| 統合システム運用管理「JP1 Version 7i」は機能強化を重ね、仮想化・自律化、ITIL対応、セキュリティの強化などにより企業からの支持をさらに高めています。 今回はそのなかから「アベイラビリティ管理」と「ジョブ管理」による連携、そしてJP1ならではのシステム統合管理がどのように実現されていくかをご紹介していきます。 |
| 題材としてとりあげたのは、ショッピングサイトのレスポンス低下で対応に追われたK社の田中君と良子さんのお話です。 サイトのレスポンス低下を未然に察知し、リソースの再構成オペレーションを自動的に実施できたら・・・という2人の願いをJP1はどのように実現するのか、ぜひご一緒にお確かめください。 |
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「良子先輩、昨日はサイトの利用者からレスポンスが遅いというクレームがたくさん来て大変だったんです。 WebサーバーやDBサーバーのCPUやメモリーなどの利用率はチェックしていたんですが、対応のタイミングを逃して、結局、お客様にご迷惑をかけることになってしまいました。」 |
| 「それは大変だったわね。でも、レスポンスが悪化したという情報がユーザーから入ったということは、実際いつからどのくらい遅くなったかは分からないわけよね?」 「そうなんですよ。でもずっと自分でアクセスしながら監視するのは無理ですし・・・」 「じゃあ、誰かがWebサイトのレスポンスをずっと見ていて、危なくなったら教えてくれるといいわけね。」 「えっ!それはすごく助かりますね。でも誰が?」 |
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JP1のアベイラビリティ管理では、Webサイトの応答時間計測機能(JP1/Extensible
Service
Probe(JP1/ESP))をご用意しています。 これは、ユーザーになりかわって、サイトに定期的にアクセスして応答時間を計測するものです。 例えば、K社のショッピングサイトでしたら、実際に、ログイン→メニュー画面を開く→商品を選ぶ→購買手続きをする→ログアウトという操作を行い、これを覚えさせたうえで繰り返して時間を計ります。トータル時間だけでなく、途中の画面や操作に絞った時間の計測もできます。 JP1では、このWebサイトの応答時間のほか、メールの送受信やファイル転送にかかる時間も計測できます。 |
| ▼JP1/ESPによるWebトランザクションの応答時間計測 JP1/ESPにより一連のWeb操作をシミュレートして、応答時間を計測。 ログインを伴うWebアプリケーションについての計測も可能。 |
| ▼Webトランザクションの定義 実際にサイトにアクセスし、一連の操作を行うと、それが計測用手順としてWeb Recorderに蓄積される |
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JP1のアベイラビリティ管理では、インターネットサービスの応答時間情報のほか、サーバーなどの各種機器やアプリケーションなどの稼働情報を収集、分析し、警告メッセージを表示します(JP1/Performance
Analysis(JP1/PA))。 JP1/PAには「相関分析機能」があり、例えば、Webサイトの応答時間が遅くなったとき、同じような挙動を示すリソースはどれかを見つけ出してくれます。つまり、対策を打つべきボトルネックがすばやく見つかるのです! |
| ▼相関を見てボトルネックを発見可能 問題の起きたリソースのメトリックと、ほかのリソースのメトリックを比較。 相関が高ければ原因となっている可能性が高い。 ※メトリック:測定項目 |
| 「いいですね〜、データを見比べながら原因を探るのは大変ですからね。」 |
| 「応答時間がしきい値※を超えたところで警告が出て、相関分析で危ないサーバーが分かれば、本当に遅くなる前に手が打てるというわけよ。」 「でも、うちの会社のサーバーはそろそろ限界なんじゃないですか?心配ですよ。」 「正確な予測ができるといいんだけれど。」 |
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| ※しきい値: | これを境に状態が別領域に移るとして設定した値。運用管理の場合、リソースの状態を正常域、警戒域、危険域などに分け、その境界となるしきい値を設定して管理する。 |
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JP1なら、収集したリソースの稼働性能データの変化を分析して、将来それがどうなるかを予測できますよ。 そのリソースが「何月何日に危険域のしきい値を超えるか」といったことが表示されますから、それに備えたプロアクティブな対策をとることができます。 |
| この記事は、「キーマンズネット」に掲載(2005.12.21)のコンテンツを一部再編集したものです。 |