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プロジェクター

学びを広げる」ICT機器の充実に、区立小・中・特別支援学校の全普通教室に採用

平成29年度、新宿区は「学びを広げる」をコンセプトとした教育用ネットワークの再構築に合わせて、小・中・特別支援学校の全普通教室のICT機器を更新。 こうしたなか、電子黒板プロジェクターとして採用されたのが 日立の『CP-TW3005J』です。

そこで、導入のねらいを新宿区教育委員会に聞くとともに、中学校での活用の様子をご紹介します。

「新宿区教育委員会」導入状況

窪田教諭による社会科授業。プロジェクターの投写位置は
授業に合わせて左右にスライドできる。

導入のねらいと経緯:比較検討会でICT機器を選定

誰もがいつでも簡単に使用できるICT環境を目指し、平成21年度から「新宿版教室のICT化」を進めてきた新宿区。今回、7年振りとなったICT機器の更新で小・中・特別支援学校に最新のタブレットパソコン、無線LAN環境、普通教室に電子黒板プロジェクター、実物投影機を整備しました。

このねらいについて教育委員会の小林 篤史氏は「授業の質的向上や児童・生徒の学習意欲をより一層引き出すことを目的に、より使いやすく、より教育効果の高い機器を選定しました」と語ってくださいました。

新宿区教育委員会 教育支援課 の小林 篤史氏(左)と 倉坪 耕作氏(右) 写真

新宿区教育委員会 教育支援課 の
小林 篤史氏(左) と 倉坪 耕作氏(右)


それぞれの機器の選定にあたっては、現場の教員も含めた比較検討会を実施。「たとえば各社の電子黒板プロジェクターの性能を比較するために、実際の教室で授業のシナリオに沿って実演してもらい、明るさやキャリブレーションの実行時間、書き込み機能の使いやすさなどを検証。その中で、最も評価が高かったのが『CP-TW3005J』でした」と振り返えられました。

『CP-TW3005J』は投写画面上に文字や図形などを書き込めるなど、直感的に操作できるシンプルなインターフェースが特長。また、超短投写型で画面の前に立っても影の影響を受けにくいほか、教材作成に便利な電子黒板用ソフト「StarBoard Software」や、入力切替やプロジェクターの操作ができるスイッチャー『SB-2J』も用意されています。

スライド設置した『CP-TW3005J』

スライド設置した『CP-TW3005J』

プロジェクターの電源オン/オフなどもできるスイッチャー『SB-2J』

プロジェクターの電源オン/オフなどもできる
スイッチャー『SB-2J』(左)

電子黒板機能付プロジェクター導入の効果・メリット:主体的な学習場面の創出に貢献

では、こうしたICT機器の充実を学校ではどう捉えているのでしょうか。教育課題研究校に指定された牛込第一中学校の窪田 将樹教諭は「今回の更新でいちばん大きかったのは、プロジェクターの輝度が3300ルーメンに上がったこと。以前のように毎回カーテンを閉めなくても鮮明に映るようになり、使い勝手が格段によくなりました」と話されます。

また、投写位置を左右にスライドできるレール型を採用したことにも言及。自身の社会科授業では中央に配置しておられますが、「国語では左側、数学は右側など教科の特性によって自由に使い分けられるのは魅力。しかも、自動でキャリブレーションをしてくれるため手間がかかりません」

窪田 将樹教諭(左)と小須田 秀実校長(右)

窪田 将樹教諭(左)と小須田 秀実校長(右)

電子黒板機能のよさについては、そのつどPCに戻って操作する必要がなくなり、生徒への説明がしやすくなったことを挙げるとともに、「授業で生徒の主体的な活動場面を創出するには、教員が各授業のポイントとなる説明を短時間で確実に伝える必要がある。そうした点からも、視覚に訴えるプロジェクターで集中的に情報を伝達できるのは大きなメリットになると思います」と指摘。同様に、現在はワークシートで取り組んでいる生徒個々の活動をタブレットパソコンに移行することで効率化し、さらなる深い学びにつなげていきたいと抱負を語られました。

今後の展望:多様な学びのスタイルに応える環境を

このように新しいICT機器の導入は、平成32年度の次期学習指導要領を見据えた授業変革への期待が込められています。「今まではICT機器が活用できる場所が限られていましたが、今回の更新によって校内のすべての場所でICT機器が使えるようになる。これは新宿区が掲げる『学びを広げる』のコンセプトに沿うものであり、多様な学びのスタイルに応えるものです」と教育委員会の倉坪 耕作氏。

したがって、まずは各学校において新しい機器を使ってもらうことを主眼に、教育課題研究校による研究発表や実践事例の分析、評価を通して利活用を促進していく意向とのことです。なお、平成30年度には全特別教室と少人数教室へのICT整備を予定しておられます。

(学習情報研究 2018年1月号に掲載)

新宿区教育委員会 様にご採用いただいた導入機器

プロジェクター:CP-TW3005J

【本体】
プロジェクター:CP-TW3005J

インターフェース スイッチャー:SB-2J

【スイッチャー】
インターフェース スイッチャー:SB-2J

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