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 株式会社日立製作所(代表取締役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)は、多様化する顧客ニーズに対応するべく、Amazon Web Services, Inc.の提供するクラウド(クラウドコンピューティング)サービスであるアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)上で日立ミドルウェアの従量課金提供、およびAWS環境導入におけるコンサルティング・検証支援・構築支援を行う新サービスを、5月8日より提供開始します。

 ITにおけるクラウド活用は、旧来の業務システムをクラウド上で再構築するだけでなく、オンプレミス(自社内設置・運用)の基幹業務システムとの連携により複数のクラウドを連携させるなど、企業システムにおける活用範囲の拡大とあわせ複雑化が増しています。

 このような状況において真の顧客のニーズを実現するために、各種要件を満たす最適な環境を適切に選択し、組み合わせて提供できる力がITベンダーに求められています。

 日立はこれまで、日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」を軸とするパブリッククラウドと、オンプレミス環境とのハイブリッド型システムに加え、AWSに代表されるメガクラウド環境との連携も含めた、包括的なクラウドシステム提案にワンストップで対応することで、お客様のシステムニーズに合わせた、適材適所のハイブリット環境におけるクラウド構築をサポートしてきました。

 特にAWSに関しては、連携強化の一環としてAWSと「Harmonious Cloud」間を高信頼の専用線で直結する「AWS Direct Connect」サービスの運用を「クラウド間接続サービス for AWS」として、2014年4月から開始し、「Harmonious Cloud」環境とAWS環境とをシームレスに連携させ利用することを可能としています。

 また日立グループにおいては、これまでに400名を超えるAWS認定技術者を育成しており、顧客価値を高め、ビジネスを加速する提案を行うIT プロフェッショナルの育成に努めるほか、2014年2月には、これまでのAWS Partner Network コンサルティングパートナーに加えて、テクノロジーパートナーへの加入を行ない、AWSとの連携強化を進めています。

 今回の新サービス提供により、お客様のシステムニーズに合わせたクラウド環境構築を強化、より強力にサポートします。

日立ミドルウェア・サービスのAWS向け新サービス提供について

 日立ミドルウェアは、かねてより稼働プラットフォームとしてAWSや「Harmonious Cloud」を始めとするクラウドサービスへの対応を進めており、すでに「Harmonious Cloud」に対応した従量課金サービスの提供を始めていますが、今回新たに、AWSを対象とした日立ミドルウェアの従量課金サービス、およびテクニカルサービスの提供を開始します。

 これまで、AWS上で日立ミドルウェア製品を使用する場合には利用開始前にユーザーが必要な数のライセンスを購入する必要がありました。今回、必要になったとき必要な間だけミドルウェアを利用できるサービス「オンデマンド・ミドルウェアサービスfor Amazon Web Services」をAWS上で提供いたします。

 これによりたとえば、オンプレミスでシステムを構築されているお客様が、システムの負荷状況に応じて「Harmonious Cloud」やAWS環境へ一時的にシステムを拡張したい場合など、必要な期間や量に応じてミドルウェアのライセンス料を従量課金でご負担頂くだけで、最適なコストでハイブリッド環境を実現する事ができます。

 また、これまでのAWS上でのミドルウェアの稼働実績、構築経験を元に、AWSのアーキテクチャ及び日立ミドルウェアに熟知した日立のエンジニアによるAWS環境のコンサルティング・検証支援・構築を支援するサービス「ミドルウェア・テクニカルサービス for Amazon Web Services」をあわせて提供いたします。

オンデマンド・ミドルウェアサービス for Amazon Web Servicesの特長

  • 日立ミドルウェア製品とサポートサービスを、AWS上で時間単位に従量課金にて提供するサービスです。ミドルウェアがインストールされたインスタンスの稼働時間に応じた課金なので、システムの初期導入コスト削減に寄与します。特に期間限定での利用などにおいて、投資負担が軽くなるため、導入が容易になります。
  • ライセンス数を意識せず、AWSのリソース増減に合わせて、ミドルウェアの利用ライセンス数を自由に増減することができます。たとえば、キャンペーンなどによりアクセスが急激に増加した場合も、迅速にリソースを拡張することで処理性能を増強することができ、安定稼働を確保してビジネスチャンスを活かすことができます。

ミドルウェア・テクニカルサービス for Amazon Web Servicesの特長

  • AWSとミドルウェアを活用したシステム企画、計画、設計、構築などのシステム開発工程の各フェーズの技術支援を、日立の専門技術者がサポートします。システム導入から構築/運用までの期間短縮、安定稼働を実現し、AWSと日立ミドルウェアをより効果的に活用できます。
    −AWSにおけるシステム導入・構築のノウハウ提供
    −システムの構築、検証作業などで発生した問題解決支援
  • メールのやり取りを中心にお客様の質問に対処するリモートコンサルテーションに加え、希望に応じてお客様先に専門技術者が直接出向き、サポートを実施するオンサイトコンサルテーションを提供します。

 今後も日立は、多様化するお客様や市場のニーズに対応して、サービスメニューを拡充するなど、さらなるサービス強化に取り組んでいきます。

価格および提供開始時期

価格および提供開始時期
サービス名 概要 価格(税抜) 提供時期
オンデマンド・ミドルウェアサービス
for Amazon Web Services
AWS上で日立ミドルウェアを従量課金で提供

主な対象製品
  • JP1/Automatic Job Management System 3
  • uCosminexus Application Server
  • HiRDB Server ほか
基本契約:\2,000/月
従量課金:\1/時間〜
5月8日
ミドルウェア・テクニカルサービス
for Amazon Web Services
AWS上で日立ミドルウェアを利用するシステム構築・運用向けに以下のサービスメニューを提供

  • コンサルティングサービス
  • 検証支援サービス
  • インフラ構築支援サービス
  • オンサイト立会いサービス
  • 問い合わせサービス
個別見積

他社所有商標に関する表示

  • アマゾン ウェブ サービス、Amazon Web Services、AWSおよびAmazon Web Services ロゴはAmazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
  • その他、記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

HMCC(日立オープンミドルウェア問い合わせセンター)
電話番号:0120-55-0504(フリーダイヤル)

携帯電話、PHS、一部のIP電話などフリーダイヤルがご利用いただけない場合は、
ダイヤルイン:044-850-9293(通話料金はお客さまのご負担となります)

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