XMAP3製品のエンハンス機能についてご紹介します。
従来は、同一サーバ筐体で動作する複数のXMAP3サーバ(業務システム)に対して帳票業務のプリントサーバを構築するためには、業務システム毎に別筐体のプリントサーバを準備する必要がありました。05-21では、プリントサーバの複数同時接続機能を使用することで、同一サーバ筐体で動作する複数のXMAP3サーバに対して、ひとつのプリントサーバ機(1筐体)にプリンタサーバを集約できます。またサーバ環境を集約することでオンプレミス環境のハードコスト削減が可能となります。
これまではXMAP3クライアントを停止するためには、デスクトップ上でマウスやキーボードなどでの手動操作を行う必要がありました。05-21ではXMAP3クライアントを停止するためのコマンドを提供しますので、バッチファイルによる停止やタスクスケジューラで自動的にXMAP3クライアントを停止できるようになりました。
従来はプリンタ情報の取得に失敗し印刷サービスを起動できなかった場合、イベントログに簡素な内容のみ出力していたため詳細な情報までは取得できませんでした。05-21では従来のイベントログに加えて、トレース情報に詳細情報を出力する機能を提供します。本機能により、プリンタ情報の取得に失敗し印刷サービスを起動できなかった場合の詳細情報を取得できるため、問題が発生した場合の早期解決に寄与します。