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Hitachi

日立アドバンストサーバHA8000シリーズ

概要

HA8000xM2モデルにおいて、コンソール端末からシステム装置への接続ができなくなる場合があります。以下に示す注意事項をよくお読みになって運用いただけますよう、お願いいたします。

現象

対象製品において、BMCのセキュリティ強度が”高”の時に、リモートコンソールアプリケーションを使いコンソール端末をシステム装置に接続しようとすると、パスワード認証後、次のメッセージが表示され(xxx.xxx.xxx.xxxは、リモートコンソールのIPアドレス)、接続に失敗することがあります。

 メッセージ「サーバ(xxx.xxx.xxx.xxx)への接続に失敗しました。本プログラムを終了します。」

対象製品

対象製品
モデル 形名
HA8000/RS220-hxM2 GQ*222HM-*******, GQ*222LM-*******
HA8000/RS220xM2,
RS220-sxM2,NS220xM2,
NS220-sxM2
GQ*222AM-*******, GQ*222FM-*******,GQ*222SM-*******, GQ*222TM-*******
HA8000/RS210-hxM2 GQ*212HM-*******, GQ*212LM-*******
HA8000/RS210xM2 GQ*212AM-*******, GQ*212BM-*******, GQ*212FM-*******
HA8000/RS110-hxM2 GQ*112HM-*******, GQ*112KM-*******
HA8000/TS20xM2 GQ*T22AM-*******, GQ*T22CM-*******
HA8000/TS10-hxM2 GQ*T12HM-*******, GQ*T12KM-*******

発生条件・回避方法・暫定回避方法

発生条件

次の条件のすべてに該当する場合に、本現象が発生することがあります。

  • BMCファームウェアバージョンが 03.21、03.22、03.23のいずれかを使用
  • BMCのセキュリティ強度を”高”に設定
  • BMCのデフォルトゲートウェイを(0.0.0.0)以外の値に設定
  • リモートコンソールアプリケーションを使いコンソール端末をシステム装置に接続しようとした

回避方法

対策版のBMCファームウェアをダウンロードサイトより提供しております。最新のBMCファームウェアをダウンロードの上、適用をお願いします。
なお、対策版BMCの適用の際には各種設定値の変更や再設定は不要です。

ドライバ・ユーティリティダウンロード検索をご参照ください。
カテゴリは、「ファームウェア[システム装置]」をご選択ください。
対策BMCファームウェアバージョン 03.24

暫定回避方法

次の手順を実施することで、本現象を暫定的に回避することができる場合があります。本暫定回避方法を実施しても本現象が発生する場合は、対策版BMCを適用してください。

  • Webコンソール上の「Administration」タブ - 「セキュリティとサービス」画面において、「設定」ボタン、「確認」ボタン、「OK」ボタンを順番に押下する。(設定値の変更は不要)

本暫定回避方法により行った設定は、AC電源のOFF/ONやBMCの再起動により初期化されます。再接続の際は、上記手順の再実施が必要となりますのでご注意ください。

更新情報

2015年7月24日 この情報ページを掲載しました。