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ダウンロード/ソフトウエア・ニュースレター詳細




 

FLORA 220CX NP9/270SX NH9/20NV NV4 の内蔵モデムをWindowsNT/Windows2000で使用する場合の注意事項


現象

FLORA 220CX NP9/270SX NH9/20NV NV4 の内蔵モデムをご使用の場合、以下の発生条件が全て重なるとSTOPエラーが発生し、画面がブルースクリーンになる場合があります。

発生条件
  1. WindowsNT/Windows2000でご使用の場合
  2. PBX(回線交換機)の環境下でご使用の場合
  3. V.90対応のプロバイダに接続する場合
  4. モデムドライバのバージョンがVer.1.48(1.48.0.0)またはVer.1.65(1.65.0.0)の場合
バージョンの確認方法
  • WindowsNTの場合
    1. [WindowsNTエクスプローラ]を起動し、[表示]メニューより[オプション] をクリックする。
    2. [ファイルの表示] で[すべてのファイルを表示]を選択し、[OK] をクリックする。
    3. [ツール]メニューより[検索]- [ファイルやフォルダ]をクリックし、[名前]の欄に mpcm*と入力し、[探す場所]に c:\winnt\system32 と入力し、[サブフォルダも探す]にチェックがされていることを確認して、[検索開始]をクリックする。
    4. 検索されたファイル(mpcm0001.sysまたはmpcm0016.sys)を右クリックし、[プロパティ]をクリックする。
    5. [バージョン情報]タブをクリックすると、ファイルバージョンが表示される。(バージョンが表示されない場合はVer.1.48またはVer.1.65ではありません。)
  • Windows2000の場合
    1. [コントロールパネル]より[システム]アイコンをダブルクリックする。
    2. [ハードウェア]タブの[デバイスマネージャ]をクリックする。
    3. [モデム]- [Xircom MPCI 〜]をダブルクリックし、[ドライバ]タブをクリックすると、バージョンが表示される。
対象機種

FLORA 220CX NP9 コンボタイプ (LAN+モデム内蔵) *(注)
FLORA 270SX NH9 モデム内蔵タイプ
FLORA 20NV NV4 モデム内蔵タイプ
   *(注)LANタイプ(LANのみ内蔵)、モデムタイプ(モデムのみ内蔵)は対象外です。


対処方法

PBXの環境下でご使用の場合は、V.90の設定を使用不可にしてください。設定方法は以下の通りです。PBXの環境下ではV.90では接続できないため、V.34の通信速度以下で接続されます。このため、V.90の設定を使用不可にしても、PBXの環境下では通信速度に変わりはありません。

設定方法
  • WindowsNTの場合
    1. [コントロールパネル]の[モデム]アイコンをダブルクリックする。
    2. [Xircom MPCI 〜]  が選択されていることを確認して[プロパティ]ボタンをクリックする。
    3. [接続]タブの[詳細]ボタンをクリックする。
    4. [追加設定]欄に AT-V90=0 と入力し[OK]、[OK]、[閉じる]とクリックし画面を閉じる。
  • Windows2000の場合
    1. [コントロールパネル]の[電話とモデムのオプション]アイコンをダブルクリックする。
    2. [モデム]タブに[Xircom MPCI 〜] が選択されていることを確認して[プロパティ]ボタンをクリックする。
    3. [詳細]タブをクリックする。
    4. [追加の初期化コマンド]欄に AT-V90=0 と入力し[OK]、[OK]とクリックし画面を閉じる。
留意事項

上記の設定を行っても、ATコマンドで直接モデムの通信を行う場合には、開始時やAT&F、ATZnのATコマンドでモデムの初期設定を行うと、V.90が使用可能になります。この場合、ダイヤルするATコマンドATDxxxxを実行する前にATコマンド、AT-V90=0 を実行し、再度、V.90を使用不可にしてから通信する必要があります。


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