Hitachi

概要

HA8000/TS10AN,CN,FNモデルにおいて、Hitachi Compute Systems Manager(以下HCSM)をご使用の場合、以下に示す事象が発生することが判明しました。
内容をご確認の上、発生条件に該当する場合は、対策用モジュールの適用をご検討いただきますようお願いいたします。

重要性

重要

現象

HCSMの管理対象にTS10AN,CN,FNを登録するために、HCSMの[リソースの探索]を実行すると、以下の事象が発生する。

(1) TS10AN,CNの場合
 次のエラーメッセージが表示され、監視対象サーバのBMC IPアドレスの登録ができない。

処理を続行できません。リソースから予期しない応答がありました。
次の処理を実行してください。
(1) リソースがBladeSymphonyまたはHA8000であることを確認してください。
  BladeSymphonyまたはHA8000でない場合は、特に対処は不要です。
(2) Compute Systems Managerサーバとリソースが通信できることを確認してください。
  (KASV30040-E)

(2) TS10FNの場合
 [リソースの探索]は正常終了するが、HCSMのインベントリ画面において、次のように、搭載されていないSystem FAN3に関する項目が表示(情報欄は空欄)される。

TS10FNの場合

対象製品

 
対象機種 形名
TS10AN,CN,FN GU*T10AN-*******, GU*T10CN-*******, GU*T10FN-*******
*
TS10BN,DNは対象外です。

発生条件

前記の対象製品において、以下に示すバージョンのHCSMを使用している場合に発生することがあります。

  • Windows版HCSM:バージョン8.4.1 〜 8.5.1
  • Linux版HCSM:バージョン8.5.0 〜 8.5.1

※HCSMのバージョンは、HCSM画面の[ヘルプ]−[バージョン情報]から確認できます。

回復策

ありません。

回避策

ありません。

対策

本問題は、以下の対策用モジュールで対策しました。
対策用モジュールの適用をご検討いただきますようお願いいたします。

「HA8000/TS10(AN,CN,FN) HCSMハードウェア定義ファイルアップデートツール/手順(バージョン 1.0)」

※対策用モジュールは、以下のURLよりダウンロードしてご利用ください。

更新情報

2017年04月07日 この情報ページを掲載しました。

  • 本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。