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統合システム運用管理 JP1

近年、テクノロジーの進化やIoTにより、世の中のサービスは高度化の一途をたどっています。

たとえば、旅行業界においては、旅行客のきめ細かなニーズをかなえるサービスを提供しています。スマートフォンから「価格」「目的」「交通手段」などを指定することで時間や場所を選ばず予約できるのはもちろん、会員情報や過去の申し込み情報から旅行客の嗜好や移動パターンなどを解析し、最適なプランを提案してくれます。また、悪天候などで遅延している飛行機の運航状況をリアルタイムに確認できたり、万が一預けた荷物が紛失した場合でも、荷物の現在地を特定し、宿泊先に届くように手配できたりするサービスもあります。

このように、さまざまなサービスからの情報を組み合わせて、瞬時に新しい価値が生み出されるデジタルビジネス時代において、企業には環境の変化に迅速・柔軟に対応できる業務システムが求められています。

JP1最新版(V11.1)の魅力

JP1 V11.1は、デジタルビジネスを支えるために進化しました。

まず、業務実行基盤として多くのお客さまに導入していただいているJP1/Automatic Job Management System 3を強化しました。継続的に行っているジョブの実行性能の向上に加えて、サービスの高度化や大規模システム化に必要な機能強化と性能向上を行っています。
進化したJP1/Automatic Job Management System 3の製品紹介はこちらをご覧ください。

さらに、業務実行基盤だけではなく、それを取り巻く運用についても強化しました。業務実行基盤を支える業務システムの健全性の維持、およびシステム運用そのものの最適化についてご紹介します。

業務システムの健全性の維持

仮想化やクラウド技術により、IT基盤は複雑化し、業務システムの管理者には幅広い管理対象の知識とその運用スキルが求められるようになりました。
JP1は、業務システムの健全性や複雑化したIT基盤を可視化することで管理者の負荷を軽減します。また、万が一障害が発生した場合でも、的確な初動と障害復旧時間の短縮を実現できます。

業務システムの健全性を可視化します

システム全体の稼働状況をひと目で確認できるようになりました。
業務システムの重要度別、アプリケーション別、インフラリソース別という、さまざまな視点からシステムの状態を1画面で把握できます。

JP1/業務システムの健全性を可視化します

業務システムの関連を可視化します

IT基盤を構成するアプリケーション、サーバ、スイッチ、ストレージなどの構成情報を基にして、複雑化したシステム間の関連を瞬時に確認できるようになりました。
構成情報は自動で認識されるため、変更が頻発するような仮想環境の場合でも常に最新の状態を把握できます。

JP1/業務システムの関連を可視化します

運用管理者の視点から障害対処を迅速化します

障害が発生時した場合には、障害と関連があるアプリケーション、サーバ、スイッチ、ストレージの構成情報を基にして、障害の影響範囲が把握できるようになりました。
運用管理者は、警告やエラーが出ている個所の接続性やイベント詳細画面を確認することで、障害要因の一時切り分けや関係者への一報が迅速に行えます。

JP1/運用管理者の視点から障害対処を迅速化します

業務管理者の視点から障害対処を迅速化します

ジョブの遅延が発生した場合には、遅延が発生した時間帯の稼働状況を管理画面から直接表示できるようになりました。
業務システムを管理している業務管理者は、障害を知らせる通知メールから一連の動作で障害調査が可能となり、迅速に対処できます。

JP1/業務管理者の視点から障害対処を迅速化します

システム運用の最適化

サービスの高度化により、業務システムの運用負荷は増大し、それに伴い作業ミスのリスクも増加しています。
JP1は、JP1/Automatic Job Management System 3の業務運用ノウハウをソリューションとして提供し、システム運用の最適化を実現します。
ここでは、システム運用部門の管理者、および担当者が抱えるさまざまな課題を、ITサービスマネジメントツールである「ServiceNow」を活用して解決する例をご紹介します。

<管理者や担当者が抱える課題の例>

JP1/システム運用の最適化

運用状況を可視化し、運用改善を支援します

業務システムに関する各種情報の中から、管理者が把握したい情報に画面をカスタマイズできます。
たとえば、システム運用部門の管理者に「運用管理の負荷を軽減したい」という課題がある場合、システムの「運用管理に関するKPI」と「システム運用の状況」を表示します。
管理者は、「期限の遵守率」「業務システムの稼働率」「1件当たりのインシデントやリクエストの対応にかかった作業コスト」など、運用管理に必要なKPIを確認できます。先期の結果と比較することで運営状況を確認し、運用管理のパフォーマンス改善を行うための判断材料にすることができます。
また、 システム運用の状況として、「管理者が現在承認依頼を受けている数」「実施中の作業件数」「作業期限」などを確認でき、全体作業量の把握や遅延している作業のフォローが容易になります。

JP1/運用状況を可視化し、運用改善を支援します

プロセスを標準化し、作業の自動化を実現します

作業負荷を軽減するため、定型作業を標準化・自動化できます。
たとえば、システム運用部門の担当者に、「作業負荷を軽減したい」という課題がある場合、 JP1/Automatic Operationと「ServiceNow」を活用して定型作業を標準化し、自動化します。
担当者は、これまでミスなく確実な作業を行うために実施していた「手順書確認」「クロスチェック」「エビデンス採取」「報告書の作成・報告」などの定型作業が不要になったり、作業が簡素化できたりします。
これにより、担当者の作業負荷の軽減と作業ミスをなくすことが可能となり、大きなコスト削減につながります。

<帳票の更新業務の例>

JP1/帳票の更新業務の例

今後も、日立は適切な運用を支援する運用最適化ソリューションを拡充し、IT運用の現場で課題となっているITガバナンスの強化や、運用プロセスの標準化を支援していきます。

お客さまのご要望にお応えして、JP1 最新版(V11.1)はさらなる製品機能の強化を図っています。進化したJP1の各製品の詳細紹介もぜひご覧ください。