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HiRDB:HiRDB Version 9.65の新機能

HiRDB Version 9.65では、表数やRDエリア数の多い大規模システムへの対応を強化しました。

大規模システムでの系切り替え後の性能向上

RDエリアを構成するHiRDBファイルが、1HiRDBファイルシステム領域内に多く配置されている環境での、RDエリアのオープン性能を改善しました。これによって、系切り替え後のRDエリアへのアクセス性能が安定します。

大規模システムでのユティリティの性能向上

ディクショナリ表から必要な情報を検索するユティリティの前処理で、分割数が多い表に分割インデクスを定義している場合の処理性能を改善しました。これによって、データベース作成ユティリティ(pdload)及びデータベース再編成ユティリティ(pdrorg)などのユティリティの性能が向上します。

大規模システムでのDB格納領域サイクリック運用性能向上

インデクス定義数が多い環境での、データベース構成変更ユティリティ(pdmod)のRDエリアの再初期化性能を改善しました。DB領域をサイクリックに使用する運用では、データベース構成変更ユティリティで領域を再初期化することでDB領域を再利用します。この改善によって、インデクス定義数が多い環境でDB領域をサイクリック運用する場合の運用性能が向上します。

大規模システムでのDB格納領域サイクリック運用性能向上 大規模システム※でのDB格納領域サイクリック運用の例

大規模システムでのシステム負荷平準化の運用性向上 〜オンライン中のRDエリア移動機能〜

データベース構成変更ユティリティ(pdmod)のRDエリアの移動を、オンライン中に実行できるようにしました。移動対象RDエリアの格納表にアクセスしないアプリケーションは、RDエリア移動中も実行できます。また、RDエリア移動完了後のHiRDBの停止及び再起動も不要になります。これによって、システム負荷平準化のためのRDエリアの移動が、HiRDBを停止することなく実行できます。

大規模システムでのシステム負荷平準化の運用性向上 オンライン中のRDエリア移動の例

大規模システムでの早期サービスインの実現 〜SQL文指定値の一括設定〜

  • 定義系SQL実行時のPCTFREE及びBLOB列RECOVERYの指定値を、システム定義のオペランドで一括設定できるようにしました。これによって、すべての表やインデクスに対して同じ値で定義したい場合に、SQL文ごとに値を指定する作業を軽減できます。
  • SQL文の排他オプションやクライアント環境変数で指定するデータ保証レベルを省略すると、SHARE LOCKが仮定されます。データ保証レベルの省略値がHiRDBと異なるDBMSからの移行時など、データ保証レベルをシステム全体で一括設定したい場合、システム定義のオペランドで設定できるようにしました。これによって、SQL文やアプリケーションごとにデータ保証レベルを設定する作業を軽減できます。

その他のエンハンス

上記以外のHiRDB Version 9.65の主なエンハンスは次のとおりです。

開発/移行容易性の向上
機能名 概要
Type4 JDBCドライバでの?パラメタに対するNULL述語サポート Type4 JDBCドライバで、NULL述語の値式に?パラメタを指定できるようにしました。これによって、"? IS NULL"及び"? IS NOT NULL"を指定したSQLを発行するパッケージと連携できます。
Type4 JDBCドライバでのgetTimestampメソッド、setTimestampメソッドによるTIME型列へのアクセス機能 Type4 JDBCドライバでは、TIME型列に次のメソッドを指定した場合に、SQLExceptionを投入しないでアクセスできるようにしました。
  • ResultSetクラス、及びCallableStatementクラスのgetTimestampメソッド
  • PreparedStatementクラス、及びCallableStatementクラスのsetTimestampメソッド
HiRDBデータプロバイダ for .NET Frameworkでのパラメタ情報登録メソッドのサポート .NET Framework Data Provider for ODBC、及び.NET Framework Data Provider for OLE DBで独自実装されているメソッドのうち、戻り値がパラメタオブジェクトであるパラメタ情報登録メソッドをHiRDBデータプロバイダ for .NET Frameworkでサポートしました。
これによって、使用するデータプロバイダを.NET Framework Data Provider for ODBC、又は.NET Framework Data Provider for OLE DBからHiRDBデータプロバイダ for .NET Frameworkに移行する場合、アプリケーションの修正コストが削減でき、移行容易性が向上します。
SQLPutData関数のパラメタデータ長の制限解除 HiRDB ODBC3.5ドライバでは、SQLPutData関数で設定するパラメタデータ長の制限を解除しました。これによって、64キロバイトを超えるデータが設定できるようになりました。
分割キーへのTIMESTAMP型列指定制限解除 表データを複数のRDエリアに分割して格納する場合に、小数秒精度が0より大きいTIMESTAMP型の列を分割キーとして指定できるようにしました。
  • Microsoft® .NET Frameworkを、.NET Frameworkと表記しています。
  • Microsoft .NET は、お客様、情報、システムおよびデバイスを繋ぐソフトウェアです。
性能向上
機能名 概要
Type4 JDBCドライバでのHiRDBサーバへの接続メソッドのシリアライズ解除 Type4 JDBCドライバの次のメソッドではHiRDBサーバへの接続処理をシリアライズしていましたが、並列に実行できるようにしました。
  • HiRDBDriverクラスのconnectメソッド
  • PrdbDataSourceクラスのgetConnectionメソッド
  • PrdbXADataSourceクラスのgetXAConnectionメソッド
これによって、複数スレッドから同時にHiRDBサーバへの接続処理を実行する場合の性能が向上します。
運用性向上
機能名 概要
系切り替え失敗時の自動再開始機能 系切り替え途中にHiRDBが異常終了した場合、再度実行系として起動処理をリトライする機能を追加しました。一時的な障害の発生時にHiRDBを自動的に再開始できるため、可用性を高められます。
系切り替えの実行時間監視機能 系の切り替えが監視時間を過ぎても完了しなかった場合に、HiRDBを異常終了させる機能を追加しました。系切り替え失敗時の自動再開始機能と組み合わせることで、系切り替え途中で無応答となった場合にも、自動的に再開始できるようにしました。

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