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Hitachi

2023.08.29 更新

Hitachi Command Suite製品, Hitachi Automation Director, Hitachi Configuration Manager, Hitachi Infrastructure Analytics Advisor,および,Hitachi Ops Center製品に複数の脆弱性が存在します。

セキュリティ情報ID

hitachi-sec-2022-139

脆弱性の内容

Hitachi Command Suite製品, Hitachi Automation Director, Hitachi Configuration Manager, Hitachi Infrastructure Analytics Advisor,および,Hitachi Ops Center製品に下記の脆弱性が存在します。

CVE-2022-21618, CVE-2022-21619, CVE-2022-21624, CVE-2022-21626, CVE-2022-21628, CVE-2022-39399

影響を受けるバージョンを下記に示しますので,対策版の適用または,下記[暫定回避策]による回避をお願いいたします。
Hitachi Command Suiteシリーズの一部の製品名は,Hitachi Ops Centerシリーズの中で変更されています。影響を受ける製品に対する対策版については,[対象製品]と[対策版の提供]の製品名の末尾の番号を照合してください。

対象製品

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性が含まれる製品名

対象バージョン :

プラットフォーム
脆弱性が含まれるバージョン

■Hitachi Command Suite

対象製品名 : Hitachi Device Manager ---(1)
対象コンポーネント名 : Device Manager サーバ

対象バージョン :

Windows, Linux
8.8.5-00未満

対象製品名 : Hitachi Device Manager ---(1)
対象コンポーネント名 : Device Manager エージェント

対象バージョン :

Windows, Linux
8.8.5-00未満

対象製品名 : Hitachi Device Manager ---(1)
対象コンポーネント名 : Host Data Collector

対象バージョン :

Windows, Linux
8.8.5-00未満

対象製品名 : Hitachi Tiered Storage Manager ---(2)

対象バージョン :

Windows, Linux
8.8.5-00未満

対象製品名 : Hitachi Replication Manager ---(3)

対象バージョン :

Windows, Linux
8.8.5-00未満

対象製品名 : Hitachi Tuning Manager ---(4)
対象コンポーネント名 : Hitachi Tuning Manager server

対象バージョン :

Windows, Linux
8.8.5-00未満

対象製品名 : Hitachi Tuning Manager ---(4)
対象コンポーネント名 : Hitachi Tuning Manager - Agent for RAID

対象バージョン :

Windows, Linux
8.0.0-00以降, 8.8.5-00未満

対象製品名 : Hitachi Tuning Manager ---(4)
対象コンポーネント名 : Hitachi Tuning Manager - Agent for NAS

対象バージョン :

Windows, Linux
8.0.0-00以降, 8.8.5-00未満

対象製品名 : Hitachi Tuning Manager ---(4)
対象コンポーネント名 : Hitachi Tuning Manager - Agent for SAN Switch

対象バージョン :

Windows, Linux
8.8.5-00未満

対象製品名 : Hitachi Dynamic Link Manager ---(5)

対象バージョン :

Windows
8.8.3-05未満
Linux
8.8.4-01未満
VMware
8.8.7-00未満

対象製品名 : Hitachi Global Link Manager ---(6)

対象バージョン :

Windows
8.8.7-00未満

対象製品名 : Hitachi Compute Systems Manager ---(7)

対象バージョン :

Windows, Linux
8.8.3-06未満

対象製品名 : Hitachi Automation Director ---(8)

対象バージョン :

Windows, Linux
すべてのバージョン

対象製品名 : Hitachi Configuration Manager ---(9)

対象バージョン :

Windows, Linux
10.9.2-02未満

対象製品名 : Hitachi Infrastructure Analytics Advisor (海外販売のみ) ---(10)
対象コンポーネント名 : Hitachi Infrastructure Analytics Advisor

対象バージョン :

Linux
すべてのバージョン

対象製品名 : Hitachi Infrastructure Analytics Advisor (海外販売のみ) ---(10)
対象コンポーネント名 : Analytics probe server

対象バージョン :

Linux
すべてのバージョン

■Hitachi Ops Center

対象製品名 : Hitachi Ops Center Automator ---(8)

対象バージョン :

Windows, Linux
10.9.1-00未満

対象製品名 : Hitachi Ops Center API Configuration Manager ---(9)

対象バージョン :

Windows, Linux
10.9.1-00未満

対象製品名 : Hitachi Ops Center Analyzer (海外販売のみ) ---(10)
対象コンポーネント名 : Hitachi Ops Center Analyzer

対象バージョン :

