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Hitachi

統合システム運用管理 JP1

インタビュー Vol.05

世界で使われるJP1に

開発パートナー(L&T Infotech社)
Venkatesan Vimala(ベンカテシャン ウィマラ)

今回のインタビューのターゲットは、JP1を開発するインドチームのテクニカルリーダーとして、日本チームと協力しながら設計開発に携わったウィマラさん。毎日数時間も勉強しているという日本語で、JP1を語ってもらいました。

(2015年6月19日公開)

開発パートナー(L&T Infotech社)Venkatesan Vimala(ベンカテシャン ウィマラ)

――ウィマラさんのJP1での担当業務を教えてください。

2007年から2012年の間に、インドのチームでJP1/Integrated Management - Managerをはじめとするモニタリングの製品の設計開発を担当しました。システム全体のリソースや業務(サービス)の稼働状況を業務視点で効率良く一元管理する製品です。

――JP1の開発に携わっていて、苦労したことがあれば聞かせてください。

実際に使われるお客様のうれしさ、使いやすさまで考えた上で設計することに苦労しました。
インドチームは日本チームから提供された機能仕様書をもとに設計仕様を検討し開発します。開発に携わった当初、品質が高く、お客様にうれしいと思ってもらえるような製品を作るという目標を持って開発していましたが、何がお客様にとってうれしいのか、機能仕様書だけではわかりませんでした。また、どうしても設計者として技術的に作れるかどうかばかりを意識してしまうことが多かったです。
こうした苦労は、インドと日本のメンバーで密に連携し、お互いに提案し合いながら開発を進めて行くことで何とか乗り越えることができました。
今では、こうした苦労を積み重ねたからこそ、品質も高められ、お客様の立場に立ったよりよい製品を開発することができたのだと思っています。

開発パートナー(L&T Infotech社)Venkatesan Vimala(ベンカテシャン ウィマラ)

――よりよい製品を作るには日本、インドの双方のチームの思いを正しく伝えなくてはならないと思いますが、難しいと感じたことはありますか?

はい。JP1を担当し始めた頃、テレビ会議や電話会議での日本とのやりとりを通じて、「通訳がなければ、日本のメンバーに何も話せない」と思いました。自分の日本語のスキルが高ければ、直接日本のチームと意思疎通を図ることができ業務がスムーズになるのではないか。どうにかして日本語を話せるようになりたい、と。
その後、日立内の日本語勉強会、勉強会メンバーでの自主学習、家での自主勉強を続けました。今では日本語能力試験 JLPTのN2の認定を受けています。勉強した甲斐があり、現在の担当しているプロジェクトでは日本のメンバーと直接コミュニケーションがとれて、スムーズに開発を進められていると思います。

※ 5段階評価で、上から2番目の評価。

開発パートナー(L&T Infotech社)Venkatesan Vimala(ベンカテシャン ウィマラ)

――たいへんな努力を継続されたのですね。その努力が実ったな、と感じたことがあったら教えてください。

私が担当したインドの開発プロジェクトが、日立から"Hitachi's Best-Outsourced Project Award"を受賞したことが印象に残っています。これはインドでの努力と、日立メンバーの優しく丁寧な対応の結果だと思っています。インドと日本のメンバーが1つのチームになったことで、品質の良い製品をお客様に届けられたと考えています。

※ 日立海外ベンダを対象に、日立製品の開発に最も貢献したことを評する賞。

――場所は離れていても、チームが一丸となって進んだというわけですね。最後に、JP1への思いを語ってください。

JP1が世界中で使われることを強く願っております。このようなインタビューで、日立の製品は日立の努力に加えて、海外のメンバーの品質に対する努力も込められていることをお伝えできたと思います。
このように品質を重視する日立のJP1が、世界で使われるJP1になることを祈っています。

お客様によりよい製品を届けるために言語の壁にぶつかりながらも奮闘したウィマラさんに、グローバルな観点で語ってもらいました。ありがとうございました。(編集担当)