過去に掲載されたトピックス
HiRDBは、ミッションクリティカル分野をはじめ、小規模から大規模システムまで幅広く豊富な実績を重ねてきた高性能、高信頼のデータベースです。HiRDB V8では、「SOAの柔軟性を活かす情報統合と、それを支えるデータベース」をコンセプトとし、情報統合に求められるデータベースの要件を満たすため、「情報活用」「コンプライアンス対応」「ノンストップ」の観点で機能強化しました。今回のV8.4ではこれらに加え、「オープン対応」の観点で機能強化しました。
XMLデータに対して、異表記検索や同義語検索、近傍条件検索などができるようになりました。HiRDB独自のXQuery関数hi-fn:contains関数を利用することにより、実現できます。
格納するXMLデータを、HiRDBサーバ側で内部形式に変換する機能をサポートしました。これにより、XMLデータを内部形式に変換することなく、XMLデータやXMLデータが格納されたファイル名を指定して、格納処理を実行できます。さらに、XMLデータ変換の前提製品であるuCosminexus Application Serverが不要になりました。
ネイティブXML型や全文検索のデータ型に対する全文検索用インデクス(n-gramインデクス)のインデクス作成処理をするバッチ業務に、インメモリデータ処理を適用することで、インデクス作成時間の短縮を図りました。
監査証跡管理マネージャJP1/NETM/Audit - Managerに収集できる形式で、HiRDBの監査ログを出力できるようになりました。
RDエリアの自動増分とは、RDエリアの容量が満杯になった時点で、業務を停止することなく自動的に領域を拡張する機能です。HiRDB V8.4では、RDエリアを自動増分する際に、HiRDBファイルシステム領域も同時に増分する機能をサポートしました。これにより、例えば、WindowsでOSのファイルシステム上にHiRDBファイルシステム領域を配置している場合に、RDエリアの拡張作業が軽減できます。
ADO.NET 2.0に対応したHiRDB.NETデータプロバイダをサポートしました。これにより、.NET Framework 2.0または3.0で作成したADO.NET 2.0対応アプリケーションプログラムからHiRDBにアクセスできるようにしました。
HiRDBは、ミッションクリティカル分野をはじめ、小規模から大規模システムまで幅広く豊富な実績を重ねてきた高性能、高信頼のデータベースです。HiRDB V8では、「SOAの柔軟性を活かす情報統合と、それを支えるデータベース」をコンセプトとし、情報統合に求められるデータベースの要件を満たすため、「情報活用」「コンプライアンス対応」「ノンストップ」の観点で機能強化しました。
今回のHiRDB V8.3では、「性能」「開発/移行容易性」「運用容易性」の向上、およびLinux版の機能強化を図っています。性能に関する強化点としては、インメモリデータ処理によるバッチ高速化を実現します。
性能向上として、次の機能を追加しました。
HiRDB上の大量データを対象としたバッチ処理を高速に実行するための機能です。
「オンラインシステムのサービス時間を延長するために夜間のバッチ処理にかかる時間を短縮したい」、「データ量の増加や業務の追加により長くなったバッチ処理にかかる時間を短縮したい」といったバッチ処理時間の短縮に関するニーズが高まっています。
バッチ処理の時間が長くなる主な要因として、データベースに格納されている大量データへの検索や更新といった操作により、ディスクI/Oが多発することが挙げられます。そこでバッチ処理の実行前に、データベースに格納されているデータをメモリ上に一括して読み込み、バッチ処理の実行後に、メモリ上のデータをデータベースに一括して反映する機能を提供します。これにより、バッチ処理中にディスクI/Oが発生しないため、バッチ処理の時間を短縮できます。
開発/移行容易性の向上として、次の機能を追加または強化しました。
すべてのユーザが同じルーチン識別子を用いて、利用できるルーチン(パブリックルーチン)をサポートしました。また、SQLで呼び出すルーチンをJavaだけでなくC言語でも記述できるようにしました。
中国語漢字コードGB18030をサポートしました。埋め込み型のUAPでCOBOL2002 Unicode機能に対応しました。また、文字コードがUJIS(EUC)のHiRDBサーバに対してHiRDB.NETデータプロバイダからアクセスできるようになりました。
全文検索プラグインで利用する抽象データ型の一つであるFREEWORD型を含んだ表についてもオンライン再編成ができるようになりました。
運用性の向上として、次の機能を追加または強化しました。
クラスタ構成時に、トランザクションをキューイングして、オンライン処理を停止しないで計画系切り替えができます。この機能は従来、パラレルサーバの一部(バックエンドサーバ)だけでできましたが、パラレルサーバのフロントエンドサーバ、シングルサーバでもできるようになりました。
HiRDBシステムを一つのサーバマシンだけで使用する場合(システム定義、クライアント環境定義にループバックアドレスを指定する場合)、hostsファイルなどヘのホスト名の設定を不要にしました。またWindowsファイアウォールの例外登録を不要にしました。
