜂の巣”構造

●光造形モデルの受注を開始

●「ヴォウトジャパン株式会社」設立

●Prius Medi@Deck発売

●インターネット・マーク、由布院温泉で始動

●電力・電機グループホームページ開設

「ひたち」第63巻/第4号(7月号) 平成13年7月1日発行 定価210円(本体200円)

発行所:日立評論社
東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地
郵便番号101-8010

お問い合わせ先:(株)日立製作所
コーポレート・コミュニケーション本部 宣伝部
電話:(03)3258-1111(大代)  FAX:(03)3258-5217
E-MAIL:kikanshi@hdq.hitachi.co.jp
購読申込先:(株)オーム社
東京都千代田区神田錦町三丁目1番
郵便番号101-8460
電話:(03)3233-0641(代)

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