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Hitachi

日立アドバンストサーバHA8000シリーズ

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 x64 Editionsをインストールする前に

ここでは、日立アドバンストサーバにMicrosoft(R) Windows Server(R) 2003 x64 Editions をインストールする前に注意して頂きたいことを記載しています。

弊社では、x64 Editionsの動作確認を実施しております。以下のデバイスやプログラムについて制限事項が判明しましたので、お知らせ致します。

また、64ビットOSであるMicrosoft(R) Windows Server(R) 2003 x64 Editionsを動作させるには、64ビットのドライバが必要です。これらの情報については、以下のWebページに掲載していますので、本ページの情報と合わせて参照していただき、x64 Editionsをご使用いただくようお願いいたします。

SystemInstallerを使ったWindows Server 2003 x64 Editionsのインストールについて

Windows(R) Server(R) 2003 x64 EditionsのOSメディアで、媒体がCD-ROMからDVD-ROMに変更されたものが確認されています。DVD-ROＭのOSメディアには以下のバージョンのSystemInstallerで対応しています。
それより前のSystemInstallerではインストールできません。手動でOSをインストールしてください。

キャプションを入れてください。
HA8000 SystemInstaller 0F-00以降
BladeSymphony BS1000 A51A4用 SystemInstaller 04-00以降
BladeSymphony BS320 C51A2用 SystemInstaller 02-00以降

xCモデルに付属のSystemInstallerでx64 Editionsをインストールした場合、 Windowsコンポーネントの「セキュリティの構成ウィザード」が正常にインストールされない場合があります。 以下の対処方法に従い、「セキュリティの構成ウィザード」のインストールを行っていただきますよう、 お願いいたします。
プレインストールの状態や、Windowsの『セットアップCD』のみを使用してセットアップを行った場合、 また「セキュリティの構成ウィザード」以外のWindowsコンポーネントをインストールする場合は、対処の必要はありません。

対象機種

HA8000/50V    50AC モデル
HA8000/70W    70KC/70PC/70TC/70UC/70SC モデル
HA8000/110W    110DC/110EC/110GC/110HC モデル
HA8000/130W    130AC/130BC モデル
HA8000/270    270AC/270BC/270GC/270HC モデル

【SystemInstaller対象バージョン】
  0C-01〜0C-02 ( 0C-03以降は対象外です。)

対応方法

「セキュリティの構成ウィザード」をインストールする際は、『セットアップCD』の内容を一旦ハードデ ィスクにコピーしたあと、コピー先のディレクトリを指定することで正常にインストールすることができます。 次の手順を実施してください。

  1. 700MB 以上の空き容量のあるパーティションにフォルダ（名称は任意）を作成します。
  2. Windows Server 2003 x64 Editions の『セットアップCD』をCD-ROM ドライブに入れ、CD-ROM 内のすべてのファイルを手順1 で作成したフォルダにコピーします。
  3. コピーが終了したら、『セットアップCD』をCD-ROM ドライブから取り出します。
  4. 「セキュリティの構成ウィザード」をインストールする際は、コピーしたフォルダ内の“AMD64” フォルダを指定してインストールを続行します。
  • * Windows Server 2003プレインストールモデルをご購入の場合、『セットアップCD』 はシステム装置に添付されている『サーバインストールCD-ROM』になります。
  • * HA8000xA/HA8000xB モデルについては、SystemInstallerを使ったx64Editionsのインストールは未対応です。

システム装置搭載メモリ容量 について

2005年11月現在、6GBを超えるメモリを搭載する場合は、以下ダウンロードサイトよりアップデートプログラムを 入手しインストールした後に、メモリを搭載するようお願いします。
(2005年11月20日以降出荷プレインストールモデル(システム装置に添付されているSystemInstallerのバージョンが0C-03以降)は対応済みです。)

対象機種

HA8000/70W    70PB モデル  70PC/70SC モデル
HA8000/110W    110GC/110HC モデル
HA8000/130W    130AB/130BB モデル  130AC/130BC モデル
HA8000/270    270GA/270HA モデル  270GB/270HB モデル  270AC/270BC/270GC/270HC モデル

バックアップデバイス について

2006年3月現在、バックアップデバイスをご使用される場合は、以下のダウンロードサイトよりアップデートプログラムを入手しインストールした後に、バックアップデバイスを ご使用いただくようお願いします。
バックアップデバイスをサポートするには、ディスクアレイコントローラ(RAIDドライバ)とバックアップデバイスのドライバの更新が必要です。
(2005年11月下旬以降出荷プレインストールモデル(システム装置に添付されているSystemInstallerのバージョンが0C-03以降)は対応済みです。)

対象機種

HA8000/50W    50AB モデル  50AC モデル
HA8000/70W    70KB/70PB/70TB/70UB/70SB モデル  70KC/70PC/70TC/70UC モデル
HA8000/110W    110DC/110EC/110GC/110HC モデル
HA8000/130W    130AB/130BB モデル  130AC/130BC モデル
HA8000/270    270GA/270HA モデル  270GB/270HB モデル  270AC/270BC/270GC/270HC モデル

