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Hitachi

日立サポート360

お客さまに長期間安心してお使い頂ける基幹システム向けOSとしてLinuxを強化! Linux環境に不足する信頼性を補い、高信頼なシステムの実現をご支援するサービスです。

Linux環境強化サポートオプション コンセプト

基幹システムでは、「可用性」(システムを止めない)と「保守性」(迅速な障害対応)が求められます。

  • 可用性 〜 システムを止めない 〜
    ハードウェアを二重化し、片系に障害が発生しても、正常なハードウェアで業務を継続する。
  • 保守性 〜 迅速な障害対応 〜
    障害発生時、迅速かつ確実に原因究明し、問題を解決する。

そこで、日立は、メインフレームやUNIXサーバで長年培ったノウハウをLinuxの高信頼化に投入。
Linuxのコア部分をRed Hat社と共同開発するとともに、カーネル外付けでRAS機能を強化する日立独自の「Linux高信頼化付加機能」を開発。Linuxのオープン性を損ねず高信頼化を実現します。

トラブルシュート強化。I/O信頼性強化。

系切り替えの高速化 ネットワークI/Oの高信頼化 ディスクI/Oの高信頼化 カーネルトレース機能の強化 ログ機能の強化 メモリダンプ機能の強化 高信頼化システム監視機能 HAモニタ
メモリダンプ機能の強化
  • 高速かつ確実にメモリダンプを採取できるツール(Linux Tough Dump)を提供、迅速な障害解析を支援
  • 独立したカーネルで動作、ハングアップやスローダウン時にもダンプ取得が可能
ログ機能の強化
  • 高負荷やシステムリソース不足時でも安定動作するログ基盤(HA Logger Kit for Linux)を提供、迅速な障害部位の切り分けを支援
  • 日立製デバイスドライバや日立ミドルウェア製品の障害メッセージを専用ログ(RASLOG)に記録
カーネルトレース機能の強化
  • アプリケーションやOS内部の詳細動作を正確に記録するツール(Enterprise Event Recorder for Linux)を提供、障害の発生条件の提示や回避策の提案に効果を発揮
ネットワークI/Oの高信頼化
  • アダプタ障害だけでなく経路障害も検知&切り替えが可能なネットワーク二重化ドライバ(HA Network Driver for Linux)を提供
  • 接触不良によるネットワーク不安定化を解消
ディスクI/Oの高信頼化
  • ディスクI/Oを高信頼化するマルチパス制御ドライバ(Hitachi Fibre Channel - Path Control Manager Premium Edition for Linux)、高信頼ディスクドライバ(Hitachi Disk Array Driver for Linux)を提供
  • 日立製ハードウェアとドライバが連携し、迅速な障害検知と障害の種類に応じた最適な回復処理&パス切り替えを実現
系切り替えの高速化
  • HAモニタを用いたクラスタ構成で、ミッションクリティカルシステムを支える高速ホットスタンバイ(十数秒オーダー)を実現する、OS障害通知および共有ディスク高速系切り替え機能(Hitachi HA Booster Pack for Linux)を提供
Hitachi Fibre Channel - Path Control Managerは、“HFC-PCM”と略されることがあります。

Linux環境強化サポートオプション ラインナップ

Linuxの環境強化を支援するオプションサービスです。日立独自機能の提供によりLinux環境を強化、基幹システムに適合可能な信頼性確保にお役立ていただけます。
詳しくは Linux高信頼化セットLinux環境強化サポートオプションのサービス内容をご覧ください。

高信頼化基本セット

ダンプやログを確実に取得するトラブルシュート機能を提供し、障害発生時の原因究明、対策を可能にします。
詳細は各ツールの項目をご参照ください。

  • 高信頼システム保護機能
    ディスク書き込みの失敗を検知しシステムを停止させるI/O障害検知機能を提供します。

高信頼化拡張セット(ネットワーク・情報採取強化)

高信頼化基本セットに加えて、システムの詳細動作を記録するカーネルトレース、幅広いネットワーク監視と切り替えを実現します。障害時の業務継続を高め、より迅速かつ確実な原因究明、対策を可能にします。
詳細は各ツールの項目をご参照ください。

ファイバチャネル・日立ディスクアレイ環境強化サポートセット

ディスクI/Oの障害検知やリカバリ処理を強化し、高信頼なストレージ環境でデータを安全に保護します。
詳細は各ツールの項目をご参照ください。

ネットワーク環境強化サポートオプション

日立開発の高信頼ネットワーク二重化機能「HA Network Driver for Linux」を提供し、ネットワークの可用性・信頼性を高め、障害検知精度の向上と経路切り替え時間の短縮を図ります。HA Network Driver for Linuxには、以下の特長があります。

