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日本語の中には、もともと英語から来た言葉がたくさんあります。みなさんご存知のように、カタカナ言葉の多くは、英語を始めとする外国語から来た言葉です。

今回ご紹介する英語も、みなさんが普段よく耳にする言葉であり、ビジネスの場で非常によく使われます。

addressという英語は、私たち日本人にとって非常に馴染みのある言葉です。ほとんどの日本人は中学校や高校でaddressの意味を教わっていますし、「メールアドレス」という言葉は日本語の一部といっても過言ではありません。

ご存知のように、addressには「宛先」「宛名」「住所」「番地」などの意味があります。addressは「宛てる」という意味の動詞として使うこともできます。
例えば "The email was addressed to Mr. Ito and sent to his email address." という英語は、「そのメールは伊藤さんのアドレス宛てに送られました」という意味です。

英語で仕事をする場合、addressという言葉はメールや会議でとてもよく使われます。
例えばこんな感じで使われるのですが、これはいったいどういう意味でしょう?

Could you address this problem?

ここでは、addressは住所や宛先とはまったく関係なさそうですね。じゃあ一体どういう意味かというと、実はこのような意味になります。

この問題に対処していただけますか?
この問題に取り組んでいただけますか?

addressという英語には「対処する」「取り組む」という意味があります。
特にビジネスの場では、このように「問題の解決や課題の克服などに向けて努力する」というニュアンスで使われることが非常に多いのです。

具体例をご紹介しましょう。

Please address this issue.

(この問題に対処してください。)※ issueはproblemと同じ意味です。

We need to address their concerns about quality.

(私たちは品質に関する彼らの懸念に対処する必要があります。)

It is important to address customer complaints quickly.

(お客様からのクレームには素早く対処することが大切です。)

This device is designed to address the needs of mobile users.

(このデバイスはモバイルユーザのニーズに応えて設計されています。)

いかがでしょうか? みなさんの職場でもaddressという言葉を使える場面はたくさんあるのではないでしょうか?
とっても簡単な単語ですが、とっても使い勝手のよい単語なので、ぜひ覚えておきましょう。

■今回のおまけ

ここでクイズです。

実は、address the problem(問題に対処する)と同じ意味のフレーズが英語にはもう一つあります。さて何でしょう?

ヒントは、スポーツの用語です。もっとはっきり言うと、ラグビーの用語です。いくつか思い浮かぶ言葉がありますよね。

「まだ分からない!」という方のために、三択問題にしてみます。

(1) kick off the problem
(2) scrum the problem
(3) tackle the problem

さて、正解は何番でしょう?
みなさん、お分かりになりましたか?

答えはコレです。

(3) tackle the problem

正解は(3)の「タックル」でした。

文字どおりの意味は「問題にタックルする」ですが、これで「問題に取り組む」という意味になります。(2)の「問題にスクラムする」は、残念ながら不正解です。

ちなみに(1)の「キックオフ」は、ここでは不正解ですが、ビジネスの場では例えば「kickoff meeting」などという具合に使うことがあります。kickoff meetingは、プロジェクトを立ち上げるときに最初に行うミーティングのことです。kickとoffの間のスペースが消えて1語になりますので、注意してくださいね。