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日立総合特許情報システム

機能、性能、ユーザーインターフェースという三つの要件すべてで、最も高い評価を得たのが日立の「Shareresearch」でした。
特に、文章を入力すると自動的に特徴的な単語を切り出して検索を実行してくれる『概念検索』は、使いやすさはもちろん、ヒット率も高く、これなら多くの人に使ってもらえると判断しました。

[写真]知的財産センター 知財管理部 主任 佐川 暁子 氏 [写真]知的財産センター 知財技術一グループ 佐藤 進也 氏

幅広い事業分野で付加価値の高い技術を擁するセイコーインスツル株式会社(以下、SII)では、知的財産戦略に基づいた事業展開を強化するため、日立の特許情報提供サービス「Shareresearch(シェアリサーチ)」を導入。
使いやすい検索画面による調査業務の効率化と、適正コストでのシステム運用を実現する一方、独自情報を社内サーバーで管理することによるセキュリティ向上にも成功しました。新システム導入の狙いと使い勝手について、お伺いしました。

課題
  • 調査スピードの向上
  • コストの事前算出
  • セキュアな知財情報の管理
ソリューション 特許情報提供サービス「Shareresearch(シェアリサーチ)」
効果
  • 直感的なインターフェースと優れた出力機能で業務スピードが向上
  • 定額制コストにより事前算出が可能に
  • 社内サーバーでの情報一元管理でセキュアな業務環境が実現

導入のきっかけ

企業収益に貢献する知財活用とリスクマネジメントの向上のために

企業収益に貢献する知財活用とリスクマネジメントの向上を図るには、技術調査や特許の取得、権利化といったさまざまな活動のスピードを速めていかなければなりません。
そのためには、これまで各事業部が個別に行っていた特許情報の調査活動とツールを標準化し、知的財産センターがそのシステム運用を一元管理していく体制が必要だと考えました。そこで、全事業部を横断した新システムの導入を決断しました。

[佐川氏]

採用した理由

機能、性能、ユーザーインターフェースという三つの要件すべてで、
最も高い評価を得たのが日立の「Shareresearch」でした
これなら多くの人に使ってもらえると判断したのです

これまでは各事業部に10ユーザー程度の共有IDを付与してシステムを利用していましたが、新システムでは開発者全員が利用できる形に変更しようと考えました。調査専門のサーチャーだけでなく、“発明者である社員が使いやすいシステム”という要件に重点を置いたのです。
また、評価にあたっては、日本知的財産協会の知的財産情報検索委員会が行った評価結果も参考にしました。

三つのサービスパッケージを選出して比較しましたが、実際に機能、性能、ユーザーインターフェースという三つの要件すべてで、最も高い評価を得たのが日立の「Shareresearch」でした。
特に、文章を入力すると自動的に特徴的な単語を切り出して検索を実行してくれる『概念検索』は、使いやすさはもちろん、ヒット率も高く、これなら多くの人に使ってもらえると判断したのです。

[佐川氏]

システム概要

日立の特許情報提供サービスShareresearchは、運用負担のかかる公報データを外部のデータセンターで蓄積・運用しながら、メモ情報やSDI(*1)検索条件といった独自情報は社内サーバーで管理することにより、調査システムの運用負担軽減とセキュアな特許検索環境を両立させる新発想のサービスです。
SIIではShareresearchを2006年9月より知的財産センターに先行導入し、2007年6月より全事業部に本格展開。
通常なら“Shareresearch”と表示される初期画面のロゴを、だれにでも気軽に使ってもらいたいという思いを込め、SII独自の“resmix”(researchとmixの造語)に変更した上で、全社員が各自のパソコンからIDとパスワードで使えるシステムとして運用をスタートさせました。

*1
SDI:Selective Dissemination of Information 情報の選択的提供の意。利用者が検索式をあらかじめ登録しておくと、特許公報が新規発行されるたびに自動的に検索結果を提供する機能。

