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Hitachi

プロジェクター

導入事例:舞台字幕/舞台映像 まくうち 様 (使用会場 「東京音楽大学」 様)

「舞台字幕/舞台映像 まくうち」様 所在地:〒270-1168 千葉県我孫子市根戸971-12

「舞台字幕表示に高輝度のプロジェクターを使用し、
より効果的な字幕表示を実現。」

 舞台字幕といえば、舞台脇に設置された電光掲示板での表示が広く知られていますが、プロジェクターを使用した効果的な字幕表示方法があるのをご存知でしょうか。
 字幕表示に日立のプロジェクター「CP-X10000J」を使用したオペラが公演されると聞き、「東京音楽大学」様へ伺いました。
  「東京音楽大学」様は2007年に創立100周年を迎える、日本の音楽界をリードしてきた国内有数の音楽大学です。今回の公演はここで学ぶ学生が主体となって企画し実現されたオペラで、演目はプッチーニ作曲の歌劇「ジャン二・スキッキ」です。
 舞台映像および字幕表示のオペレータとして現在活躍され、表示機材に「CP-X10000J」を選んでいただいた幕内 覚様と、今回の舞台演出を担当され、オペラ演出家として高い評価を受けている 東京音楽大学専任講師・伊藤 隆浩 様にそれぞれお話を伺いました。

「東京音楽大学」外観

「東京音楽大学」外観写真

近代的な外観の校舎には、音楽を学ぶための最高の環境が備わっている。

高輝度に加え、使い勝手を重視

幕内 覚 様写真

舞台映像・舞台字幕
幕内 覚 様

 幕内様はオペラや演劇の舞台で表示される字幕や映像を、いかに効果的に表示させるかを提案し、また自らそれを実現するという、創造力とオペレート技術の両方が求められるお仕事をされております。その表示にはプロジェクターを活用され、これまでも様々なプロジェクターの操作を経験されてきました。
 幕内様は字幕制作/操作会社で経験を積まれた後、この春に独立をされました。そしてこの独立を機に、高輝度プロジェクターの購入をご検討されておりました。
 「国内の主要な大型ホールで字幕表示として使用するには7000ルーメン以上の明るさが必要です。今まで日立にはこの明るさの機種がなかったので、今回初めて日立のプロジェクターを検討しました。」幕内様が購入検討をスタートされた時は「CP-X10000J」が発売されたばかり。「日立がこのクラスのプロジェクターを出しているとは正直知らなかったです。(笑)」
 「私たちの使い方は場所も様々、使い方も特殊。カタログでは説明されていない機能や使い勝手についても、購入前に十分確認する必要があります。日立の営業の方にご協力いただき、購入検討時には実際の製品を触って、納得いくまで確認をしました。コストと性能のバランスも、採用の決め手となりました。」
 プロジェクターを熟知されている幕内様が慎重に比較検討された結果、『CP-X10000J』と、ホールでの使用に適した長焦点レンズ『LL-805』の組み合わせが選ばれました。

信頼性も機種決定の要因

映写室に設置された「CP-X10000J」から
舞台壁面へ映像を投写

映写室に設置された「CP-X10000J」から
舞台壁面へ映像を投写

 大勢の観客の前で最高の舞台を提供しなくてはならない幕内様の仕事では、失敗は許されません。使用する機材には信頼性も強く求められます。
 「メンテナンス10000時間不要のエアフィルターは信頼性の面で魅力を感じました。実は以前、他のプロジェクターでフィルターが原因で本番中にシャットダウンをしてしまうという、あってはならない事態を経験しておりますから…」
 苦い経験を教訓に、長時間安定した映像投写できる信頼性の高い製品を選ぶようにされております。

レンズシフト・レンズシフトメモリ機能を生かした新しい演出も

PCを活用し映写室で映像を
	  コントロールされる幕内様

PCを活用し映写室で映像を
コントロールされる幕内様

 「幅広いレンズシフト量も魅力です。このレンズシフトとレンズメモリ機能を使えば、投写位置を場面に合わせて変化させるといった、新しい演出ができそうです。今後、是非試していきたいですね。他のオプションレンズも必要に応じて揃えていきたいと考えています。」
 業界最大のレンズシフト量と、複数のレンズ位置などを登録・呼出しができる「レンズメモリ機能」、そして幕内様の柔軟な発想で、また新しい字幕表示方法のアイデアが生まれそうです。

舞台字幕にプロジェクターを利用するメリット

伊藤 隆浩様 写真

東京音楽大学 専任講師
伊藤 隆浩 様

 なぜ字幕表示に電光掲示板ではなくプロジェクターを選ばれたのでしょうか。今回、幕内様へプロジェクターでの字幕表示を依頼された伊藤先生へお話を伺いました。
 「電光掲示板は表示位置が限られてしまいます。舞台の両脇または上、いずれにせよ舞台の外側へ視線を移さなくてはなりません。プロジェクターならば好きなところに字幕を投写することができます。今回のように舞台背面の壁に投写すれば、視線を舞台から外すことなく字幕を読むことができ、舞台に集中することができます。」このような理由から、伊藤先生が演出される舞台ではプロジェクターによる字幕表示を好んで使用されております。電光掲示板の文字を追うのに一生懸命になり、肝心の舞台が視界の外、といった事態もこれならば解消されます。
 「また、プロジェクターは文字だけではなく、映像を融合した表現を加えることもできます。」
 舞台本番、満席となった客席の中、公演が始まりました。ホール後部の映写室に設置されたプロジェクターから、舞台背面の白壁へ直接投写された字幕は、舞台照明に負けず、会場内の全客席からはっきりと読むことができました。舞台終盤には投写された大きな目が閉ざされ、主人公が犯した罪を「陪審員である民衆は無罪とした事」を表現。プロジェクターならではの印象的な演出がなされました。

映像表示写真

字幕表示写真

「ジャンニ・スキッキ」の舞台風景。字幕以外に、一連の出来事を見つめる大きな目が投写され、舞台に表現を加える。「CP-X10000J」で投写された字幕は、舞台照明に重なってもはっきりと読むことができた。

舞台字幕/舞台映像 まくうち 様ご採用いただいた導入機器

プロジェクター写真

【本体】
プロジェクター:CP-X10000J
【オプションレンズ】
長焦点レンズ: LL-805

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協力会社:
(株)日立情映テック 営業本部 国内営業グループ