CUI画面機能およびプリンタ帳票機能とも、細かいサポートバージョンの差や文字コード、データコミュニケーション機能の差を除いて同じです。
Comsinexusアプリケーションサーバ連携のWebシステムではKEISコードのインタフェースをサポートしておりますので、日立メインフレームのKEISコードデータを直接指定したWebシステムを構築できます。
またXMAP3画面・帳票に対応するユーザデータをWebサーバ上のプログラムで指定する場合には、文字コードはSJISで設定できますので、uCosminexus OpenTP1連携のWebシステムでも対応可能です。
コード変換SDKおよびコード変換ランタイム(別ソフトウェア製品)を利用することにより、コードのカスタマイズができます。
XMAP3 Developer 開発支援ユティリティ Version 5 のインポート機能を使えば、日立メインフレームのパネル定義文・書式記述文を入力してXMAP3で利用できるようになります。ただしOSの機能差など、変換できない機能もあります。
XMAP3 Developer 開発支援ユティリティ Version 5 のコンバート機能を使えばデバイスをCUIからGUIに変更できますので、編集して画面の見栄えをよくすることができます。
なおソフトウェアサポートサービスを契約していただくと、専用サイトから、画面GUI化のノウハウをまとめた資料や、CUI業務をGUI化したサンプルなどを参照できます。
SEWB3のシートを直接入力することはできません。WS上でパネル定義文・書式記述文を生成した後XMAP3 Developer 開発支援ユティリティ Version 5 のインポート機能を使ってPCに取り込んでください。
日立メインフレームとWindows両方に共通した機能をサポートしています。日立メインフレームXMAP固有の機能につきましては利用できませんのでユーザアプリケーションで代替などする必要があります。
メインフレームとTCP/IPプロトコルで通信できる環境が必要です。VOS3やVOS1のオンライン環境の場合には、メインフレーム側にXDM/DCCM3、PC側にuCosminexus TP1/Clientを配置してAP間通信できることが前提です。
C/Sシステムは、クライアント毎にXMAP3クライアント製品のセットアップが必要ですが、COBOLプログラムの改造量を少なくできるメリットがあります。一方Webシステムは、クライアント毎のセットアップは不要ですが、ブラウザとのインタフェース部分を追加する必要があるため、プログラムの改造量は増えます。
またWebシステムでは不特定多数のクライアントからの利用が可能になるため、端末を自動的に特定した処理や特定の端末への帳票出力などはできず、セキュリティの考慮も必要になります。
利用クライアントが限定され、運用形態をあまり変更せずに少ない費用と時間でオープン化したい場合にはC/Sシステムを、費用と時間を多少かけてもクライアントの設置に自由度を持たせ、システムの拡張を柔軟に実現したい場合にはWebシステムを、それぞれお奨めします。