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ソフトウェアミドルウェア

クラウドサービスプラットフォーム Cosminexus:
システム検証支援サービス

システム開発時に多くの工数が必要とされるシステムテストや性能検証、性能障害調査を支援するサービスです。システム構築・維持管理の効率化が図れます。

システム検証支援サービスとは

現在、企業の情報システムは、連結経営やグローバル競争などのビジネス環境の変化に対応するため、肥大化・複雑化しています。そのため、システム構築・維持管理に膨大なコストと時間がかかっており、効率化によるスピード向上とコスト削減が求められています。
システム検証支援サービスは、システムの品質確保や性能障害発生時の原因調査などにかかる工数を削減することで、システム構築・維持管理の効率化を支援するサービスです。
システムテストの自動化を支援する「システムテスト実行支援サービス」、高負荷環境でのDBの性能検証を支援する「DB性能テスト支援サービス」、テストエビデンスの収集を支援する「テスト結果収集支援サービス」、障害発生時の解析作業を省力化する「テスト障害解析支援サービス」があります。

システム検証を効率化し、スピード向上とコスト低減を支援します。
1. システムに手を加えるたびに数ヶ月かけていたテストを自動化し、効率を向上できます。テストの要件定義からサポートします。
2. 本番と同等の負荷を疑似検証環境からDBサーバにかけて、性能検証を実施できます。
3. 性能障害発生時の原因解析の期間を短縮できます。異常を検知したSQLを自動収集し、詳細情報を可視化できるため、解析作業が容易です。

サービス概要

要件定義から検証実施まで、トータルにサポート

システム検証支援サービスでは、OSやシステム検証支援基盤製品*1、お客さまの要件に沿ってカスタマイズしたUOC*2などのソフトウェアをハードウェアにインストールして貸与*3します。さらに、テストの要件定義からUOCの開発、手順書作成など、利用全般にわたってサポートします。
必要な時に必要な期間だけ利用できますので、システムテストや保守作業の効率化のためだけに資産を増やす必要はありません。

*1
システム検証支援サービスは、システム検証支援基盤製品「Hitachi System Information Capture」を使用します。Hitachi System Information Captureは、現行システムなどからキャプチャしたデータを活用して、テストの効率化を支援するツールです。
*2
User Own Coding:データを編集するプログラム。
*3
サービスメニューによっては、ハードウェアの貸与を含まないものがあります。

サービス内容のカスタマイズが可能

基本的なサービスの流れは以下の図のようになります。サービス内容はお客さまそれぞれの要件に合わせて決定しますので、「シナリオの一部はお客さまが作成する」や「インストール作業はお客さまが実施する」など、システム検証支援サービスに含まれている作業をお客さまが実施する場合には、支援が必要な内容のみを選択してサービス内容をカスタマイズすることができます。

要件定義→サービス/内容決定→UOC作成→手順書作成→システム検証支援基盤構築・提供→システム検証実施、お問い合わせ対応→機器回収

サービスの特長

システム検証支援サービスでは、現行システムのパケットデータをキャプチャし、テストデータとして活用します。擬似的にテストデータを作成するよりも効率良く、そしてお客さまの業務実態に合ったテストが可能となります。

特徴。本番環境からパケットキャプチャしたデータを、テストデータとして活用。

サービス適用イメージ

システム検証支援サービスでは、主にシステム検証支援基盤製品とUOC、マシンを貸与し、サービス導入支援を提供します。提供物の適用イメージは以下の図のようになります。システム検証支援サービスを適用する際は、テスト対象のシステムにソフトウェアなどをインストールする必要はありません*4。システム検証を実行するマシンをネットワークに接続するだけで適用できます。

適用イメージ。システム検証を実行する貸与マシンをネットワークに接続するだけで、システム検証支援サービスを適用できます。

*4
サービスメニューによっては、テスト対象のシステムにインストールが必要なものがあります。

各サービスの支援内容

システムテスト実行支援サービス

システム構築・維持管理作業では、アプリケーションの修正やハードウェアの更改時、品質に劣化がないことを確認するリグレッションテストを必ず実施します。リグレッションテストは確認項目が膨大なため、テストに長時間を要し、コスト増大の原因となっていました。
システムテスト実行支援サービスでは、次を実現する基盤をサービスとして提供することで、テスト工数の削減と品質確保の両立を実現します。

  • テストデータ、シナリオ、テスト用DBの作成容易化
  • テストの自動化

課題 システムテストは膨大な量のため数週間から数か月かかる→解決 テストの自動化によりテスト工数削減、お客さまのテスト要件に適合するようにテストデータやシナリオをカスタマイズ→自動化するために必要な工数も削減

