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Hitachi

プロジェクター

町並みの更なる雰囲気づくりに
日立のプロジェクター「CP-X10000J」が導入されました。

「住まい情報センター」外観

「住まい情報センター」外観。8-10階が大阪くらしの今昔館になっています。

新谷昭夫 様写真

大阪くらしの今昔館副館長の新谷様

住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」様は大阪市住まい公社が運営する「住まいの歴史と文化」をテーマにした、日本で初めての住まいに関する専門博物館です。2001年の開館以来、小学生からご年配の方まで多くの方々がご来館されています。

「大阪くらしの今昔館」様は大阪市北区の「 住まい情報センター 」内の8階から10階にあり、9階は江戸時代の大坂の町並みを実物大で復元し、タイムスリップした気分で町の中を自由に散策することができます。また、8階では明治・大正・昭和の大阪の住まいと暮らしを精巧な模型や映像で紹介しておられます。

9階の町並みでは、町家に使用する木材にはエイジング処理を施すことで朽ちた外観をつくり出し、釘を一切使用しない伝統的な工法を採用するなど、当時の趣が忠実に再現されています。見学にこられた方々は古い町家をそのまま移してきたのではないかと見間違うほどです。

その9階の町並みの、更なる雰囲気づくりに日立のプロジェクター「CP-X10000J」が導入されました。 導入した経緯と導入後のご感想を、副館長の新谷 昭夫 様に伺いました。

事例概要

この町並みのシンボルとなっているのが、高さ約12メートルの火の見やぐらです。このやぐらの上に「CP-X10000J」が設置されました。

春から夏にかけては、「CP-X10000J」により大阪の代表的な夏祭りである天神祭りの時期の昼〜夜の空の遷り変わりが、1回45分構成で1日に9回上映されます。プロジェクターのみならず、音響や照明を含めた総合的な自動演出システムにより、その様子を再現。昼にはゆったりと動く雲の映像と蝉の声が、夕暮れ時には夕立の稲妻と轟音が鳴り響き、そして満月の夜を迎えた夏の夜空には打ち上げる音とともに花火の様子が、古い町並みの空に映し出されます。

また、秋から冬にかけては、町並みの飾り付けは夏祭りから商家の賑わいへと変わり、満月の夜に雁が飛んでいく様子が上映されるなど、季節に合わせた演出がなされています。

全国の博物館や展示室でみても、このような映像演出を行っているところは非常にめずらしい例とのこと。

導入の背景

2001年の開館時に導入された機器が古くなっていたため、「大阪くらしの今昔館」様では、機器のリニューアルを検討されていました。

「プロジェクターを導入する前はスライドを使用し、空の風景を静止画で映し出していました。その当時も動画で映し出す案はあったのですが、ここでの使用に適する高輝度のプロジェクターはその当時大変高価で、予算的に導入を断念せざるを得ませんでした。今回のタイミングで改めてプロジェクターを探してみたところ、高輝度でも予算的な条件を満たすものがあると分かり、プロジェクターの導入を決めました。」

導入効果

満月の夜の様子

満月の夜の様子。やぐらから月と雲が投写されています。

やぐら内部写真

やぐら内部。「CP-X10000J」が設置されています。

「スライドではできなかった動画の投写ができるようになったので、リアリティがアップしました。鳥が飛ぶ様子や雲の動きなど、細かい表現が可能になりました。」と新谷様。

自然な動きのある雲の映像と精巧に作られた町並みが相まって、展示室内であることを忘れてしまいそうです。 「プロジェクター導入前を知るお客様からは、導入後の映像を見て、『迫力満点!臨場感がアップした』とのご感想をいただいております。」お客様からもご好評を得られているようです。

「雰囲気を保つ為にやぐらに設置されたプロジェクターが外から見えないよう、柵の部分に板を追加した他、投写範囲と投写している壁との境目が分かりにくくなるよう、映像の縁にはグラデーションをかけ壁の色になじませる、といった細かなところにも配慮しました。」 ケーブル類の配線はやぐらの足元を這わせ、やぐら直下の建物内のコントロールシステムにつながれておりますが、配線は全くといって良いほど目立ちません。外からはどこにプロジェクターが設置されているのか見えないため、お客様はどこから映像が映し出されているのか不思議に思われるそうです。

「投写する壁はビルの構造上傾斜しているため満月が丸く映らなかったり、下から見上げても町並みを望む展望室から見ても月や花火がベストな位置に見えるように投写する必要があったりと、設置後の位置調整にも苦労しました。やぐらの位置は動かせないので、プロジェクターの設置場所は限られていますから。」「CP-X10000J」の幅広い上下レンズシフト機能で厳しい位置調整もクリアしました。

これらの妥協の無い取り組みにより、完成度の高い映像表現が完成しました。「大阪くらしの今昔館」様のように、今後も日立はお客様のニーズに合った魅力的な商品を提供していけますよう、妥協の無い努力をして参ります。

町並みの写真

建物内部の写真

町並みから建物内部まで、当時の様子が忠実に再現されています。

住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」 様にご採用いただいた導入機器

プロジェクター写真

【本体】
プロジェクター CP-X10000J
【オプションレンズ】
標準レンズ SD-804

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協力会社:
日立コンシューマ・マーケティング(株) 関西支社 システム営業部