Linux
10.9.1-00未満

対象製品名 : Hitachi Ops Center Analyzer (海外販売のみ) ---(10)
対象コンポーネント名 : Analyzer probe server

対象バージョン :

Linux
10.9.1-00未満

対象製品名 : Hitachi Ops Center Analyzer (海外販売のみ) ---(10)
対象コンポーネント名 : RAID Agent (Windows)

対象バージョン :

Windows
10.9.1-00未満

対象製品名 : Hitachi Ops Center Analyzer viewpoint (海外販売のみ) ---(11)

対象バージョン :

Linux
10.9.1-00未満

対象製品名 : Hitachi Ops Center Viewpoint (国内販売のみ) ---(12)
対象コンポーネント名 : Viewpoint

対象バージョン :

Linux
10.9.1-00未満

対象製品名 : Hitachi Ops Center Viewpoint (国内販売のみ) ---(12)
対象コンポーネント名 : Viewpoint data center proxy

対象バージョン :

Linux
10.9.1-00未満

対象製品名 : Hitachi Ops Center Viewpoint (国内販売のみ) ---(12)
対象コンポーネント名 : Viewpoint RAID Agent

対象バージョン :

Linux
10.9.1-00未満

対象製品名 : Hitachi Ops Center Common Services ---(13)

対象バージョン :

Linux
10.9.1-00未満

対象製品名 : Hitachi Ops Center Administrator (海外販売のみ) ---(14)

対象バージョン :

Linux
10.9.1-00未満

脆弱性に関する一般的な注意事項

サポートが終了したストレージ装置を管理・監視することに起因する脆弱性については,ストレージ管理ソフトウェアの脆弱性の調査や対策は予定されていません。
これらの潜在的な脆弱性の影響を回避するために,サポートが終了したストレージ装置は,ストレージ管理ソフトウェアの管理・監視する機能から除外してください。

対策版の提供

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性の対策済み製品名

対策バージョン :

プラットフォーム
脆弱性の対策バージョン 対策版提供日

■Hitachi Command Suite

対象製品名 : Hitachi Device Manager(*1) ---(1)
対象コンポーネント名 : Device Manager サーバ

対策バージョン :

Windows, Linux(*2)
8.8.5-00 2023.01.09

対象製品名 : Hitachi Device Manager ---(1)
対象コンポーネント名 : Device Manager エージェント

対策バージョン :

Windows, Linux(*2)
8.8.5-00 2023.01.09

対象製品名 : Hitachi Device Manager ---(1)
対象コンポーネント名 : Host Data Collector

個別にサポート窓口にお問い合わせください。

対象製品名 : Hitachi Tiered Storage Manager ---(2)

対策バージョン :

Windows, Linux(*2)
8.8.5-00 2023.01.09

対象製品名 : Hitachi Replication Manager ---(3)

対策バージョン :

Windows, Linux(*2)
8.8.5-00 2023.01.09

対象製品名 : Hitachi Tuning Manager(*3) ---(4)
対象コンポーネント名 : Hitachi Tuning Manager server

対策バージョン :

Windows, Linux(*2)
8.8.5-00 2023.01.09

対象製品名 : Hitachi Tuning Manager(*3) ---(4)
対象コンポーネント名 : Hitachi Tuning Manager - Agent for RAID

対策バージョン :

Windows, Linux(*2)
8.8.5-00 2023.01.09

対象製品名 : Hitachi Tuning Manager(*3) ---(4)
対象コンポーネント名 : Hitachi Tuning Manager - Agent for NAS

対策バージョン :

Windows, Linux(*2)
8.8.5-00 2023.01.09

対象製品名 : Hitachi Tuning Manager(*3) ---(4)
対象コンポーネント名 : Hitachi Tuning Manager - Agent for SAN Switch

対策バージョン :

Windows, Linux(*2)
8.8.5-00 2023.01.09

対象製品名 : Hitachi Dynamic Link Manager ---(5)

対策バージョン :

Windows
8.8.3-05 2023.02.20
Linux
8.8.4-01 2023.02.20
VMware
8.8.7-00 2023.02.20

対象製品名 : Hitachi Global Link Manager ---(6)

対策バージョン :

Windows
8.8.7-00 2023.02.20

対象製品名 : Hitachi Compute Systems Manager ---(7)

対策バージョン :

Windows, Linux
8.8.3-06 2023.01.09

対象製品名 : Hitachi Automation Director (国内販売のみ) ---(8)

個別にサポート窓口にお問い合わせください。

対象製品名 : Hitachi Configuration Manager ---(9)

対策バージョン :

