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Linux版

COBOL2002:新製品・新機能

Linux版COBOL2002 Version 3 の特長

Linux版COBOL2002 Version 3 には、次に示す特長があります。

  • 文字コードシフトJISの環境で実行できます
  • 第5次COBOL国際規格の機能に一部対応しました
  • 文字コードシフトJIS環境での実行については、下記のリーフレットもご参照ください。
    Linux版COBOL2002 シフトJIS機能(PDF形式、約173KB)

以下、それぞれの特長について説明します。

文字コードシフトJISの環境で実行できます

COBOL資産の多くは、文字コードがシフトJISの環境で稼動しています。
しかし、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)が標準サポートしている文字コードはUTF-8です。このためシフトJIS環境からUTF-8環境に移行するには、文字コードの占有バイト数の違いからプログラムの見直しと改修に多大な工数がかかることがあります。このようなリスクを軽減するため、日立ではシフトJIS機能を利用できる環境を提供しています。

メインフレームやUNIX上で稼動していたプログラム資産を、RHELに移行しやすく

第5次COBOL国際規格の機能に一部対応しました

2014年6月に第5次COBOL国際規格が制定されました。Linux版COBOL2002では、最新の第5次COBOL国際規格の一部に対応した次の機能を使用できます。

  • TRIM組み込み関数
  • 長さが可変の文字列変数(動的長基本項目)

Linux版COBOL2002 Version 3 のリリース履歴

COBOL2002 03-05(2017年 1月)

64ビット版および32ビット版

  • データベースアクセス機能としてODBCインタフェース機能をサポートしました。
    PostgreSQLなどのCOBOLプリプロセッサを持たないデータベースへのアクセスができるようになります。
  • Unicode機能でサロゲートペアおよびIVS(Ideographic Variation Sequence/Selector)に対応しました。これに伴い、Unicodeの文字操作や文字数/けた数の取得、コード変換をする組み込み関数をサポートしました(SUBSTRING関数、COUNT-CHAR関数、LENGTH-OF-SUBSTRING関数、DISPLAY-OF関数、NATIONAL-OF関数)。
    サロゲートペアのサポートにより、JIS2004第3・第4水準漢字を扱うことができるようになります。
    IVSのサポートにより、異体字を扱うことができるようになります。公共系中心に普及見込みの文字情報基盤にも対応可能です。
    新たにサポートした組み込み関数を用いることで、文字の占有バイト数ではなく、文字数を意識したプログラムの作成が容易になります。
  • バイトストリーム入出力サービスルーチンで、以下の機能をサポートしました。
    • ラージファイル入出力機能(環境変数CBLSTMLARGEFILEで指定)
    • ファイルクローズ時のディスク書き込み保証機能(環境変数CBLSTMFSYNCで指定)
  • ISAMによる索引編成ファイルで、ファイルクローズ時のディスク書き込み保証機能(環境変数CBLISAMFSYNCで指定)をサポートしました。
  • テストデバッグ機能でメモリ領域を操作する下記のTDコマンドを追加しました。
    • ALLOCATE AREA/FREE AREA(領域の確保・解放)
    • ASSIGN ADDRESS(アドレスの取得)

COBOL2002 03-02(2015年9月)

64ビット版および32ビット版

  • DISPLAY文で16進ダンプ表示をサポートしました。
    一意名の内容を16進で確認ができ、トラブルシューティングに効果を発揮します。
  • 実行単位で最初のCOBOLプログラム起動時に、動的なリンクで検索対象となる共用ライブラリをロードするプレロード機能をサポートしました。
    動的なリンクによるCALL文実行時の呼び出し先プログラムの検索を高速化できます。
  • 動的なリンクによる呼び出しのプログラム検索トレース機能をサポートしました。
    動的なリンクによるプログラム呼び出し時の検索順序の確認ができ、トラブルシューティングに効果を発揮します。
  • COBOL入出力サービスルーチンでラージファイル(※)をサポートしました。
    大容量のファイルをCOBOL入出力サービスルーチンでアクセス可能となります。
  • *
    ファイルサイズが2GB以上のファイル

64ビット版

  • Cosminexus連携機能で、Hitachi Application Server V10に対応しました。

COBOL2002 03-01(2014年6月)

64ビット版および32ビット版

  • XML連携機能をサポートしました(XML Schemaには対応していません)。
  • 動的長基本項目、日本語集団項目(GROUP-USAGE IS NATIONAL)をサポートしました。
  • 英数字定数の定数長拡張機能(-LiteralExtend,Alnumオプション)をサポートしました。
  • ABS関数,E関数,PI関数,SIGN関数,TRIM関数をサポートしました。
  • テキスト編成ファイルのUnicodeシグニチャ出力の切り替え機能をサポートしました。
  • 16進定数や浮動小数点項目など、メインフレームと動作が異なる可能性がある個所にお知らせメッセージを出力する機能をサポートしました。
  • 初期化属性プログラムの作業場所節のデータ項目を毎回X'00'で設定するコンパイラ環境変数CBLINITVALUEをサポートしました。
  • データ領域ダンプリストを出力するサービスルーチン(CBLDATADUMP)をサポートしました。

32ビット版

  • マルチスレッド対応COBOLプログラムのカバレージ情報蓄積をサポートしました。
  • テキスト編成ファイルでレコード末尾の空白文字を出力する機能をサポートしました。
  • VOS3ホスト互換機能を強化しました。
  • 入出力状態値90が設定されたときに実行時メッセージを出力する、ファイル入出力文でのエラー情報出力機能をサポートしました。
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