内蔵DVD-RAM(**-UV7080) について

内蔵DVD-RAMは未サポートです。

  • HA8000xCモデル以降は、未サポートです。
  • HA8000xA/HA8000xBモデルでは、CD-ROMの読み込み機能のみサポートします。

UPS(無停電電源装置) について

x64Edition適用時、無停電電源装置については 構成ガイド を確認の上購入をお願いします。

UPS管理ソフトPowerChute Business Edition について

Windows Server 2003 x64 Editionsをインストールしたシステム装置に、株式会社エーピーシー・ジャパン(以下、APC社)製UPSを接続してご使用になる場合、APC社製UPS管理ソフト「PowerChute」(製品形名:GHS-VSUUP80/81)を使用することができません。 OS標準UPSサービスをご使用してください。OS標準UPSサービス使用時は、システム装置とUPSは、1対１のシリアルケーブル接続のみになり、拡張ボードおよび拡張ユニットを使用することはできません。
x64Editions対応については製品形名:GHS-VSUUP82の購入をお願いします。

UPS管理ソフトPowerMonitorH について

Windows Server 2003 x64 Editionsをインストールしたシステム装置に、株式会社エーピーシー・ジャパン(以下、APC社)製UPSを接続してご使用になる場合、APC社製UPS管理ソフト「PowerChute」(製品形名:GHS-VSUUP80/81)を使用することができません。 OS標準UPSサービスをご使用してください。OS標準UPSサービス使用時は、システム装置とUPSは、1対１のシリアルケーブル接続のみになり、拡張ボードおよび拡張ユニットを使用することはできません。
x64Editions対応については製品形名:GHS-VSUUP82/83/84の購入をお願いします。

ディスクアレイコントローラ(CA7270/CA7280) について

2005年11月現在、270GC/270HCモデルでWindows Server 2003 x64Editions環境でRAIDボード(CA7270/CA7280)を最大搭載枚数の3枚を搭載する場合は、以下ダウンロードサイトよりアップデートプログラムを 入手しインストールするようお願いします。
(2005年11月下旬以降出荷プレインストールモデル(システム装置に添付されているSystemInstallerのバージョンが0C-03以降)は対応済みです。)

対象機種

HA8000/270    270GC/270HC モデル

ディスクアレイコントローラ(CA7250) について

270GA/270HAモデルにてWindows Server 2003 x64Editions環境ではディスクアレイコントローラ(CA7250)を搭載した構成は未サポートとなります。

Fibre Channelボード(CC7202/CC7211) について

Fibre Channelボード(CC7202/CC7211)は、Windows Server 2003(32ビット)/Windows 2000 Server用です。Windows Server 2003 x64 Editionsでは使用できません。 尚、Windows Server 2003 x64 Editions用としてFibre Channelボード(CC7203/CC7213)を準備しております。

コンパクトディスクアレイ装置CR804用パス２重化ソフト
Multi-path Fail-over-Software について

Fail-over-Software(形名:GHS-VSS7B051)は、未サポートとなります。
HA8000xC以前で２重化ソフトが必要な場合は、32bit版Windowsにて運用願います。

HA8000xD以降でサポートしているMulti-path Fail-over-Software(形名:GHS-VSS7B053)は、x64Editions をサポートしています。

Intel LANデバイス(Gigabit) について

システムイベントログを開くと"イベントログファイルが壊れています"というメッセージが表示される事があります。 この現象は、Intel製のギガビットLANデバイス(オンボード・拡張LANカード)を搭載したHA8000シリーズで、10Mbps・半二重通信を 行った場合に発生します。100Mbps、1Gbpsの通信環境では本現象は発生しません。

対象機種

HA8000xDモデルの一部、および、HA8000xC以前
ギガビットLANデバイス用のドライババージョンが8.5.x.xより前のモデルが対象となります。ドライババージョンが8.6.x.x以降であればこの現象は発生しないため、下記対処も必要ありません。

対応方法

10M Hubへの接続等、10Mbps半二重通信を行う場合は、以下のダウンロードサイトよりアップデートプログラムを入手しインストールされますようお願います。

LAN拡張機能ユーティリティ Intel PROSet について

PROSetをアンインストールして再インストールし、チームを作成すると、OSのイベントログ(システムログ)にiANSMiniportのエラーが複数記録されることがあります。
対応方法は後報とさせて頂きます。

270AC/270BC用LAN拡張機能ユーティリティ Broadcom BACS2 について

BACS2にて作成済みのVLANを削除しようとすると、OSのイベントログ(システムログ)にBlfmのエラーが記録され、VLANを正しく削除できない場合があります。

イベントの種類：エラー
イベント ソース：Blfm
イベント ID：8
説明：Could not bind to adapter \DEVICE\{xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx}.

システムに影響はありません。VLANを削除する場合は、本体装置付属の「ソフトウェアガイド」の「タグVLANの削除」を参照いただき、再度VLANの削除を実施してください。

日立オープンミドルウェアについて

日立オープンミドルウェアの情報は、以下のページを参照してください。

更新履歴

2007年2月28日
2007年1月19日
2006年10月10日
2006年3月1日
2006年2月6日
2005年12月27日
2005年12月14日
2005年12月2日
2005年10月3日
  • 情報のアップデートを行いました。
2005年9月22日
2005年9月2日
2005年8月8日
  • 情報の追加・アップデートを行いました。
2005年7月15日
  • 本ページを公開しました。