ここでは、HA8500 シリーズで Service Pack1を適用される場合の注意事項や制限事項等について、記載されています。
Service Pack1を適用される前に、お読みください。
HA8500シリーズのシステム装置にWindows Server 2003 Service Pack 1を適用する際に、システム装置のファームウェアのアップデートが必要になる場合があります。
Service Pack 1を適用する前に、以下の表に記載されたバージョン以降のファームウェアがインストールされていることが必要です。この表に記載されたバージョンのファームウェアは 、2005年9月10日より適用開始しております。
現在のファームウェアバージョンの確認方法は、こちら をご覧下さい。
ファームウェアのアップデートをご希望の場合は、お客様担当の弊社営業までお問い合わせ頂きますようお願い申し上げます。
| システム装置 | ファームウェア | バージョン |
|---|---|---|
| HA8500/630A3 | System Firmware | 1.025 (Release 3.3) |
| PDHC(SINC) *1 | 1.007 | |
| CIO(MP) *1 | A.006.012 | |
| Event Dict. *1 | 1.009 | |
| OSP *1 | 1.002 | |
| GPM *1 | 1.002 | |
| FM *1 | 1.002 | |
| PCIXLPM *1 | 2.000 | |
| PCI HS *1 | 1.000 | |
| CIO *1 | 2.008 | |
| Cell PDHC *1 | A.003.023 | |
| LPM(Cell) *1 | 1.002 | |
| HA8500/420A3 | System Firmware | 03.17 |
| BMC *1 | 03.49 | |
| MP *1 | E.03.15 | |
| HA8500/310A3 | System Firmware | 03.17 |
| BMC *1 | 03.47 | |
| MP *1 | E.03.15 |
イベントの種類：エラー
イベント ソース：Service Control Manager
イベント ID：7011
説明：Dfs サービスからのトランザクション応答の待機中にタイムアウト
（30000 ミリ秒）になりました。
OS の再起動直後の一度だけ記録されるのであれば、動作上の問題はありませんので、そのままご使用ください。
イベントの種類：エラー
イベント ソース：DCOM
イベント ID：10016
説明：アプリケーション固有権限の設定では、CLSID {BA126AD1-2166-11D1-B1D0-00805FC1270E} をもつCOM
サーバーアプリケーションに対するローカルアクティブ化アクセス許可をユーザーNTAUTHORITY¥NETWORK SERVICE
SID（S-1-5-20）に与えることはできません。
このセキュリティのアクセス許可は、コンポーネント サービス管理ツールを使って変更できます。
動作上の問題はありませんので、そのままご使用ください。
なお、イベントログ「説明」内のCLSID、ユーザーについては使用環境により異なる場合があります。詳細については、以下のマイクロソフト社
ホームページを参照してください。
イベントの種類：エラー
イベント ソース：NetBT
イベント ID：4307
説明：トランスポートが初期アドレスのオープンを拒否したため、初期化に失敗しました。
コマンドプロンプトより、「nbtstat –n」を実行しコンピュータ名が正しく登録されていれば問題ありません。詳細については、以下のマイクロソフト社 ホームページからイベント検索などでご確認ください。
対応方法は後報とさせて頂きます。
Power Monitor H をご使用される場合には、Service Pack1を適用しないでください。
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