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ひたち9月号表紙

●ひたち【創刊昭和13年(1938年)/隔月刊/20ページ/オールカラー】
「ひたち」は、新生日立の情報・コミュニケーション誌として、社会との関わり、生活との結びつきといった視点を大切にして、日立グループの姿勢や活動をご紹介しています。

●2000年9月号 特集 生命科学の世紀を迎えて
21世紀は、生命科学――ライフサイエンスの世紀です。飛躍的な進歩を遂げるDNA研究によって、「生命の神秘」が明らかにされようとしています。そしてその研究成果は、人類共通の財産として、製薬・医療・農業・食品・環境などあらゆる分野に活用されて私たちの生活をより豊かにしてくれるでしょう。

今回の特集は、DNA研究の現状や、ライフサイエンスが実現する夢、日立が展開する新しいサービス事業などについてご紹介しています。

CONTENTS
     



  Advancing towards the Century of Life Sciences
   
  ライフサイエンスの夢     ―埼玉医科大学教授 村松 正實
   
  「知」を結集して役立つ研究へ ―(財)かずさDNA研究所所長 大石 道夫
   
  健康で豊かな未来に貢献するために
      ―日立製作所 ライフサイエンス推進事業部 事業部長&CEO 田口裕也
   
  DNA研究のコラボレーション  ―(株)へリックス研究所
     
    えのきど いちろうの最先端ウォッチング その9 「摩擦攪拌接合法」
     
    HITACHI RANDOM ACCESS

Advancing towards the Century of Life Sciences
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ライフサイエンスの夢―「DNA研究」は、私たちは何をもたらすのか?

ライフサイエンス――生命科学は飛躍的な進歩を遂げています。生命とは何か、人間はどのようにして生まれてきたのか、ガンなどの病を克服することはできるのか。生命活動に関わる仕組みが次々と明らかになろうとしている今、私たちは、その事実にどう向き合っていくべきなのでしょうか。日本の分子生物学界の黎明期から活躍されてきた埼玉医科大学の村松正實教授にお話いただきます。


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「知」を結集して役立つ研究へ―(財)かずさDNA研究所 大石道夫所長に聞く
財団法人かずさDNA研究所
http://www.kazusa.or.jp

これほどまでにスピードアップしたライフサイエンス研究。今、その現場はどう変わりつつあるのでしょうか。わが国初のDNAの専門研究所である「(財)かずさDNA研究所」の大石道夫所長に伺いました。

突然変異を用いた染色体機能領域の研究

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健康で豊かな未来に貢献するために―日立製作所 ライフサイエンス事業部 事業部長&CEO 田口裕也

昨年10月、日立に「ライフサイエンス推進事業部」が誕生しました。研究所を中心に進めてきた「分子生物学」に加え、「計測技術」「情報技術」を融合した「バイオインフォマティクス」と呼ぶ新たなビジネスモデルを創出して、新しいサービス事業を展開しています。


ライフサイエンス推進事業部のホームページ


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DNA研究のコラボレーション―(株)へリックス研究所
 

生化学から情報処理まで、幅広い研究領域が求められるDNA研究。官・学・産の共同プロジェクトだけでなく、企業間のコラボレーション(協調)による研究開発も盛んになっています。 (株)へリックス研究所は、DNA研究の成果の産業化を目的に設立された研究開発会社。設立から4年、「完全長cDNA(相補型DNA)」の研究で世界的な成果をあげています。日立もこのプロジェクトに当初から参画し、「バイオインフォマティクス」領域で大きな役割を果たしています。

 
線虫による遺伝子解析(左:増保所長)     コンピューターによる
遺伝子解析
(永井部長研究員)

(株)へリックス研究所のホームページ


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えのきど いちろうの最先端ウォッチング その9 「摩擦攪拌接合法」

鉄道車両の主流は、鋼鉄からステンレスやアルミに移っています。新幹線の新型車両はすべてアルミ車両です。軽量だから省電力・高速性に優れ、リサイクルもききます。そんなアルミ素材の“弁慶のスネ”が、「溶接の難しさ」でした。

そこへ颯爽と登場したのが、「FSW(摩擦攪拌接合法)」です。日立の若い技術者たちが世界で初めて鉄道車両に実用化した新技術は、鉄道車両を変えるだけでなく、自動車や建材などにも波及していくことでしょう。

 

えのきど いちろう
1959年秋田生まれ。85年から「新譜ジャーナル」「ミュージックマガジン」「DIME」などの雑誌にコラムを掲載。ラジオの放送作家、NHK教育テレビ「土曜倶楽部」の司会なども手掛ける。現在、「NAVI」にコラムを連載中。

江角昌邦技師 稲佳彦技師
川崎健技師 青田欣也研究員

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HITACHI RANDOM ACCESS

●上下左右、斜めから見ても色鮮やかさは変わりません

●日立のときめき、お見せします。ネットのときめき、感じてください

●世界で初めて、DVDビデオカメラが登場しました

●金メダリストですが、“ヒヨッコ”です

●使用済み冷蔵庫のウレタン片を20分の1に圧縮し、フロンも回収

世界の先端・成長分野から、有望なベンチャー企業を発掘します

介護する方にとっても、随所に“やさしい工夫”が施されています

「ひたち」第62巻/第5号(9月号) 平成12年9月1日発行 定価210円(本体200円)

発行所:日立評論社
東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地
郵便番号101-8010

お問い合わせ先:(株)日立製作所
コーポレート・コミュニケーション本部 宣伝部
電話:(03)3258-1111(大代)  FAX:(03)3258-5217
E-MAIL:kikanshi@hdq.hitachi.co.jp
購読申込先:(株)オーム社
東京都千代田区神田錦町三丁目1番
郵便番号101-8460
電話:(03)3233-0641(代)

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