高信頼なネットワーク二重化 *1

bondingドライバでは検知することのできない障害の検知やログ/トラブルシュート機能の強化等により、基幹業務にも安心して導入頂けます。また、動作を規定する各種パラメタにより、障害監視間隔やリトライ回数等を指定でき、システム要件にあわせた細かなチューニングが可能です。

カーネルへの修正が不要でbondingドライバとの共存が可能

カーネルへの修正が不要で簡単に組み込めます。また、Linux標準のbondingドライバと干渉しないため、現在bondingドライバを使用しているシステムにも新たにHA Network Driver for Linuxを組み込むことが可能です。

*1
HA Network Driver for LinuxではActive-Backupモードのみをサポートします。

ログ環境強化サポートオプション

日立開発の高信頼ログ基盤「HA Logger Kit for Linux」を提供し、障害原因特定の初動を早め、迅速解決につなげます。HA Logger Kit for Linuxには、以下の特長があります。

高信頼なログ採取

障害や高負荷状態を起因としてSYSLOGファイルへの多量メッセージ出力やシステムリソース不足が発生した場合でも、HA Logger Kit for Linuxが提供する拡張syslog関数を利用することで、確実なメッセージ採取とパフォーマンスの安定化が図れます。この拡張syslog関数は、お客さま作成のユーザプログラムからも利用可能です。

確実なRASLOG採取

デバイスドライバの障害情報を格納する専用のRASLOGファイルを利用できます。日立製デバイスドライバで万一ハードウェア障害が発生した場合でも、迅速な問題解決ができるだけの詳細な障害情報をRASLOGファイルに確実に記録します。また、障害情報のサマリをSYSLOGファイルへ出力させることも可能です。

豊富な障害情報編集コマンド

RASLOGファイルに記録された障害情報を検索できる障害情報編集コマンドにより、障害の発生時間帯、エラーIDのプリフィックスや障害情報シーケンス番号等を指定し、条件に合致した障害情報だけを抽出できます。

ダンプ取得機能強化サポートオプション

日立開発の高信頼メモリダンプ取得ツール「Linux Tough Dump」を提供し、確実なダンプ採取により問題解析の迅速化を図ります。Linux Tough Dumpには、以下の特長があります。

高信頼なダンプ採取

障害が発生したOSのカーネル(OS基本機能部分)とは別にダンプ採取用のカーネル起動によるダンプ採取方式を採用しているため、OSの障害状態に左右されにくいダンプ採取を行います。また、正副2台のダンプ採取用ディスクを設定可能なため、ディスク障害にも強く、信頼性の高い資料採取を実現します。

カーネルへの修正が不要

ネットワークやディスクなどのデバイスドライバと同様に、カーネルモジュール形態で提供しているため、Linux Tough Dumpモジュールをカーネルにロードするだけで導入できます。カーネルへの修正が不要なため、既に業務を運用中の環境にも安心して導入頂けます。

いつでもダンプ採取が可能

ハードウェアのDUMPボタンを押すことで、いつでもダンプ採取が行えます。OSに対するコマンド入力を必要としないため、ハングアップやスローダウン時にもダンプ採取が可能です。

ダンプ取得機能強化サポートオプション Enterprise Edition

高信頼メモリダンプ取得ツール「Linux Tough Dump」に加え、日立開発のカーネルトレース・イベントログ機能「Enterprise Event Recorder for Linux」を提供します。Linux Tough DumpとEnterprise Event Recorder for Linuxを利用することにより、より迅速かつ確実な問題解決が可能となります。 Enterprise Event Recorder for Linuxには、以下の特長があります。

カーネルログ機能

Linuxカーネルの詳細な動作履歴をバックグラウンドで記録することにより、カーネルから見たアプリケーションの動作やカーネル内部の詳細動作を正確に把握できます。これにより、システム障害時における迅速かつ確実な原因究明が可能となります。

イベントログ機能

Linuxカーネル内でシステム動作に影響の大きいイベント(core dump出力、システム停止、重要daemon停止など)を記録することにより、システムの稼働状況を全体的に把握できます。また、検知したイベントはSYSLOGファイルより監視することも可能です。

HAクラスタ環境強化サポートオプション

高速系切り替え機能「Hitachi HA Booster Pack for Linux」を提供し、ミッションクリティカルシステムを支える高速系切り替えを実現します。Hitachi HA Booster Pack for Linuxには、以下の特長があります。