[イメージ]セイコーインスツルでの特許検索ネットワーク
セイコーインスツルでの特許検索ネットワーク

効果と今後の展望

“直感的で使いやすい”と評判は上々です
検索結果や公報の出力機能も非常に優れていますね

[写真]知的財産センター 知財技術一グループ 佐藤 進也 氏

一般的な概念検索も、サーチャー用の書誌・全文検索も、“直感的で使いやすい”と評判は上々です。また、当社としては初めてSDI管理機能を導入しましたが、今後の期待は大きいと思います。検索結果や公報の出力機能も非常に優れていますね。
個別の機能で便利だと感じたのは、検索結果の各項目をさまざまな形式でダウンロードできる機能です。
例えばCSV形式のデータは、他システムに取り込んで分析作業などに使えますし、抄録をPDF形式でダウンロードすれば、一次調査などに気軽に利用できます。また、Excel® 形式でダウンロードすると文字データに加えて代表図や化学式も出力できるので、資料づくりなどに重宝されているようです。
提供されるデータの品質についても評価しています。従来のシステムの出力データは、そのまま業務に使えない形が多かったのですが、Shareresearchの出力データは非常に統制がとれており、後工程にスムーズに適用できるのが嬉しいですね。

[佐藤氏]

セキュアな業務環境の実現にも寄与
定額制なので安心して調査に専念できます

[写真]知的財産センター 知財管理部 主任 佐川 暁子 氏

セキュリティの面で言いますと、これまで個々の開発者のパソコンなどに蓄積されていた検索条件やメモなどを、すべて社内のコーポレートサーバー「PALNET/SC」で一元管理する運用となりました。
日々のアクセスログや利用状況も詳細に把握できますし、事業部ごとに参照制限もできますので、セキュリティは大幅に向上しています。コストについても効果が出ています。従来のサービスは、検索・出力するたびに費用が発生する従量制だったため、利用料が月額数百万円に達することもありました。その点、月額制のShareresearchは利用回数や時間による追加コストが発生しません。ユーザーにも、安心して必要な調査に専念してもらっています。

[佐川氏]

『国外特許検索サービス』に期待しています
積極的な国外への事業展開にともない、海外コンテンツの拡充にも大いに期待しています

Shareresearchとシームレスに連携するという『国外特許検索サービス』に期待しています。Shareresearchの日本語画面からそのまま利用できると聞いていますので、国外特許検索の利用率アップにつながるのではと期待しています。将来的に国内外の特許検索システムをShareresearchに統合していける点も、大きな導入メリットになると考えています。
また、Shareresearchでは今後、中国で発行される特許も検索対象になると聞いています。SIIでは中国や東南アジアに積極的に事業展開しておりますので、海外コンテンツの拡充にも大いに期待しています。

[佐川氏]

今後は、すでに稼働している特許管理システムとのシームレスな連携を図る一方で、Shareresearchを基盤とした分析力の強化や、経営に貢献する知財ポートフォリオの構築などに取り組んでいきたいと語る知的財産センターの皆さん。これからも日立は、Shareresearchを中心とした幅広いサービスとソリューションによってSIIの取り組みを力強くサポートしていきます。

[お客さまプロフィール]セイコーインスツル株式会社

[イメージ]セイコーインスツル株式会社 コーポレートシンボル

セイコーインスツル株式会社
本社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-8
設立 1937年9月
資本金 72.5億円
代表取締役社長 新保雅文
従業員数 2,708名(出向者762名を含む)(単独)
13,956名(連結)

現在事業内容
【マイクロメカ】ウォッチ、ウォッチムーブメント、超音波モータ、HDD部品など
【ネットワークコンポーネント】液晶表示モジュール、CMOS IC、マイクロ電池、水晶振動子など
【ソリューション】レストランオーダーシステム、無線決済システム、電子辞書、データ通信カードなど
【その他】ネットワーク通信機器、分析・計測機器、小型サーマルプリンタ、大型インクジェットプリンタなど

[2007年2月28日現在]

特記事項

  • 2008年1月7日 掲載
    本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。
  • 本サイトで紹介しておりますソリューションについてのお問い合わせは株式会社 日立製作所 公共システム営業統括本部が承っております。掲載団体への直接のお問い合わせはご遠慮願います。
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