| 2.1 「システムの復元」機能の概要 |
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「システムの復元」機能は、システムファイルやアプリケーションの変化を動的に監視し、システムファイルやドライバ、アプリケーションをインストールした時や、上書きした時、変更が加えられた時等、何らかの変化が生じた時に変更される前の状態を記録します。同時に、復元作業が複雑にならない様に復元ポイントを自動的に生成します。ユーザはこの復元ポイントを元に、システムを問題が発生する以前の状態に戻す事が可能になります。
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| 2.2 「システムの復元」の有効/無効を設定する手順 |
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Windows XPをインストールしたマシンでは、デフォルトで「システムの復元」機能は「有効」に設定されています。この機能はコンピュータのシステムを障害が発生する前の状態に復元(ロールバック)する為の機能です。
- 「スタート」から、「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「システムの復元」を選択すると下記画面が表示されます。
表示された画面中の「システムの復元の設定」をクリックします。

- 下記画面が表示されます。ここで「システムの復元を無効にする」がチェックされていると、復元ポイントが生成されないため復元機能を使用する事ができません。
ドライブ毎に復元作業の詳細を設定したい場合は、「利用可能なドライブ(V)」から設定したいドライブを指定し、「設定(S)」をクリックします。
内容を確認し「OK」をクリックしてウィザードを終了します。

【参考】「すべてのドライブでシステムの復元を無効にする(T)」について システム復元機能を無効に設定すると既存の復元ポイントは全て削除され、マシンに対する変更の取り消しや、修正が出来なくなります。「システムの復元」機能を使用して、マシンを以前の状態に復元したい場合は「システムの復元」は常に有効に設定しておく必要があります。 |
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| 2.3 自動で作成される復元ポイントの概要 |
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復元ポイントはシステムによって自動的に生成されます。生成されるタイミングに関しては、以下の表を参照ください。
復元ポイントが作成される
タイミング |
詳細 |
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Windows XPのインストール時 |
既存のOSをWindows XPにアップグレードし最初のログオンを行った時、またはWindows XPに始めてログオンした時 |
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アプリケーションのインストール時 |
「システムの復元」機能に対応したアプリケーションをインストールした時 |
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自動更新によるインストール時 |
自動更新機能(Windows Update)機能を使用し、システム構成を更新した時 |
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復元実行時(管理者権限が必要) |
「システムの復元」機能を使用して、マシンを過去の状態に復元した時、復元の処理が実行される直前の状態を復元ポイントとして作成する。 |
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署名の無いドライバのインストール時 |
デジタル署名されていないデバイス・ドライバをインストールした時 |
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バックアップデータを使用し、システムを復旧した時 |
Windows XP付属のバックアップ機能を使用して、バックアップデータからの回復処理を行う場合、回復処理が行われる直前の状態を復元ポイントとして作成する |
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システムが自動的に復元ポイントを生成する |
デフォルト設定でレジストリに設定されるタイマ時間(86400(秒)=24時間)が経過した時(注1) |
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手動設定 |
手動で復元ポイントを生成した時 |
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(注1):Windows XPのデフォルト設定では、Windows XPに初めてログオンした時から24時間間隔に1回の間隔で自動的に復元ポイントを生成します。復元ポイントが生成される間隔を変更したい場合は「2.4
復元ポイントの自動作成間隔及び、復元ポイントの保存期間に関する情報」を参照ください。 |
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| 2.4 復元ポイントの自動作成間隔及び、復元ポイントの保存期間に関する情報 |
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Windows XPのデフォルト設定では、ある一定の間隔で自動的に復元ポイントを作成します。また、作成された復元ポイントはある一定期間(デフォルトでは90日)を超えると自動的に削除されます。Windows XPでは、あるレジストリの設定値を変更する事によって「復元ポイントの自動作成間隔」や、「復元ポイントの保存期間」を変更する事が可能です
以下に「復元ポイントの自動作成間隔」と「復元ポイントの保存期間」を確認する事ができるレジストリ情報を下記に記載します。
- 「復元ポイントの自動作成間隔の設定値」を確認できる場所
- レジストリの場所
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsNT
\CurrentVersion\SystemRestore内の「RPGlobalInterval」
- デフォルトで設定される値
86400(秒)=「24時間」
- 「復元ポイントの保存期間の設定値」を確認できる場所
- レジストリの場所
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsNT
\CurrentVersion\SystemRestore内の「RPLifeInterval」
- デフォルトで設定される値
7776000(秒)=「90日」
【参考】 「復元ポイントが保存される領域」のサイズはデフォルト設定の場合、各ドライブ容量の12%となっています。ただし、ドライブの容量が4GB未満の場合は400MBがデフォルトで設定され、ドライブの容量が400MB未満の場合はドライブの全容量が最大保存サイズとして設定されます。システムが自動的に復元ポイントを生成し続ける事により保存領域のサイズを超えてしまった場合は、作成日付の古い順に復元ポイントが削除されます。また、復元ポイントの保存期間(デフォルトで90日間)を超えた場合も同様に作成日付の古い順に削除されます。 |
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| 2.5 手動で復元ポイントを生成する手順 |
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Windows XPの「システムの復元」機能はシステム及び、アプリケーションファイルへの変更を常に監視し、自動的に復元ポイントを生成します。またWindows
XPではデフォルトで1日1回復元ポイント生成します。さらに、アプリケーションやドライバのインストールを行った場合も復元ポイントが生成されます。
上記内容と併せ、ユーザが任意に復元ポイントを作成する事も可能であり、その復元ポイントに名前を付けて保存する事が出来ます。
以下に、手動で復元ポイントを作成する手順を記載します。
- 「スタート」から、「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「システムの復元」を選択すると下記画面が表示されます。
画面左側で「復元ポイントの作成(E)」にチェックを入れ「次へ(N)」をクリックします。

