Xサーバエミュレータは、次の3種類のディスプレイモードをサポートしています。
X端末と同様に、ディスプレイ全体をXウィンドウ画面として表示します。 WSとPCが同じ解像度のディスプレイを使用している場合、ウィンドウが切れることなく 同じ画面を表示できます。
用途:画面全体をX端末として使用したいとき
Xサーバエミュレータウィンドウ内をXウィンドウ画面として表示します。 実際のディスプレイよりも広い領域を設定することで、最大2,048×2,048ドットまで 画面をオートスクロールにより操作できます。
用途:物理画面よりも大きなウィンドウを操作したいとき
XクライアントのウィンドウをWindowsのウィンドウに個々にマッピングして表示するモードです。
用途:Windowsのアプリケーションと同時に実行したいとき
※ご注意
マルチウィンドウモードには以下の注意点があります。運用にあたっては動作確認を行いご使用ください。
大きなウィンドウを小さなディスプレイで非圧縮で表示した場合
大きなウィンドウを小さなディスプレイで圧縮して表示した場合
縮小して表示することにより、カラーノートパソコンでも使用でき、 省スペース化がはかれます。例えば、1,280×1,024ドットのX Windowの画面を 640×480/1,024×768などのサイズのディスプレイに圧縮して表示できます。
用途:大きなウィンドウを小さなディスプレイで表示したいとき