共有ディスクの高速切り替え

一般に、実行系から待機系への共有ディスクの引継ぎは、共有ディスクの数や容量に依存して長時間化します。本製品は、Hitachi Disk Array Driver for Linuxと連携し、複数の共有ディスクへアクセスの許可・禁止を短時間で設定することで、共有ディスクの切り替えを高速化します。

OS障害の即時通知

一般に、待機系による実行系のOSパニックの検知は、Heart Beat(Keep Alive)の途絶により行われます。本製品は、Linux Tough Dumpによるダンプ採取の開始と連携し、実行系のOSのパニック発生を待機系に伝えることで、系切り替え開始までの時間を短縮します。

日立ディスクアレイサブシステム環境強化サポートオプション

日立ディスクアレイシステム専用高信頼ディスクドライバ「Hitachi Disk Array Driver for Linux」を提供し、お客さまのシステムの安定稼働を支えます。Hitachi Disk Array Driver for Linuxには、以下の特長があります。

マルチパス制御機能対応

Hitachi Fibre Channel - Path Control Manager Premium Edition for Linux が備えるマルチパス制御機能と同時に利用できます。

詳細なI/Oエラーリトライ機能

日立ディスクアレイシステムから報告されるエラーに応じて適切なリトライ処理を行います。また、タイムアウト障害が発生した場合のリトライ回数や、リトライ時のタイムアウト時間を詳細に設定することができ、障害が発生した場合の最大処理時間を詳細に設計可能です。

データ破壊防止機能

Linux標準のディスクドライバは、rawアクセスを行っていないLU(Logical Unit)にwriteコマンドを発行した場合、メモリ上のキャッシュにデータを書いた時点で書込み元に成功を返します。このため、キャッシュからLUへの書込みがI/Oエラーで失敗するとデータ破壊状態になります。本製品では、writeコマンドのエラーがリトライでも回復できなかった場合に、LUを閉塞するか、OSをパニックさせる機能を提供し、データ破壊の拡大を防ぎます。

ディスクマッピング機能

LUに対しWorld Wideに一意なデバイス名を固定で割り当てます。このため、一部のLUの認識に失敗した場合に、LUとデバイス名の対応が変わることはありません。また、LUのデバイス名を任意の名称に変更できます。使用目的に沿ったデバイス名で構成することで、運用負荷を低減できます。

デバイス構成チェック機能

あらかじめ保存しておいたデバイスの構成と、システム起動時に認識されたLU構成の差異チェックを行います。意図しない構成変更や、障害により検出できなかったLUの存在を速やかに検出可能です。

高信頼ログ基盤連携機能

HA Logger Kit for LinuxのRASLOG機能と連携し、ドライバで検出した各種エラーの情報を記録します。RASLOGには、エラーの詳細な情報を判りやすい形式で記録しているため、障害の原因特定が容易です。また、保守が必要な障害のRASLOGはASSISTセンターに自動通報され、保守活動が開始されます(ASSIST通報は別途契約が必要です)。

動作トレース機能

ドライバ内部の挙動を詳細に記録するトレースを常時採取しています。このトレースにより、障害時の原因解析が容易になり、問題の解決に要する時間を短縮します。

ファイバチャネル環境強化サポートオプション

高信頼マルチパス制御ドライバ「Hitachi Fibre Channel - Path Control Manager Premium Edition for Linux」を提供し、高信頼なストレージ接続環境を実現します。 Hitachi Fibre Channel - Path Control Manager Premium Edition for Linuxには以下の特長があります。

マルチパス制御機能

ホストバスアダプタのドライバ層でマルチパス制御を実現していることから、きめ細かなエラーハンドリングを実現しFail-Over、Fail-Backといった基本動作に加え、同時に複数のパスにI/Oを発行するラウンドロビン機能を提供します。

構成自動認識機能/パス構成チェック機能

多重パス構成を自動認識し記憶する機能と、記憶した構成とサーバ再立上げ時に認識した構成とを比較し構成変更を検知した場合、エラーログ情報に記録しユーザへ通知します。これにより、ユーザは意図しない構成変更に素早く気付くことが可能となります。

障害閾値管理機能/ホストバスアダプタ閉塞機能

障害種別ごとに一定時間内に発生した障害回数を管理し、閾値を超えて障害が発生した場合には、当該パスを閉塞させることが可能です。これによりI/O障害を起因としたシステムのスローダウン等を未然に防ぐことが可能になります。

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