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Hitachi

日立アドバンストサーバHA8000シリーズ

Windows ServerTM 2003 について

Windows Server 2003 セットアップメディアについて

Windows Server 2003 Service Pack1を新規セットアップする場合は、Service Pack1適用済のWindows Server 2003 メディアを使用しないで下さい。Service Pack無のWindows Server 2003をセットアップした後に、Service Pack1を適用してください。

Service Pack1インストール中に

"このファイルは、コンピュータ製造元によってインストールされました。
このファイルをService Pack 1セットアップで置き換えますか?"
と確認してくる場合があります。
この確認画面が表示された場合は「いいえ」を選択してください。

Service Pack1 インストール完了後、OS の再起動直後に次のエラー内容がイベントログに記録されることがあります。

イベントの種類:エラー
イベント ソース:Service Control Manager
イベント ID:7011
説明:Dfs サービスからのトランザクション応答の待機中にタイムアウト
(30000 ミリ秒)になりました。

[対応方法]

OS の再起動直後の一度だけ記録されるのであれば、動作上の問題はありませんので、そのままご使用ください。

次のエラー内容がイベントログに記録されることがあります。

イベントの種類:エラー
イベント ソース:DCOM
イベント ID:10016
説明:アプリケーション固有権限の設定では、CLSID {BA126AD1-2166-11D1-B1D0-00805FC1270E} をもつCOM サーバーアプリケーションに対するローカルアクティブ化アクセス許可をユーザーNTAUTHORITY¥NETWORK SERVICE SID(S-1-5-20)に与えることはできません。
このセキュリティのアクセス許可は、コンポーネント サービス管理ツールを使って変更できます。

[対応方法]

動作上の問題はありませんので、そのままご使用ください。
なお、イベントログ「説明」内のCLSID、ユーザーについては使用環境により異なる場合があります。詳細については、以下のマイクロソフト社 ホームページを参照してください。

次のエラー内容がイベントログに記録されることがあります。

イベントの種類:エラー
イベント ソース:NetBT
イベント ID:4307
説明:トランスポートが初期アドレスのオープンを拒否したため、初期化に失敗しました。

[対応方法]

コマンドプロンプトより、「nbtstat –n」を実行しコンピュータ名が正しく登録されていれば問題ありません。詳細については、以下のマイクロソフト社 ホームページからイベント検索などでご確認ください。

Windows Server 2003 SP1環境でService Control Managerのイベントログが記録されない現象について

Windows Server 2003 Service Pack 1環境で、OSのシステムイベントログに"Service Control Manager"のログが記録されないことがあります。

本現象の発生要因や回復手順など、詳しくは こちら をご覧ください。

Windows ServerTM 2003 SP1環境で、Windowsコンポーネントを追加する場合の注意事項

Windows Server 2003 Service Pack 1環境で、[コントロールパネル]から、Windows の追加コンポーネントをインストールする場合に Windows の OS CD-ROM、または Service Pack 1 の CD-ROM を挿入するよう、メッセージが表示される場合があります。

本現象が発生する環境や、発生した場合のインストール手順など、詳しくは こちら をご覧ください。

SystemInstaller について

SystemInstallerでWindows Server 2003 インストール時の注意事項

SystemInstaller で Windows Server 2003 をインストールする場合は、Service Pack 1 が適用されていない Windows Server 2003 メディアを使用してください。Service Pack 1 適用済みのWindows Server 2003 メディアによるインストールをサポートしていません。

System Manager について

Server 2003 SP1 インストール時の注意事項

Windows Server 2003 SP1 で System Managerを使用する場合、Widowsファイアウォールの例外リストの設定などの注意事項があります。詳しくは、以下のページを参照してください。

JP1/ServerConductor/Agent について

Windows Server 2003 ServicePack1には、JP1/ServerConductor/Agent 07-52より適用します。(HA8000xCモデル以降では、製品に添付しています)

  • JP1/ServerConductor/Agent 07-52より前のバージョン(ServerConductor/Agent,System Manager - Server Agent Version 5.0 05-21以降を含む)をご使用になる場合、以下の制限事項があります。
    • JP1/ServerConductorのコンソールサービスからWindows Server 2003 Service Pack 1を適用したサーバにリモートコントロール接続すると、管理対象サーバのWindowsがコード0x8eでSTOPエラー(ブルースクリーン)になります。

[対応方法]

この問題を解決する方法など、JP1/ServerConductorのWindows Server 2003 ServicePack1適用時の注意事項については、以下のページを参照ください。

