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Open Middleware Report Web

Hitachi

【日立の「JP1/AJS」は、日本で初のジョブ管理製品だよ!】

じゃあ「ジョブ管理」というミドルウェアを使うことで、オープン環境での業務がどう変わっていったのか説明していくわね。話をわかりやすくするために、日立のJP1/Automatic Job ManagementSystem 3(JP1/AJS3というソフトを例にしてもいいかしら。実はこの「JP1/AJS」こそが、日本で初めてのジョブ管理製品なのよ。

加藤先生

日本で初めて?いつ頃の話ですか、先生。

みどるちゃん

ダウンサイジングが始まった頃の1991年に開発が始まり、製品として初めて世に出たのが1993年の10月。
それからすぐにUNIX対応版やWindowsNT 対応版をリリースして、Windows版は日本初のジョブ管理製品となったの。
こうして、他社に先駆けたマルチプラットフォーム対応のジョブ管理を実現していったの。

加藤先生

メインフレームでやっていたバッチ処理が、いろいろなメーカーのサーバでもできるようになったということ?

みどるちゃん

そう。
データの集計や受注・売上などの管理、給与計算の月締め処理といった定型業務だけじゃなく、毎日決まって行うサーバやシステムの起動・停止、バックアップの自動化などもできるのよ。
使いやすいGUIでの簡単操作で、複数ジョブの実行順序関係をきめ細かなスケジュール設定で組み立てられるのがJP1/AJS3の特長なの。
このような、ジョブをある目的で実行するために集めたものを「ジョブネット」と呼ぶのよ。これによって、毎日・毎週はもちろん、日本企業の商習慣に合わせた毎月5日と10日、月の上旬・中旬・下旬みたいな設定もできるわ。

営業日が休日だったら自動的に別の日に振り替えて実行するのも簡単。
これで定時前の出社や残業もかなり減ったんじゃないかしら。

加藤先生

図2

毎日の仕事もスピードアップするし、残業も減るし…いいことづくめ!

みどるちゃん

そうね。
業務の効率化とコスト削減にジョブ管理は確実に役立つわね。
あと、人手を介さなくても業務を自動化できるということは、忙しい時に起こりがちなミスを減らして、業務品質を高める効果もあるの。
こうしてJP1のジョブ管理は、オープン環境でもメインフレームと比べても遜色のない、高信頼なバッチ処理や業務の自動化を実現していったの。
そしてバージョンを重ねるごとに、「ここをああしてほしい」「こんな仕事も自動化してもらえたら」という、お客さまの要望をしっかり確実にくみとりながら、信頼性と性能を高めてきたのよ。

加藤先生

バッチ処理以外に、どんな自動化ができるようになったんですか?

みどるちゃん

たとえば業務報告書や保守ドキュメントの作成。
システム管理者は毎日報告書を書かなければならないけど、それだけに時間をとられていると、本来の業務がおろそかになってしまうでしょ?
ほかにも、業務で使用した大切なデータを保管するためのバックアップなども重要よ!
だからJP1のジョブ管理では業務の実行結果や実行計画、スケジュール情報などを帳票形式で印刷して、そのまま報告書や資料として使える機能があるの。
あと、とっても複雑な業務の流れをフローチャートのように「見える化」することで業務改善に役立てることもできるわ。
それに今のシステムは24時間止められないものが多いでしょ?

加藤先生

銀行のATMとか…?

みどるちゃん

そうそう。
そういう時には運用中の業務を自動的に切り替えて、システムを止めることなく新しい業務に移行できる機能も用意してあるの。

加藤先生

すごい!
そこまで面倒をみてもらえたら、言うことありませんね。
お客さんも喜びそう。

みどるちゃん

図3

実は、日立は現在もメインフレームを製造し続けている数少ないメーカーの1つなの。
業務を止めない、正確・確実なジョブ運用で鍛えられた経験とノウハウが、オープン環境でのJP1開発にも生かされているのね。
事実、AJS3を中核製品としたJP1は、国内の運用管理ソフト市場で15年連続でトップシェアの評価をいただいているのよ。

加藤先生

さすがJP1。
でもJP1ってジョブ管理のほかにもいろいろな機能があるんですよね?

みどるちゃん

そうよ。
私のお話はこれでおしまいだけど、JP1にはジョブ管理だけじゃなくて、前回、市川先生が紹介してくれたIT資産管理やセキュリティ管理、イベント管理、インシデント管理といった、たくさんの製品が揃っているしシステムをいろいろな面でサポートするミドルウェアにも種類がまだまだいっぱいあるの。

加藤先生

ミドルウェアを知る道程は長いですね…

みどるちゃん

2回目からそんな弱気でどうするの!
みどるちゃんには、これからもたくさんの人に話を聞いて、ミドルウェアのことを勉強してほしいわね。

加藤先生

はい!がんばります。

みどるちゃん

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