P-9S1Z-3113 01-00-/A-K4 --------------------------------------------------------------------------- P−9S1Z−3113 IT Report Utility for HAmonitor 01-00-/A README --------------------------------------------------------------------------- All Rights Reserved. Copyright (C) 2016, Hitachi, Ltd. 本書では,本ツールをご使用になる際の注意事項を説明いたします。 ご使用の前に必ずお読みください。 本書は改良のため,予告なしに変更することがあります。 他社所有名称に対する表示 ・AMDは,Advanced Micro Devices, Inc.の商標です。 ・Linuxは,Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における登録商標また は商標です。 ・Red Hatは,米国およびその他の国でRed Hat, Inc. の登録商標若しくは商 標です。 記憶容量等表記 1KB(キロバイト)=1,024バイトです。 1MB(メガバイト)=1,048,576バイトです。 記載項目 1.適用OS/適用機種 2.必須プログラム 3.関連プログラム 4.提供ファイルおよびリソース使用量 5.セットアップ方法 6.機能概要 7.修正内容 8.制限事項 9.使用上の注意事項 10.ソフトウェアマニュアル一覧 ---------------------------------------------------------------------- 1.適用OS/適用機種 1.1 適用OS 必須プログラムであるHAモニタの適用OS,かつ,システム情報採取ツール が適用するOSで,本ツールを使用できます。 1.2 適用機種 必須プログラムであるHAモニタの適用機種,かつ,システム情報採取ツール が適用する機種で,本ツールを使用できます。 ---------------------------------------------------------------------- 2.必須プログラム (1)P-9S1Z-1111 システム情報採取ツール 01-01以降  (2)次の組合せから選択  (a)P-9S2C-E111 HAモニタ 01-10以降   または  (b)P-812C-E111 HAモニタ 01-42以降   または  (c)P-832C-E111 HAモニタ 01-60以降   または  (d)P-852C-E111 HAモニタ 01-71以降 ---------------------------------------------------------------------- 3.関連プログラム なし。 ---------------------------------------------------------------------- 4.提供ファイルおよびリソース使用量 4.1 仮想メモリ容量 3 MB 数値は,HAモニタに関する処理の仮想メモリ容量です。 処理は同時ではなく順番に行っていきます。従って,実際に使用する仮想 メモリの容量は,IT Report Utilityの取扱説明書,および 各ミドルウェア情報採取機能のREADMEファイルに記載されている仮想メモリ容量の 最大値です。 4.2 ディスク占有量 6 KB ただし,ディレクトリごとの内訳は以下のとおり。 /etc 1 KB /opt 5 KB なお,本ツールは次に示すとおり,実行時にもディスクを消費します。 ・/var/opt/hitachi/systoru/log下に出力する実行ログおよび実行履歴ログ ファイルとして合計約1MBを消費します。 ・データディレクトリの下に採取資料を出力します。ファイルサイズは実行 環境に依存し,意図的に削除しない限り累積してディスクを消費します。 4.3 実行時間とサイズの目安 次の数値は,測定環境においてHAモニタの資料を採取した場合の値です。シ ステム情報採取ツールの取扱説明書,および各ミドルウェア情報採取機能の READMEファイルを参照の上,実行時間,資料のサイズを加算してお見積くだ さい。 [測定環境] サーバモデル:BladeSymphony CPU:Xeon X5460(3160 MHz) メモリ:8192 MB HAモニタ環境: HAモニタ接続台数2 自系で稼働する全サーバ数1 全サーバの共有ディスク数0 全サーバのファイルシステム数0 自系で稼働するモニタモードのサーバ数0 [実行時間と採取資料のサイズ] ┌─────┬──────┬───────┬────────┐ │ │ 実行時間 │ 出力ファイル │展開後のファイル│ │ │ │(圧縮ファイル)│ (ファイル群) │ ├─────┼──────┼───────┼────────┤ │-t config │ 約 60 秒 │ 約 25 MB │ 約 50 MB │ ├─────┼──────┼───────┼────────┤ │-t failure│ 約 60 秒 │ 約 25 MB │ 約 50 MB │ └─────┴──────┴───────┴────────┘ ---------------------------------------------------------------------- 5.セットアップ方法 IT Report Utility for HAmonitorの組み込み及び削除は, 日立PPインストーラを使用してください。 