Adaptec Storage Manager Browser Edition(SMBE)について

HA8000xB以前モデルでService Pack1が適用された環境にSMBEをインストールした場合、以下の手順を実施して下さい。
(すでにSMBEがインストールされた環境にService Pack1を適用する場合は不要です。)

[注意]

レジストリ変更等は、システムに多大な影響(システムが起動しないなど)を及ぼします。
十分に注意して行ってください。

  1. レジストリエディタを開き、以下を選択してください。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\IOManager
  2. 画面右側の項目「ImagePath」の記載が
    「"C:\Program Files\Adaptec\SMBE\iomgr.exe"」
    となっているところを
    「C:\Program Files\Adaptec\SMBE\iomgr.exe」としてください。
    (前後のダブルクォーテーション(")をはずしてください。)
  3. 以下のレジストリについても同様に「ImagePath」のダブルクォーテーション(")をはずしてください。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\ASMBENotify
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\ARCPD
  4. システムを再起動してください。

リモート通報ユーティリティ について

リモート通報ユーティリティV5を使用する場合、インターネット通信方式において障害通報サービスセンタとの通信で通信不可となることがあります。

[対応方法]

xB〜xCモデルでリモート通報ユーティリティV5をご使用の場合において、通信方式をHTTPSおよびSOAP通信を選択された場合に制限があります。
詳細につきましては、「リモート保守サービス構築ガイド(2005年12月〜2006年3月モデル):pdfファイル」のP11「リモート保守サービスに関する注意事項・制限事項」を参照願います。

LAN ボード(Gigabit)について

システムイベントログを開くと"イベントログファイルが壊れています"というメッセージが表示される事があります。

この現象は、ギガビットのオンボードLANもしくは拡張LANカードを搭載しているHA8000シリーズで、10Mbps・半二重通信を行った場合に発生します。

[対応方法]

修正プログラムをこちらから入手し適用してください。

LAN ボード について

Intel(R) PROsetを使用しLAN拡張機能でチーミングを組んだ場合に仮想アダプタが作成されますが、通常仮想アダプタに 対応するネットワーク接続の名称は、”チーム#1アダプタティブロードバランシングモード”のようなチーミングのモードを表したものになります。

Service Pack1適用済み環境でチーミングを組み込んだ場合、仮想アダプタのネットワーク接続の名称が”ローカルエリア接続”となる場合がありますが、LANの機能には影響ありません。

[対応方法]

本件はLANの機能には影響はありませんが、接続名称の変更はマウス上で右クリックした際に教示されるメニュー内の”チーム名の変更”で変更可能ですので、わかりやすい名前に変更されることを推奨します。

Fibre Channelボード(**-CC7211**)について

ユーティリティ(HBAnyware)は未サポートとなります。

[対応方法]

今後も対応の予定はございません。

Fibre Channel ボード(**-CC7202**/**-CC7301**)について

Service Pack1適用後に本ボード増設すると、既存のボードを含めて OS標準のドライバ が適用されることがあります。

Service Pack1適用済み環境でチーミングを組み込んだ場合、仮想アダプタのネットワーク接続の名称が”ローカルエリア接続”となる場合がありますが、LANの機能には影響ありません。

[対応方法]

Service Pack1適用後に本ボード増設した場合は、既存ボードを含めて Fibre Channel ドライバの入れ替えをお願い致します。

コンパクトディスクアレイ装置CR804用パス2重化ソフト Multi-path Fail-over-Software について

Service Pack1適用後に本ボード増設すると、既存のボードを含めて OS標準のドライバ が適用されることがあります。

Service Pack1での動作確認は完了しました。

ディスクアレイ装置SANRISEシリーズ用パス2重化ソフトJP1/HiCommand Dynamic Link Manager について

HA8000xBモデルではサポートしています。
HA8000xAモデルをご使用の場合は、以下のホームページでFibre Channelボード(CC7202) のドライバをダウンロードしインストールした後に、JP1/HiCommand Dynamic Link Managerのご使用されるようお願いします。