- 下記画面が表示されます。ウィザード内の「復元ポイントの説明」欄に、これから作成する復元ポイントの保存名を入力し「作成(R)」をクリックします。
ここでは、例として「TEST」と入力します。

【注意】
ここで設定した保存名は、復元ポイントの作成後に変更することが出来ません。「作成(R)」をクリックする前に、入力した名前に間違いがないかを確認して下さい。 |
- 下記画面が表示され、新規に復元ポイントが作成された事が確認できます。
内容を確認し、「閉じる(C)」をクリックします。

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| 2.6 「システムの復元」を実行する手順 |
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本手順では、「2.5
手動で復元ポイントを生成する手順」で作成した復元ポイント(TEST)にシステムを復元する手順を記載します。
- 「スタート」から、「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「システムの復元」を選択すると下記画面が表示されます。
画面左側で「コンピュータを以前の状態に復元する(R)」にチェックを入れ「次へ(N)」をクリックします。

- 下記画面が表示されます。画面左のカレンダー内に太字で表示された日付が、復元ポイントが保存されている日付であり、その日付を選択した時、右側の表示窓内に復元ポイントが一覧で表示されます。
復元ポイントを選択した後、「次へ(N)」をクリックします。
ここでは「TEST」を選択します。

- 下記画面が表示されます。内容を確認し「次へ(N)」をクリックします。

- マシンが自動的にログオフされ、システムの復元が開始します。
その後、自動的に再起動が行われます。
- 再起動が終了し、正常にログオンすると下記画面が表示されます。
内容を確認し、「OK(O)」をクリックします。

【参考】 「システムの復元」機能を使用して復元可能な主要項目
(a) レジストリ
(b) プロファイル(移動ユーザプロファイルは対象外)
(c) COM+ DB
(d) WFP.dllキャッシュ
(e) WMI DB
(f) IIS(Internet Information Server)の設定 |
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