この章では日立PPインストーラの使用方法を説明いたします。 (1) ログイン 日立PPインストーラは,スーパーユーザー以外では実行できません。このため, インストール対象のマシンにスーパーユーザーでログインして下さい。 (2) 日立PPインストーラの起動 日立PPインストーラは提供媒体に格納されています。 また,実行にあたっては,以下の点にご注意願います。 ・デバイススペシャルファイル名やCD-ROMのマウントディレクトリは,OS,ハード および環境によって異なります。必要に応じてOS,ハードのマニュアルおよび ご使用環境等を確認のうえ実行して下さい。 ・日立PPインストーラ実行時の言語種別と実行するターミナルの言語を一致させておく 必要があります。 ・日立PPインストーラ実行時はncursesパッケージを使用します。以下のコマンドを実行し ncursesパッケージがインストールされていることを確認してください。 (確認例) ┌───────────────────────────────────────┐ │#rpm -q --qf '%{NAME}-%{ARCH}\n' ncurses │ │ncurses-i386 ....32ビット版がインストールされています。 │ └───────────────────────────────────────┘ (注)パッケージがインストールされていない場合は以下のメッセージが表示されます。 ┌───────────────────────────────────────┐ │package ncurses is not installed │ └───────────────────────────────────────┘ 上記パッケージがインストールされていない場合,必要に応じ関連パッケージも含めて インストールを実施してください。インストール完了後,日立PPインストーラを起動して ください。 ・日立PPインストーラ実行時のメニュー選択(キー入力)は,半角英字の大文字・小文字 を区別しません。 (a) CD-ROMファイルシステムのマウント CD-ROM媒体の場合は,初めにCD-ROMファイルシステムをマウントする必要があります。 マウントするためには,次のコマンドを入力します。 mount -r -o mode=0544 /dev/cdrom /mnt/cdrom ~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~ 注 : 下線部のデバイススペシャルファイル名およびCD-ROMファイルシステムの マウントディレクトリ名は,環境によって異なりますので,ご注意願います。 (b) CD-ROMセットアッププログラムの起動 CD-ROMセットアッププログラムが日立PPインストーラと常駐プロセス自動起動プログ ラムをハードディスク上にインストールし,日立PPインストーラを自動的に起動します。 /mnt/cdrom/linux/setup /mnt/cdrom ~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~ CD-ROMのディレクトリ名やファイル名は,マシン環境によっては記述した内容と 見え方が異なることがあります。lsコマンドで確認のうえ,表示されたファイル名を そのまま入力して下さい。 注 : 下線部にはご使用になるCD-ROMのマウントディレクトリ名を指定してください。 (3) PPのインストール 日立PPインストーラまたはCD-ROMセットアッププログラムを,提供媒体を指定して起動し ます。提供媒体を媒体装置にセットしておいて下さい。 メインメニューで[I]を選択すると,PPインストール画面(例1参照)が表示されます。 ┌───────────────────────────────────────┐ │ PP-NO. VR PP-NAME │ │<@>001 P-9S1Z-3113 0100/A IT Report Utility for HAmonitor │ │ : │ │ : │ │ : │ │ : │ │F) Forward B) Backward J) Down K) Up Space) Select/Unselect I) Install Q) Quit│ │ │ └───────────────────────────────────────┘ 例1 PPインストール画面 インストールしたいPPにカーソルを移動させ,スペースキーで選択します。選択したPP の左側には,"<@>"が表示されます。このとき,複数のPPを選択することも可能です。 続いて,[I]を入力すると,最下行に次のメッセージが表示されます。 ┌───────────────────────────────────────┐ │Install PP? (y: install, n: cancel)==> │ └───────────────────────────────────────┘ ここで,[y]を選択するとインストールが開始されます。[n]を選択すると,インス トールが中止されPPインストール画面に制御が戻ります。([y]以外のキー入力は,イン ストール中止(n: cancel)として動作します) PPインストール画面の[Q]を選択すると,メインメニューを表示します。 (4) PPの削除(アンインストール) PPを削除するためには,次のコマンドを入力して下さい。 /etc/hitachi_setup メインメニューで[D]を選択すると,PP削除画面(例2参照)が表示されます。 ┌───────────────────────────────────────┐ │ PP-NO. VR PP-NAME │ │<@>001 P-9S1Z-3113 0100/A IT Report Utility for HAmonitor │ │ : │ │ : │ │ : │ │ : │ │F) Forward B) Backward J) Down K) Up Space) Select/Unselect D) Delete Q) Quit │ │ │ └───────────────────────────────────────┘ 例2 PP削除画面 削除したいPPにカーソルを移動させ,スペースキーで選択します。 選択したPPの左側には, "<@>"が表示されます。 このとき,複数のPPを選択することも可能です。 続いて,[D]を入力すると,最下行に次のメッセージが表示されます。 ┌───────────────────────────────────────┐ │Delete PP? (y: delete, n: cancel)==> │ └───────────────────────────────────────┘ ここで,[y]を選択するとPP削除が開始されます。[n]を選択すると,PP削除が中止 されPP削除画面に制御が戻ります。([y]以外のキー入力は,削除中止(n: cancel)として 動作します) PP削除画面の[Q]を選択すると,メインメニューを表示します。 (5) PP一覧の表示 メインメニューで[L]を選択すると,PP一覧表示画面(例3参照)が表示されます。 これは,当該マシンにインストールされているPPの一覧です。 ┌───────────────────────────────────────┐ │ PP-NO. VR Install date PP-NAME │ │001 P-9S1Z-3113 0100/A 2011/04/28 12:00 IT Report Utility for HAmonitor │ │ : │ │ : │ │ : │ │ : │ │F) Forward B) Backward Q) Quit P) Print to /tmp/hitachi_PPLIST ==> │ │ │ └───────────────────────────────────────┘ 例3 PP一覧表示画面 [P]を選択すると,インストール済みPP一覧が"/tmp/hitachi_PPLIST"に出力されます。 [Q]を選択すると,メインメニューを表示します。 ------------------------------------------------------------------------------------ 6.機能概要 本ツールを適用することにより,通常のIT Report Utilityで採取できる OSの資料に加えて,HAモニタに関する資料採取を可能にします。 6.1 使用方法 ここでは,本ツールが提供するもっとも基本的な使用方法を示します。 IT Report Utilityに関する詳細な使用方法は取扱説明書を参照してください。 (1) root権限のユーザで次のコマンドを実行してください。 /opt/hitachi/systoru/bin/systoru△-t△[オプション] なお,本ツールでは [オプション] に次の文字列を指定可能です。 config:構成管理のための資料 failure:障害調査のための資料 (2) 資料採取が完了すると次のように,資料の出力先が表示されます。 KAIS214-I:Output file = [ファイル名]. size = [サイズ] bytes. (3) 採取した資料が.tar.gz形式の場合,次の手順で解凍してください。 @ gzipコマンドで本ツールの出力ファイルを解凍します。 gzipコマンドの実行例を下記に示します。 gzip△-d△[ファイル名].tar.gz A @で解凍したファイルをtarコマンドで展開する。 tarコマンドの実行例を下記に示します。 tar△-xvf△[ファイル名].tar 6.2 資料一覧 ここでは,HAモニタに関して採取する資料を示します。 OSに関して採取する資料は,IT Report Utilityの取扱説明書を参照して ください。 HAモニタに関する資料は,解凍後の資料の次のディレクトリ下に作成されます。 [ホスト名]_[タイムスタンプ]/HAmon 次に資料一覧と採取するために指定するオプションを示します。 !820_HAmon.tar.gz(HAモニタのトラブルシュートに関する情報) config/failure !820_HAmon.txt(IT Report Utilityの標準出力) config/failure 6.3 メッセージとリターンコード 採取ツールが出力するメッセージの内容を記載する。 ┌────────────────────────────┬────────────────────────────────┬────────────────────────────┐ │メッセージ │ 訳 │ 対処方法 │ ├────────────────────────────┼────────────────────────────────┼────────────────────────────┤ │The collect tool for HAmonitor(aa....aa) is started. │ HAモニタ用採取ツールを実行します。 │ 特になし │ │ │ aa....aa:プラットフォーム │ │ ├────────────────────────────┼────────────────────────────────┼────────────────────────────┤ │The execution of the command: │ │ 特になし │ │/opt/hitachi/HAmon/bin/monts is started. │ /opt/hitachi/HAmon/bin/montsコマンドを実行します。 │ │ ├────────────────────────────┼────────────────────────────────┼────────────────────────────┤ │File compressing process is started. │ ファイルの圧縮を開始します。 │ 特になし │ ├────────────────────────────┼────────────────────────────────┼────────────────────────────┤ │Processing was terminated normaly. │ 処理が正常終了しました。 │ 特になし │ ├────────────────────────────┼────────────────────────────────┼────────────────────────────┤ │Processing was interrupted. signal no:aaa │ 処理が中断されました。 signal no:aaa │ タイムアウトした場合または, │ │ │ aaa:シグナルナンバー │ ユーザによる中断で出力されるメッセージ。 │ │ │ │ 資料を採取する場合は再度採取ツールを実行する。 │ ├────────────────────────────┼────────────────────────────────┼────────────────────────────┤ │The execution of the command: │ /opt/hitachi/HAmon/bin/montsコマンドの実行に失敗しました。 │ 出力先ディレクトリの空き容量を確認し, │ │/opt/hitachi/HAmon/bin/monts was failed. │ 詳細コード:aaa │ 確保後再度取得する。 │ │Error details:aaa │ aaa:montsコマンドのリターンコード │ │ ├────────────────────────────┼────────────────────────────────┼────────────────────────────┤ │File compressing process was failed. errno:aaa │ ファイルの圧縮に失敗しました。 │ 圧縮先ディレクトリの空き容量を確認し, │ │ │ errno:aaa │ 確保後再度採取ツールを実行する。 │ │ │ aaa:圧縮コマンド(compress,gzip)の戻り値 │ │ ├────────────────────────────┼────────────────────────────────┼────────────────────────────┤ │The output of troubleshooting information was failed. │ トラブルシュート情報の出力に失敗しました。 │ 採取ツールが処理中断した為または, │ │ │ │ tarコマンドが異常終了した場合に出力されるメッセージ。 │ │ │ │ 出力先ディレクトリに空き容量があることを確認し, │ │ │ │ 再度採取ツールを実行する。 │ ├────────────────────────────┼────────────────────────────────┼────────────────────────────┤ │The file:aa....aa already exist in │ 指定した出力先のディレクトリbb....bbに, │ 他のディレクトリを指定するか │ │the output directory:bb....bb. │ aa....aaという名前のファイルが存在します。 │ リネーム・削除した後に再度実行する。 │ │Set the othe directory for the output directory. │ 別のディレクトリを出力先のディレクトリに指定してください。 │ │ ├────────────────────────────┼────────────────────────────────┼────────────────────────────┤ │The directory:aa....aa already exist in │ 指定した出力先のディレクトリbb....bbに, │ 他のディレクトリを指定するか │ │the output directory:bb....bb. │ aa....aaという名前のディレクトリが存在します。 │ リネーム・削除した後に再度実行する。 │ │Set the othe directory for the output directory. │ 別のディレクトリを出力先のディレクトリに指定してください。 │ │ ├────────────────────────────┼────────────────────────────────┼────────────────────────────┤ │The output directory:aa....aa is not found. │ 出力先ディレクトリaa....aaが見つかりません。 │ 他のディレクトリを指定するか │ │Set the actual directory for the output directory. │ 実在するディレクトリを出力先のディレクトリに指定してください。 │ リネーム・削除した後に再度実行する。 │ ├────────────────────────────┼────────────────────────────────┼────────────────────────────┤ │The command:aa....aa is already processing. │ aa....aaコマンドがすでに実行中です。 │ コマンドが終了するのを待ち,その後再度実行する。 │ ├────────────────────────────┼────────────────────────────────┼────────────────────────────┤ │Execute permission for │ /opt/hitachi/HAmon/bin/monts の実行権限がありません。 │ 実行権限(root)が付与されたmontsが入っているHAモニタを │ │/opt/hitachi/HAmon/bin/monts denied. │ │ 再インストールする。 │ ├────────────────────────────┼────────────────────────────────┼────────────────────────────┤ │HAmonitor is not installed. │ HAモニタがインストールされていません。 │ HAモニタをインストール後再度実行する。 │ ├────────────────────────────┼────────────────────────────────┼────────────────────────────┤ │The temporary directory: │ /tmpディレクトリに作業ディレクトリmontsYYMMDD_HHMM_HOSTNAME │ /tmp配下の作業ディレクトリを削除後,再度実行する。 │ │montsYYMMDD_HHMM_HOSTNAME has the possibility │ が残っている可能性があります。 │ 削除するディレクトリは │ │that remains in the directory:/tmp. │ 作業ディレクトリが残っている場合は削除してください。 │ montsYYMMDD_HHMM_HOSTNAME │ │Check and delete the temporary directory. │ │ │ ├────────────────────────────┼────────────────────────────────┼────────────────────────────┤ │An Error occurred. Processing is stopped. │ 異常が発生しました。処理を中止します。 │ 前述したエラーメッセージを参照し, │ │ │ │原因を解決し,再度実行する。 │ └────────────────────────────┴────────────────────────────────┴────────────────────────────┘ 採取ツールが出力するリターンコードの詳細を記載する。 ┌─────────┬───────────────────────────┬─────────────────────────────┐ │ リターンコード │ 内容 │対処方法 │ ├─────────┼───────────────────────────┼─────────────────────────────┤ │0 │ 正常に終了 │特になし │ ├─────────┼───────────────────────────┼─────────────────────────────┤ │1 │ 採取ツールのタイムアウトにより処理を中断した │採取ツールを単独実行する。 │ ├─────────┼───────────────────────────┼─────────────────────────────┤ │2 │ ファイルの圧縮に失敗した │出力先ディレクトリの空き容量を確保した上で再度実行する。 │ ├─────────┼───────────────────────────┼─────────────────────────────┤ │3 │ トラブルシュート情報の出力に失敗した │採取ツールが処理中断した為または, │ │ │ │tarコマンドが異常終了した場合に出力されるメッセージ。 │ │ │ │出力先ディレクトリに空き容量があることを確認し, │ │ │ │再度採取ツールを実行する。※1 │ ├─────────┼───────────────────────────┼─────────────────────────────┤ │4 │ /opt/hitachi/HAmon/bin/montsの実行に失敗した │出力先ディレクトリの空き容量を確認し,確保後再度取得する。│ ├─────────┼───────────────────────────┼─────────────────────────────┤ │5 │ トラブルシュート情報収集コマンドが出力するファイルと │他のディレクトリを指定するか │ │ │ 同じ名前のディレクトリが存在する │リネーム・削除した後に再度実行する。 │ ├─────────┼───────────────────────────┼─────────────────────────────┤ │6 │ トラブルシュート情報収集コマンドが出力するファイルと │他のディレクトリを指定するか │ │ │ 同じ名前のファイルが存在する │リネーム・削除した後に再度実行する。 │ ├─────────┼───────────────────────────┼─────────────────────────────┤ │7 │ 採取ツールが出力するファイルと │他のディレクトリを指定するか │ │ │ 同じ名前のディレクトリが存在する │リネーム・削除した後に再度実行する。 │ ├─────────┼───────────────────────────┼─────────────────────────────┤ │8 │ 採取ツールが出力するファイルと │他のディレクトリを指定するか │ │ │ 同じ名前のファイルが存在する │リネーム・削除した後に再度実行する。 │ ├─────────┼───────────────────────────┼─────────────────────────────┤ │9 │ 出力先に指定したディレクトリが存在しない │存在するディレクトリを指定するか新規に作成し再度実行する。│ ├─────────┼───────────────────────────┼─────────────────────────────┤ │10 │ すでに別のプロセスで採取ツールが実行中 │採取ツールが終了後再度実行する。 │ ├─────────┼───────────────────────────┼─────────────────────────────┤ │11 │ トラブルシュート情報収集コマンドの実行権限がない │実行権限(root)が付与されたmontsが入っているHAモニタを │ │ │ │再インストールする。 │ ├─────────┼───────────────────────────┼─────────────────────────────┤ │12 │ HAモニタがインストールされていない │HAモニタをインストール後,再度実行する。 │ └─────────┴───────────────────────────┴─────────────────────────────┘ ※1 tarコマンドでの異常終了は採取ツールの実行ログ(!820_HAmon.txt)で以下のメッセージが出力される。 メッセージ:「ファイルに出力できませんでした」 ------------------------------------------------------------------------------ 7.修正内容  記載項目の説明 (1)重要度  該当問題が発生した場合に,業務へ与える影響度の目安を示します。  次の基準に従って5段階に分類しています。  ただし,お客様の業務内容によっては当てはまらない場合もあります。  AAA:業務に深刻な影響を与える可能性のあるもの   AA:業務に深刻ではないが影響を与える可能性のあるもの     運用に深刻な影響を与える可能性のあるもの   A:運用に深刻ではないが影響を与える可能性のあるもの   B:業務,運用に影響を与える可能性が低いもの   C:業務,運用に与える影響がほとんどないもの (2)修正ID  修正ごとに付与するIDです。(修正IDは重複する場合があります) (3)発生VR  該当問題が発生するバージョンを示します。 (4)回避策  回避運用が可能な場合の回避策を示します。  回避策がない場合,本項目は記載しません。 (5)修正版適用時の注意事項  修正版適用時の注意事項を示します。  修正版適用時の注意事項がない場合,本項目は記載しません。 7.1 IT Report Utility for HAmonitor 01-00-/A にて以下の問題を修正しました。 《現象》HAモニタの採取ツール実行時に採取ツールが多重起動していると誤認して,     HAモニタの資料採取に失敗する。 《重要度》C 《修正ID》00001 《発生VR》01-00 《発生条件》以下の全ての条件が重なった場合,発生することがある。  (a)HAモニタがインストールされている。  (b)HAモニタの採取ツールを実行する。 [01-00-/A] ------------------------------------------------------------------------------ 8.制限事項 なし ------------------------------------------------------------------------------ 9.使用上の注意事項 (1) IT Report Utilityの実行中にHAモニタのmontsコマンドを 実行しないでください。 (2) IT Report Utility実行中に処理が中断された場合,/tmpディレクトリに 作業ディレクトリが残る可能性があります。/tmpディレクトリを確認し, 次に示す作業ディレクトリを削除してください。 /tmp/monts[タイムスタンプ※]_[ホスト名] ※"YYMMDD_HHMM"で表されます。 (3) その他,IT Report Utility全般に関する使用上の注意事項は, IT Report Utilityの取扱説明書を参照してください。 ------------------------------------------------------------------------------ 10.ソフトウェアマニュアル一覧 10.1 マニュアル一覧 取扱説明書(IT Report Utility) 10.2 発行年月 取扱説明書の発行日,取扱説明書番号は, IT Report UtilityのReadmeを参照してください。 − 以上 −