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JP1/AOは演出家だよ!

JP1/AJS3は、サーバで処理される業務システムの実行や、データ/ファイルの転送、バックアップといった、システムが実行するジョブ(仕事)の自動化を大きな使命としている。
一方のJP1/AOは、仮想サーバの追加みたいに、今までなら運用手順書を確認しながら手動で実行していた手間のかかる作業、人の判断や操作が必要な障害対応といった、人手を介した業務を自動化するのが大きな仕事だ。
守備範囲が広いぶん、JP1/AJS3のように業務を細かく確実に制御するような用途より、関係者全員をきちんとまとめて、1つのシナリオに沿って動かすのが得意ということになるね。

増田先生

JP1/AOは、ジョブ管理や統合管理、IT資産管理といったJP1製品をつなげて1つの業務運用を実行させることもできるの。その意味では、プロの役者たちに演技をつけて、ハードやソフトといった舞台装置と連携させながら1つのストーリーを生み出していく「演出家」みたいな役割だと考えればいいかも。

小池先生

演出家!
なるほど、なんとなくわかってきました…

みどるちゃん

そのためにJP1/AOは、それぞれの役者さんたちの演技を生み出すシナリオとして「コンテンツ」というものを最初から用意しているの。

小池先生

コンテンツ?

みどるちゃん

JP1製品の連携を自動化するためのテンプレートのことよ。
このコンテンツを使うと、管理者が手順を1から設定しなくても、すぐに一連の処理を自動化できるの。
コンテンツには日立の運用ノウハウが凝縮されているから、最初から高度な運用を手軽に利用できるわ。

小池先生

それは楽ですね!

みどるちゃん

たとえば、クラウドで日常的に発生する業務の1つに「仮想サーバの追加」があるんだ。
本来なら仮想マシンやOSなどの複数ソフトウエアを順番に操作する複雑な作業が必要になるけど、JP1/AOなら仮想サーバ追加のコンテンツに必要な情報を入力するだけで、あとは仮想マシンの作成やOS初期化などの処理をすべて自動化できる。
一度登録すれば人為的なミスも発生しないから初心者でも安心なんだ。

増田先生

ほお〜

みどるちゃん

他にも、サーバの追加や削除にともなった設定変更を一括実行したり、障害発生時の対象ログ採取の自動実行するコンテンツなどがある。
つまりJP1/AOならラブストーリー≠フコンテンツからホラー≠フコンテンツに取り替えるだけで、同じ役者さんでもまったく違ったストーリーを演じさせることができるわけさ。

増田先生

すごい!
ぜひアクションものも見てみたいですね。

みどるちゃん

アクション…というか、ちょっと地味なんだけど、日々行っている定常業務の効率化もJP1/AOの便利な使い方の1つね。
大量のサーバを対象としたOSユーザーのパスワード変更、OSパッチの適用、稼働状況のレポート収集といった作業を自動化すれば、忙しい管理者も本来業務に専念できるから、ホント助かるんじゃないかな。

小池先生

地味なアクションでも便利ならOKです!

みどるちゃん

管理者を助けるという意味で重要な要素となっているのが、わかりやすい操作画面。
JP1/AOでは1つ1つのサービス実行を「タスク」と呼ぶんだけど、それぞれのタスクの状態が一覧画面で把握できるから、自動化が問題なく運用されているかどうか一目でわかる。
処理が失敗した場合、対象となるステップを選択して再実行するのも簡単だ。

増田先生

過去の運用履歴を見れば、失敗の多いサービスや実行頻度の高いサービスがわかるから、サービス改善やIT運用の最適化に役立てることもできるわ。

小池先生

使い方、変幻自在

でも…どの会社の仕事も同じコンテンツを使って自動化できるんですか?
仕事内容が変わるとコンテンツも変えなきゃいけないような気がして…

みどるちゃん

よく気づいたね!
そんなこともあろうかとJP1/AOではオリジナルコンテンツも簡単に作れる「エディタ」機能を備えているんだ。
あらかじめ提供されているコンテンツの一部をカスタマイズしたり、お客さま自身で1から自社運用に合ったコンテンツを作ることもできる。

増田先生

エディタ画面には、コマンドを実行する、メール送信する、といったIT運用におけるタスクを処理する部品がたくさん並んでいるから、マウスで必要な部品を選んで矢印でつなげていくだけでコンテンツを作ることができるの。
利用頻度の高い定義済みのワークフローもたくさん揃っているから、業務が簡単に作れるの。
作ったコンテンツは「デバッグ」機能で動作を確認できるから、実務で利用する前に問題点を抽出できるのも便利ね。

小池先生

業務によっては、すべてを自動化するのは難しいことが多いけど、エディタ機能を使えば、可能な範囲まで自動化できるコンテンツが作れるから、途中に人手を介した段階的な自動化の導入がしやすいんだ。
運用手順やノウハウの可視化にも役立つね。

増田先生

ほう、至れり尽くせりですね!

みどるちゃん

それだけで驚いちゃいけないよ。
最新版のJP1/AOでは、お客さまが独自に作り込んだシステムからでも、JP1/AOのサービスやタスクの各種操作を実行できる「REST API※」機能を提供している。
これを使えば、社内で利用しているワークフローツールからJP1/AOを呼び出して運用管理タスクを自動実行したり、ポータル画面上にJP1/AOで取得したシステム稼働情報を表示させたりといった、お客さまの流儀に合わせた、いろんな自動化連携が可能になるんだ。
"使い方、まさに変幻自在"というわけさ。
※REST API(Representational State Transfer API)

増田先生

変幻自在!
どんなシステムにも形を変えて入り込んでいけるんですね。

みどるちゃん