Linux版の機能強化として、次の機能を追加または強化しました。
システムログファイルを二重化している場合にシステムログファイルの出力を並列に実行できるので、コミット処理に要する時間を削減できます。
Linuxで排他チェック間隔をマイクロ秒で指定できるようになり、より細かなチューニングができます。これにより、排他待ち時間を短縮できます。
HiRDBのファイルシステム領域として、LinuxのLVM上のRAWデバイスを使用できるようになりました。
HiRDB Version 8では、「SOAの柔軟性を活かす情報統合と、それを支えるデータベース」をコンセプトとし、情報統合に求められるデータベースの要件を満たすため、「情報活用」「コンプライアンス対応」「ノンストップ」の観点で機能強化しました。
今回のHiRDB V8.2では、ネイティブXMLおよびデータベース暗号化をサポートし、HiRDB Control Managerの機能を強化しました。
高い柔軟性を持つXMLを利用することで、業務間のインタフェースやコンテンツのデータ構造に変更が生じても、システムの変更を最小限に抑えられ、業務への影響を低減できます。
HiRDBのXML型を利用すると、XMLデータをそのまま表に格納できます。また、XMLのデータ構造を変更した場合でも、表の定義を変更する必要がありません。そのため、XMLの持つ高い柔軟性をそのまま活かせます。
情報を格納した機器が盗難に遭ったり、バックアップ媒体を紛失した場合でも、AES*1に対応した暗号化により、第三者の情報閲覧を防ぐことができます。暗号化は表の列単位に指定できますので、例えば、個人情報のような厳重な保護が要求されるデータを列単位に暗号化し、データベースに格納するといったことができます。また、データベースに格納する際に暗号化するため、アプリケーションを修正することなく導入することができます。

この機能はHiRDB/Single Server Plus、およびHiRDB/Parallel Server Plusで提供します(対応OS:AIX(64ビット)、HP-UX(IPF)、Windows(x86))。
HiRDB/Single Server Plus、およびHiRDB/Parallel Server Plusは、RSA Security Inc.のRSA® BSAFE™ソフトウェアを搭載しています。
監査証跡機能により、「機密データを深夜にダウンロード」、「ログインする時間が一定でない」といった不審な行為を発見・追跡できます。
HiRDB V8.2では、監査証跡として、実行したSQL文、および実行SQLの入力パラメータの値を取得でき、誰が、どの表のどのデータに対して、どういう操作をしたのか特定できるようになりました。さらに、Cosminexusとの連携を強化し、Cosminexus側からユーザを特定できる情報を得て、監査ログに記録できるようになりました。このため、uCosminexus Application Server経由でHiRDBにアクセスした場合でも、そのユーザを特定し、どのような操作をしたのか調べられます。
ログ情報など真正性を保証したいデータの不正改ざん行為や、人為的なミスを防げます。また、データの参照・追加のみ許可し、管理者を含むすべてのユーザの更新・削除を禁止できます。禁止の指定は列単位にきめ細かく設定できます。HiRDB Control Manager(08-01以降)を使用すれば、更新・削除禁止列の設定も、Wizard形式で簡単に、かつきめ細かく指定できます。

HiRDBは、ISO/IEC15408 『情報技術セキュリティ評価基準』に基づいたEAL1*3の適合製品として認証取得しています。
ISO/IEC15408はIT製品が実装するセキュリティ機能を客観的に評価するための国際規格です。この国際規格の認証を取得したHiRDBにより、セキュリティに優れたデータベースシステムをご利用いただけます。また、HiRDBを採用したシステムは、情報基盤強化税制の対象になり、2008年3月31日までに稼働すれば、税制面での優遇が受けられます*4。情報基盤強化税制の減税対象となるHiRDB製品は下記に掲載しています。
HiRDB V8.2リリースと同時に、HiRDB Control Manager 08-01もリリースし、機能強化しています。
改ざんを防ぎ、データの真正性を保証するWORM機能では、表の列単位に更新・削除禁止を指定できます。HiRDB Control Managerは、その列単位の設定を、Wizard形式で指定でき、専門的なコマンドの知識がなくても、直感的な操作で設定できます。
この他、インナレプリカの定義に関する設定もGUIで簡単に操作できます。オリジナルRDエリアとレプリカRDエリアとを統合し1つのRDエリアとする「インナレプリカグループの統合」機能、オリジナルRDエリアの構成情報をレプリカRDエリアに複写する「RDエリアの構成情報複写」機能をサポートしています。また、HiRDBファイルシステム領域の世代登録/削除もGUIで設定できるようになり、さらに使い易くなりました。