コンパクトディスクアレイ装置CR804用パス2重化ソフト Multi-path Fail-over-Software について

Service Pack1適用後に本ボード増設すると、既存のボードを含めて OS標準のドライバ が適用されることがあります。

Service Pack1での動作確認は完了しました。

UPS管理ソフト PowerChuteBusiness Edition(PCBE v7.0) について

使用上の注意

  • エージェント、サーバ、コンソールをネットワーク上の異なるマシンにインストールして監視、管理する際は、Windows 2003 SP1上にインストールされたPowerChute Business Editionの'pbeserver.exe' および'pbeagent.exe'をWindowsファイアウォールの例外リストに追加してください。
  • Windows 2003 SP1環境においてMIBブラウザからエージェントにアクセスしている場合、
    MIBブラウザから、エージェントにアクセスして設定や情報の取得を行う場合には、
    'C:\WINDOWS\system32\snmp.exe' をファイアウォールの例外リストに追加してください。
  • 一部の機種で、電源復旧時に常にPower ONと設定する機能がBIOSにないため、UPS装置が電源回復した場合やスケジュール運転時にシステム装置が起動しないものがあります。
    上記の場合、Windows 2003 SP1環境では、「ローカルコンピュータポリシー」の設定を「Windows システムのシャットダウンのときに電源を切らない」に設定することでシステムの再起動が可能となります。尚、この設定は、シャットダウンタイプにて「休止」または「シャットダウンと電源オフ」を選択した場合には有効になりません。
  • PCBE v6.1.2ではWindows 2003 SP1未サポートのため、PCBE v6.1.2がインストールされているシステム装置にWindows 2003 SP1を適用する場合には、一旦PCBE v6.1.2をアンインストール後にWindows 2003 SP1を適用してください。

UPS管理ソフト Power Monitor H について

使用上の注意

  • 障害発生時の「UPS故障情報」(障害情報に対する処置)が表示されないため、Windows 2003 SP1では、「障害発生」のメッセージを確認後、ログ(CSV形式)で障害の項目を確認し、UPS取扱説明書に記載されている処置内容に従って処理してください。
  • 管理ツールを使用する場合は、[コントロールパネル]−[Windowsファイアウォール]を「無効」に設定してください。
  • 本管理ソフトは、BIOSの電源設定を「Pre-State」(サーバの電源起動で、Windowsを自動起動させる設定)で使用しますが、Windows 2003 SP1では「ローカル コンピュータ ポリシー」の設定を「Windows システムのシャットダウンのときに電源を切らない」に設定してください。

ARCserve について

ご使用されているバージョンによって、以下の対応をお願いします。

  • ARCserve Backup r11以前のバージョンは未サポートです。
    [対応方法]
    ARCserveのバージョンアップが必要となります。お客様担当の弊社営業まで、お問い合わせください。
  • ARCserve Backup r11.1をご使用の場合は、下記の2件の追加プログラムをインストールする必要があります。
    • 「BrightStor ARCserve Backup r 11.1 Windows 2003 SP 1 サポート アップデート (QO68139.CAZ)」
    • 「BrightStor ARCserve Backup r11.1 for Windows SP1 (QO63732.CAZ)」
    [対応方法]
    コンピュータ・アソシエイツ社のホームページから、追加プログラムをダウンロードして下さい。

BackupEXEC について

ご使用されているバージョンによって、以下の対応をお願いします。

  • BackupEXEC v9.0以前のバージョンは未サポートです。
    [対応方法]
    BackupEXECのバージョンアップが必要となります。お客様担当の弊社営業まで、お問い合わせください。
  • BackupEXEC v9.1につきましては追加でServicePack2+Hotfix50以上パッチプログラムをインストールする必要があります。
    [対応方法]
    上記のパッチプログラムをインストールして下さい。入手方法につきましては、お客様担当の弊社営業まで、お問い合わせください。

270AC/270BC用 LAN拡張機能ユーティリティBroadcom BACS2 について

BACS2にて作成済みのVLANを削除しようとすると、OSのイベントログ(システムログ)にBlfmのエラーが記録され、VLANを正しく削除できない場合があります。

イベントの種類:エラー
イベント ソース:Blfm
イベント ID:8
説明:Could not bind to adapter \DEVICE\{xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx}.

システムに影響はありません。VLANを削除する場合は、本体装置付属の「ソフトウェアガイド」の「タグVLANの削除」を参照いただき、再度VLANの削除を実施してください。
(Service Packなしの場合でも発生します。)

日立オープンミドルウェア製品 について

日立オープンミドルウェア製品については、以下のページを参照してください。

更新履歴

2008年1月8日
2007年6月12日
2007年3月29日
2006年6月22日
2006年6月13日
2006年3月31日
2006年1月6日
2005年12月2日
2005年11月15日
2005年11月9日
2005年10月21日
2005年10月3日
  • 情報のアップデートを行いました。
2005年9月22日
2005年9月1日