リグレッションテストの他に、システムの性能検証やマイグレーション時の現新一致テストなどに活用いただけます。

DB性能テスト支援サービス

DBサーバの性能テストを行う際には、現行システムと同等の負荷をかける必要があります。そのため、大規模なWeb/APサーバの構築や、膨大なリクエスト投入の準備・実行に、コストと時間を費やしていました。
DB性能テスト支援サービスでは、キャプチャしたSQLをテストデータとして組み立て、テスト対象にそのテストデータを投入し、高負荷をかける基盤をサービスとして提供することで、擬似AP環境を実現し、検証環境の構築作業を容易化します。
なお、DB性能テスト支援サービスの対象DBはOracle DatabaseとHiRDBです。

課題 本番と同等の負荷を再現するために膨大な工数とコストをかけて実施 → 解決 疑似クライアント環境により工数とコスト削減

テスト結果収集支援サービス

テスト工程では、テスト項目として確認したことをエビデンスとして残すために、テスト実行前後の画面のスクリーンショットやログファイルの内容などを収集・整形する必要があります。このエビデンスを残す作業が、テストの実行よりも手間がかかるケースは少なくありません。
テスト結果収集支援サービスでは、テスト実行時の結果情報を自動で収集・整形することで、テストエビデンス作成工数を削減します。

課題 エビデンスの収集・整形に時間がかかる → 解決 エビデンスの自動収集・整形により工数削減

テスト障害解析支援サービス

システムの大規模化・複雑化により、性能障害が発生した際の原因特定が難しくなっています。多くの場合、常時取得しているログ情報だけでは発生原因を特定できないため、システムの設定を変更して詳細情報を取得できる状態にしてから障害を再現する必要があります。再現には数日から数週間かかるため、調査期間が長期化しがちでした。
テスト障害解析支援サービスでは、業務情報としてリクエスト情報とSQLを監視し、性能障害発生時に実行している業務の詳細情報を自動で収集・可視化する基盤をサービスとして提供することで、障害原因の特定作業を省力化します。

課題 障害発生時の原因調査が長期化する → 解決 リクエスト情報やSQL情報を自動で収集・可視化することで調査を省力化

Oracle Databaseの性能問題でお困りのお客さまは、併せて「DB高速化ソリューション Oracle on Flash」の導入をご検討ください。DB環境の事前検証を実機で行う際に弊社内のOracle on Flash環境をご利用いただけるPoC支援サービスなど、さまざまな支援サービスを提供しています。

事例紹介

システム検証支援サービスの事例をご紹介します。

ケース1:経営統合

システムテスト実行支援サービスを使って、システムの性能検証工数を半減させた導入事例です。

背景

  • 経営統合により、システムの利用者が倍増する予定。
  • 統合したシステムが現行ピーク時の2倍のスループットに耐えられるか、大至急検証が必要。

導入前

SEによる見積もりを行ったところ、テストにかかる工数は1ヶ月以上になる見込みでした。

導入後

  1. テストデータの増幅・編集、投入の自動化で、工数短縮
    現行システムからキャプチャしたパケットデータを自動で増幅・編集し、現行ピーク時の2倍速という設定のシナリオ通りに検証環境にテストデータを投入する、擬似クライアント環境を実現。テスト環境構築、テストデータ作成、テスト実施にかかる工数を、大幅に削減できました。
  2. テスト結果の検証も省力化
    擬似クライアント環境では、テストデータの送信だけでなく、レスポンスタイムの計測も自動で実施できるため、テスト結果の判定も省力化できました。

その結果、導入前の見積もり工数の半分以下の工数で、テストを実施できました。

導入前の見積もり工数 一か月以上→導入後の工数 2週間 テスト工数が半分以下に!

ケース2:マイグレーション

システムテスト実行支援サービスを使って、現新比較テストを効率化する想定事例です。

背景

  • 効率的かつリスク低減した形でオープン化したい。
  • 現行システムと新システムの実行結果を比較する現新比較テストは、品質確保のために重要な工程であるが、工数がかかるため効率化したい。

導入効果

  1. テストデータの作成・投入の自動化で、工数短縮
    現行システムから取得した画面情報ファイルやジャーナルファイルなどをもとに、テストデータを作成し、新システムへ自動で投入することができる擬似クライアント環境を実現。これにより、テストデータ作成とテスト実行工数を削減できるだけでなく、現行システムに近いデータでテストを実施することで、本番稼働後に発生しやすい問題を事前に発見し、対処することができました。
  2. テスト結果の検証も省力化
    擬似クライアント環境では、新システムの実行結果と現行システムの実行結果を自動で比較可能なため、結果検証工数の削減と、目視確認で発生しがちな見落としなどのヒューマンエラーを防止することができました。

変換データ項目を抽出し新プロトコルデータに自動設定、変換したデータをテストデータとして送信、応答電文のデータ項目を自動比較→擬似クライアント環境を提供

関連製品・サービス一覧

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分類 機能 製品・サービス名
システム検証支援基盤 運用支援 システム運用支援サービス
Oracle データベース ソリューションサービス DB高速化ソリューション Oracle on Flash
テクニカルサービス テクニカルサービス for Oracle

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