HiRDB Version 8では、これまでのHiRDBの徹底した信頼性追及に加え、安心して使いつづけるための「ノンストップ」、SOAに対応し企業戦略に使える情報をJust -in-timeに提供することでビジネス環境の変化に即応するITシステムを実現する「ビジネス変化への対応」、大切な情報をさまざまなリスクから強固に守り、内部統制にかかわる記録をセキュアに管理する「コンプライアンスへの対応」の3つのポイントを強化しました。
今回リリースしたV8.1では、開発効率、移行容易性を向上させ、セキュリティの強化を図りました。また、運用支援製品であるHiRDB SQL Executerもバージョンアップし、さらに使いやすくなりました。
HiRDB SQL Executerは、会話形式でSQLを実行できる製品です。画面やファイルから入力したSQL文を実行し、その実行結果を画面やファイルに出力できます。
今回登場したHiRDB SQL Executer V8では、操作性を向上させ、HiRDBをより使いやすくしました。データベースの検索結果を表形式でビジュアルに表示したり、ディクショナリをツリー表示したりできます。これまではテキスト形式での表示でしたが、この機能により、テーブル構成全体をより直感的かつ迅速に把握でき、開発効率を向上できます。
データを検索するとき、検索結果にあたるデータが「削除された状態であるが、まだ削除を実行したトランザクションが完了(コミット)していない状態」の場合、これまでは、削除したものとして検索対象とはしていませんでした。
今回、削除トランザクションの完了を待ってから検索対象を判定するか、削除トランザクションの完了を待たずに削除されているとして検索対象としないかを選択できるようにしました。
他社DBMSとHiRDBのソース共通化を容易にするため、SQLを強化しました。
パラレルサーバにおけるソート処理省略の適用範囲を拡大しました。これにより、ソート処理のためのフロータブルサーバ(別サーバ)が不要となり、HiRDB内サーバ間のデータ転送量も削減されるため、検索性能が向上します。
HiRDBのサーバシステムで使用するホストを定義することで、特権処理などのセキュリティレベルに影響する一部の操作を、定義したホストだけができるようにしました。
「HiRDB Version 8」では、企業の現場から経営にいたるさまざまなビジネス情報を、必要な形式でタイムリーに収集・加工・活用する情報統合*1の観点に基づいた機能をSOA(サービス指向アーキテクチャ)に対応して強化したほか、セキュアで可用性の高い情報活用を支援して、さらなるビジネス機会の創出に寄与します。
従来の情報システムにおける各種の業務DBは、システム個別に最適化された情報資産として活用されています。一方、SOAやITコンプライアンスなどの近年のビジネス環境変化に対応した情報の管理・活用や、システム内に散在するビジネス情報の組み合わせにより、システム全体として最適化され、新たなビジネス機会を創出しうる情報資産の活用が重要となってきています。
日立はこれまで、基幹システム分野で実績のある「HiRDB」を適用し、情報システムにおける高信頼なDB環境の実現を支援してきました。「HiRDB Version 8」では、従来の高信頼DBから、今後ますます大規模化、複雑化していくビジネス情報を必要な形でタイムリーに収集・加工し活用するための情報統合基盤製品へと機能を進化させたほか、ITコンプライアンス対応を支援するセキュリティ機能などを強化しています。
「HiRDB Version 8」は、Oracle 9i、Oracle 10gなどをはじめ、メインフレーム上の各種DBを含めて、散在する異種複数のDBに透過的にアクセスし、対象となる外部DBの情報を仮想的に統合して活用できます。また、こうした外部DB側の情報の収集・加工を、「フェデレーション(リアルタイム参照)」「レプリケーション(更新差分の逐次反映)」「ETL(バッチ抽出・加工)」といった、情報の活用鮮度に合わせたタイミングで実施でき、日立のアプリケーション基盤ミドルウェア「Cosminexus」のSOA基盤製品などとの連携で、必要な情報をタイムリーに活用可能です。
様々な情報が電子化されDBに格納・利用される中、ITコンプライアンス対応の面でDBの利用状況の管理が重要なポイントとなります。今回は、DBに対する各種操作履歴を記録する監査証跡機能を強化し、DB内の表単位での証跡を取得可能としたため、よりきめの細かい監査運用に対応します。また、DB改ざん防止機能の強化により、改ざんを防止する領域をデータ列の単位で設定でき、運用形態に合わせた対応が可能です。さらに、DB暗号化機能の強化なども順次行っていきます。
「HiRDB Version 8」はシステムに負荷が集中する状況下や災害時などでも高い可用性を備えています。今回は、月次処理などの高負荷な大量バッチ処理をオンラインサービスの性能を低下させずに並列実行することを可能としたほか、ディザスタリカバリ機能*2において、バックアップ拠点へのデータ反映時の回線帯域占有量を従来比で最大約40%低減しました。これらを日立ディスクアレイサブシステム「SANRISEシリーズ」の機能と連携して実現するのに加え、SQLの統計情報をオンラインサービスの性能に影響を与えずに取得可能としています。
今後は、情報統合基盤としてのさらなる充実を図り、すでに提供済みのXMLデータ対応機能、文書や地図などの様々なデータの高速検索機能に加え、XPath*3によるXML検索高速化などに順次対応予定です。