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2014年になりました。

今年こそは新しいことにチャレンジと思っている人も多い時期です。でもそのチャレンジの使い方は大丈夫かな・・・。

それでは今回のフレーズです。

「チャレンジ」という言葉は、とっても前向きでワクワクする言葉です。なにか新しいことに向かって、明るく楽しく取り組んでいく姿を想像させますね。エキサイティングな未来に向かって、アドレナリンが身体の中から沸々と湧きあがってくる、そんなポジティブなエネルギーを感じさせてくれますよね。

ただ、英語の会議やメールで仕事の相手が "This is challenging" と言ったら、その仕事の前に待ち構えているのはバラ色の未来ではなく、イバラの道かもしれません。

challengingの元来の意味は「挑戦を強いる」です。転じて「やりがいがある」と訳されることもありますが、実際のビジネスの現場では「簡単ではない」、 「難しい」というニュアンスを伝えるために使われることが多いのです。

もしも、あなたの仕事のパートナーが、

This is very challenging.

と言ったら、その仕事には何らかの困難や課題があると考えておくべきです。もしかすると「それは無理な仕事だよ」というメッセージを暗にあなたに伝えようとしているのかもしれません。

そんなときには、次のような質問をして、これから仕事をする上での課題を明らかにすることから始めてみましょう。

What challenges are you facing?

(あなたが抱えている課題は何ですか?)

たとえばdifficultiesとかtroublesという言葉を使うと、どうしてもネガティブなイメージがついてまわります。これらの代わりとして、challengesという言葉はビジネスの場で好んで使われる傾向があります。

たとえば、あなたがとても難しい仕事を与えられたときには、"This will be very difficult." などとダイレクトに言うよりも、

This seems challenging.

と言った方が、ビジネスの場では無難で角が立ちにくいです。

■今回のおまけ

アメリカの支社にいるJohnさんから電話がかかってきました。

Johnさんはあなたの上司の大輔さんと話したがっています。が、いつも忙しい大輔さんは、ついさっきお客様のところへ出張に出かけたばかりで、今このオフィスにはいません。そこであなたは次のように言いました。

He is out of office.

これを聞いたJohnさんは驚いて「それは本当に間違いないのですか?」「大輔さんとは昨日も電話で話したばかりです」「いったい大輔さんの身に何があったのですか?」とあなたを問い詰めました。あなたはJohnさんがどうしてそんなことを言うのか分からず、ただ呆然としてしまい言葉が出てきません。

実は「He is out of office.」は「辞職させられた」という意味になります。Johnさんは大輔さんが突然解雇されたのではないかと思ってビックリしてしまったのです。このような誤解を防ぐにはどういう言い方をすればよかったのでしょうか?

答えはこれです。

He is out of the office.

これだと「彼はいまオフィスにいません(留守にしています)」という意味になります。

「なんだそんなことか」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。ですが、冠詞のtheがあるとないとでは、これほどまでに意味が変わってしまうことがあるんですよね。

それでは、また次回お会いしましょう。