DABroker for Java™ Version 2またはDABroker Driver for Java™ Technologyは、JavaからデータベースをアクセスするJDBC2.0 CoreのピュアJavaドライバです。以下の付加PPとの組み合わせによりJDBC2.0 Optional Packageを使用することができます。
| DABroker for Java™ Version 2の場合 | DABroker for Java™ Version 2 Extension |
|---|---|
| DABroker Driver for Java™ Technologyの場合 | DABroker Driver Optional Package for Java™ Technology |
DABroker for Java*はJava Applet、Java Servlet、Java Applicationの全てのJava動作環境をサポートし、それぞれ最適な接続方法を提供します。
Java Applet、Java Applicationからの利用はDABroker for JavaとDABrokerとの間でTCP/IPを使用して接続します。これはタイプ3（ネットドライバ）に相当します。
Java Servletからの利用はDABroker for JavaとDABrokerとの間でJNI(Java Native Interface)を使用して接続し、高速なインタフェースを提供します。これはタイプ2（ネイティブドライバ）に相当します。
DABroker for Java™ Version 2 ExtensionまたはDABroker Driver Optional Package for Java™ Technologyを組み込むことにより次のJDBC2.0 Optional Packageの機能を使用できます。
JNDI(Java Naming and Directory Interface)にDBMSとの接続情報を登録する機能です。DBMSとの接続時に接続情報をURLに設定する必要がなくなります。
DBMSとの接続をプーリングするためのインタフェースを提供しています。接続プーリングを実装すると、DBMSとの接続、開放にかかるオーバヘッドを縮小できます（接続プーリングの実装は、アプリケーション側での実装となります）。
XA/OpenのXA規格に沿った、分散トランザクションを構築できます。2フェーズコミットや障害時の回復処理を自動化できます。
マルチスレッドJDBCドライバで、サーバのDABrokerでもマルチスレッドを実現しています。アプリケーションでマルチスレッド制御を意識しなくても、クライアントからの複数のアクセスを並行して処理するマルチスレッドの特徴を受けたデータベースアクセスを実現できます。
HiRDB、Oracleなどのワークステーションのデータベース、XDM/RD、RDB1 E2などの日立メインフレームのデータベースなど豊富なDBMSをサポートしています。
詳細については、動作環境をご覧ください。
ツールとしてプログラムレスで使用できるJava Applet「DBアクセスアプレット*」を提供しています。データベースのメンテナンス等にお役立てください。
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