Windows, Linux
10.9.2-02 2023.07.10

■Hitachi Ops Center

対象製品名 : Hitachi Ops Center Automator ---(8)

対策バージョン :

Windows, Linux
10.9.1-00 2023.02.27

対象製品名 : Hitachi Ops Center API Configuration Manager ---(9)

対策バージョン :

Windows, Linux
10.9.1-00 2023.02.27

対象製品名 : Hitachi Ops Center Analyzer(*4) (海外販売のみ) ---(10)

対策バージョン :

Linux
10.9.1-00 2023.02.27

対象製品名 : Hitachi Ops Center Analyzer viewpoint (海外販売のみ) ---(11)

対策バージョン :

Linux
10.9.1-00 2023.02.27

対象製品名 : Hitachi Ops Center Viewpoint(*5) (国内販売のみ) ---(12)

対策バージョン :

Linux
10.9.1-00 2023.02.27

対象製品名 : Hitachi Ops Center Common Services ---(13)

対策バージョン :

Linux
10.9.1-00 2023.02.27

対象製品名 : Hitachi Ops Center Administrator (海外販売のみ) ---(14)

対策バージョン :

Linux
10.9.1-00 2023.02.27
*1
Device Managerエージェントのバージョンアップが必要です。
*2
Solaris版はサポートを終了しました。Windows版またはLinux版の対策バージョンのご利用を検討ください。
*3
Hitachi Tuning Manager - Agent for RAID,Hitachi Tuning Manager - Agent for NASおよびHitachi Tuning Manager - Agent for SAN Switchのバージョンアップも必要です。
*4
Analyzer probe server, RAID Agent (Windows)およびAPI Configuration Managerのバージョンアップも必要です。
*5
Viewpoint data center proxyおよびViewpoint RAID Agentのバージョンアップも必要です。

セキュリティ対策版は改良版にて提供いたします。
「改良版の提供について」のWebページをご参照いただき,手順に従ってご入手ください。
(改良版の入手にはサポートサービスの契約が必要です)

暫定回避策

Hitachi Command Suite製品, Hitachi Infrastructure Analytics Advisor, Hitachi Automation Director, Hitachi Ops Center Analyzer および Hitachi Ops Center Automator
ありません。
Hitachi Ops Center Viewpoint
対象コンポーネント名 : Viewpoint, Viewpoint data center proxy
Amazon Correttoをバージョン11.0.17.8.1へアップグレードしてください。
Amazon Correttoをアップグレードする手順は,Hitachi Ops Center Viewpointユーザーズガイドを参照してください。
対象コンポーネント名 : Viewpoint RAID Agent
ありません。
Hitachi Ops Center Common Services
10.6.1-00未満
Hitachi Ops Center Common Servicesをバージョン10.6.1-00以降へアップグレードした後,Amazon Correttoをバージョン11.0.17.8.1へアップグレードしてください。
10.6.1-00以降
Amazon Correttoをバージョン11.0.17.8.1へアップグレードしてください。
Amazon Correttoをアップグレードする手順は、Hitachi Ops Centerインストールガイドを参照してください。
Hitachi Configuration Manager および Hitachi Ops Center API Configuration Manager
同脆弱性が対策されているAmazon Corretto(11.0.17.8.1)に変更してください。
以下の手順に従い,同脆弱性が対策されているAmazon Correttoにアップグレードしてください。
  1. Amazon Correttoを任意のフォルダに展開する。
    Linux版の場合は、展開したファイルに対して実行権限があることを確認してください。
  2. Hitachi Ops Center API Configuration Manager のサービスを停止する。
    Windows版: 
        [REST Inst-dir]\stop.bat
    Linux版: 
        [REST Inst-dir]/stop.sh
    
  3. Hitachi Ops Center API Configuration Manager のシンボリックリンクの参照先を変更する。
    Windows版: 
        rmdir "[REST Inst-dir]\base\jdk"
        mklink /d "[REST Inst-dir]\base\jdk" "[Amazon Correttoのパス]"
    Linux版: 
        rm -rf "[REST Inst-dir]/base/jdk"
        ln -s "[Amazon Correttoのパス]" "[REST Inst-dir]/base/jdk"
    
  4. Hitachi Ops Center API Configuration Manager のサービスを開始する。
    Windows版: 
        [REST Inst-dir]\start.bat
    Linux版: 
        [REST Inst-dir]/start.sh
    
注意: Hitachi Ops Center API Configuration Manager のアップグレードインストール,修復インストールを実行した場合,本手順を再度実施する必要があります。

更新履歴

2023.08.29
[対象製品]および[対策版の提供]を更新しました。
2022.11.08
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