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ソフトウェア

分散オブジェクト環境をベースに柔軟なビジネスシステムをサポートするTPBroker

ビジネス環境の急速な変化に企業システムを対応させていくため、新システムの迅速な構築、アプリケーション開発の高生産性、高信頼性、高性能が求められることはもちろんのこと、業界標準採用によるアプリケーション再利用性の向上、既存システムとの連携、マルチプラットフォームへの対応など柔軟なシステム構成も必須となってきています。

システム構成

このようなビジネス環境の変化に対応できるのが、業界標準規格CORBA(Common Object Request Broker Architecture)に従った分散オブジェクト環境を提供するTPBrokerです。分散オブジェクト技術により、システムの高い柔軟性、アプリケーション開発の高生産性、および、アプリケーションの再利用性の向上ができます。また、マルチプラットフォームへの対応、マルチ言語のサポート、日立ミドルウェアとの連携により、柔軟なシステム構築をサポートします。

分散オブジェクト基盤

CORBA対応のORB(Object Request Broker)
ORBとして、世界で幅広く実績のある米国Borland社のVisiBrokerを採用し、かつ、日立による充実したサポート(ソースコードレベルのお問い合わせ対応、問題解決)と組み合わせることにより、高性能、高信頼なシステムの構築を実現できます。
分散トランザクションOTS(Object Transaction Service)対応
分散オブジェクト環境上での共通サービスとしてCORBAで規定されているOTS機能に対応。複数のデータベース更新の整合性を保証する、2フェーズコミットを実現できます。
運用支援機能
企業システムに欠かせないノンストップ運用。万が一、障害が発生した場合でも迅速な回復が要求されます。運用支援機能ではアプリケーションの開始/終了/監視/再起動が可能で、運用の自動化、高可用なシステム構築を支援します。
マルチプラットフォーム対応
Windows®、 HP-UX、 Solaris、 AIXに対応。
マルチプログラミング言語対応
C++、Javaに対応し、自由度の高い開発環境を支援。

大規模なミッションクリティカルシステムへの分散オブジェクト環境を適用可能とするTPBroker OTM

分散オブジェクトシステムの広がり、企業内標準プロトコルとしてのCORBA採用など、分散オブジェクト環境が企業システムとして広く採用されるに至っています。分散オブジェクト環境を企業内の基幹システムとして適用する場合、システムの安定性、スループットの向上がより重要なポイントになります。このような大規模なミッションクリティカルシステムに対応する拡張機能が、TPBroker Object Transaction Monitor(OTM)です。TPBroker OTMは、キューによる流量制御、負荷分散機能により、スケーラブルで、安定した性能が求められるシステムの構築を可能とします。

TPBroker OTM