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Operations as Codeとは

日立は、「Operations as Code(運用のコード化)」を提唱しています。Operations as Codeとは、サービスカタログ、申請フォームや操作画面のUI、ワークフロー、Playbookといった、運用で必要となるコンテンツをコード化することで運用・保守業務のサイロ化を防ぐ考え方です。

それにより、運用を自動化することで人手に依存する「トイル作業*1」を削減し、山積するドキュメントも段階的に削減。ITサービスの信頼性向上を目的とした運用の自動化、標準化を促進します。

こうした運用の改善検討、コード開発について、日立の技術者が支援する「技術支援サービス*2」も提供しています。そのサービスを通じて、お客さま社内の技術者を「SRE*3人財」に育成することも可能となります。

お客さまはOps Iによって、各種運用コンテンツをGit(分散型バージョン管理システム)で管理し、いつでも運用に活用できるようになるため、継続的な改善プロセスの確立、ビジネス変化に即応できる運用基盤を実現することができます。

たとえばWordやExcelなど任意形式のドキュメント、Playbook(プレイブック)などのコードの管理が行えます。これにより、手動運用と自動運用の両立ができ、段階的な自動化の拡充を無理なく始められます。また、任意の運用設計と操作性の共通化が図れることで、システム固有の作業をなくし、運用作業の学習コストを削減することができるようになります。

運用に必要となる各種コンテンツをコード化する「Operations as Code」を実現。
自動運用による手作業の削減と、業務改善を主導するSRE*3人財の育成により
運用全体の継続的な改善プロセスの確立を支援します。

運用に必要となる各種コンテンツをコード化する「Operations as Code」を実現。自動運用による手作業の削減と、業務改善を主導するSRE人財の育成により運用全体の継続的な改善プロセスの確立を支援します。

*1
トイル作業:計画的ではなく随時発生する作業で、手作業、かつ繰り返し行われる作業を示す。
*2
技術支援サービス:Ops Iサービスメニューとして、導入時および継続改善時の技術支援サービスを提供。
*3
SRE:Site Reliability Engineering(サイト信頼性エンジニアリング)の略。ソフトウェア技術を積極的に活用し、運用の自動化・省力化、システム信頼性の向上を進める手法を示す。

Operations as Codeにより、運用の属人性排除と自動化を促進する
「JP1 Cloud Service/Operations Integration」については、以下をご参照ください。