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企業情報ニュースリリース

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2020年12月25日
日立キャピタル株式会社
Hitachi Capital (Thailand) Co., Ltd.
Hitachi Asia (Thailand) Co., Ltd.
SANTEC POWER SOLUTIONS CO., LTD.

日立キャピタル、日立アジア、サンテックが
タイにおける太陽光発電事業促進に向けた協業を開始

在タイ企業の再生可能エネルギー導入に貢献

  日立キャピタル株式会社(執行役社長兼CEO:川部 誠治)のグループ会社であるHitachi Capital (Thailand) Co., Ltd.(取締役社長:有泉 知樹/以下、日立キャピタル(タイランド)社)、タイ王国(以下、タイ)における株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭)の現地法人であるHitachi Asia (Thailand) Co., Ltd.(取締役社長:菅田 善博/以下、日立アジア(タイランド)社)、およびSANTEC POWER SOLUTIONS CO., LTD.(取締役社長:井本 眞道/以下、サンテック社)は、本日、太陽光発電分野における協業の推進に関する覚書(Memorandum of Understanding/以下、MOU)を締結しました。
  3社は、今回のMOUに基づき、タイにおける日立グループを対象に、自家消費型太陽光発電設備の導入を推進します。その第一弾として、Hitachi Automotive Systems Asia, Ltd.のゲートウェイ工場(タイ・チャチューンサオ県)の屋根に太陽光発電設備を設置、2021年3月末の発電開始を予定しており、中長期的には、タイの日系企業や現地企業への導入をめざします。

  近年、世界的に深刻化する気候変動問題を踏まえ、脱炭素社会の実現に向けた、温室効果ガス排出量の実質ゼロをめざす動きが広まっています。タイにおいては、長期電源開発計画にて、2037年における再生可能エネルギーの導入目標値を全電源の33%と設定しています。一方、企業においても、自社で発電した太陽光などの再生可能エネルギーを自家消費することで、事業活動における二酸化炭素(CO2)排出量削減へのニーズが高まっています。

  日立キャピタル(タイランド)社、日立アジア(タイランド)社、サンテック社の3社は、このたびの協業を契機に、今後、タイにおける日立グループを対象に、自家消費型太陽光発電設備の導入を推進します。お客さまは、発電量に応じた電気料金を負担、初期投資なしに、再生可能エネルギーの導入が可能です。3社は、2023年までに発電容量10MWの実現をめざします。

  日立キャピタル(タイランド)社は、発電事業者として、お客さまと自家消費型太陽光電力供給契約(Power Purchase Agreement/以下、 PPA)を締結、工場や事業所の屋根に、太陽光パネルを含む太陽光発電設備を設置し、発電した全電力をお客さまに売電します。
  日立アジア(タイランド)社は、本事業のプロジェクトリーダーとしてプロジェクトマネジメントを担うとともに、太陽光発電用インバータやエネルギーマネジメントシステムの供給を通じて、グリーンエネルギーによるスマートで持続可能な社会の実現をめざします。

  サンテック社は、工事・メンテナンスのコントラクタとして、設計・調達・施工・メンテナンスまでの一貫したサービスを提供します。サンテック社は、国内外の太陽光発電事業・産業用プラントの建設・保守に実績のある三興グループの企業です。そのグローバルにおける実績、知見を生かし、高品質で円滑な工事・メンテナンスを提供します。

  日立キャピタルグループは、国内において、太陽光発電所や風力発電所を運営するとともに、脱炭素化を進める企業とPPAを締結し、自家消費型太陽光発電の導入を推進してきました。今回の協業により、日立キャピタルグループは、海外における自家消費型太陽光発電事業に参入、これを契機に、グローバルでの事業展開を加速することで、脱炭素社会の実現に貢献します。
  日立アジア(タイランド)社は、タイにおける日立グループの事業の発展と拡大に努めています。そのひとつとして、太陽光発電事業を通じて、社会イノベーション事業を拡大していきます。
  サンテック社は、タイにおける太陽光発電事業の推進に向けて、2018年より活動を続けています。今後、ますます再生エネルギー事業が発展するとされるタイにおいて、本事業を通じて、社会に貢献します。

  日立キャピタル(タイランド)社、日立アジア(タイランド)社、サンテック社の3社は、自家消費型太陽光発電の導入を通じて、お客さまの課題解決に貢献するとともに、タイ全土にて本事業の拡大を図ることで、タイにおける脱炭素社会の実現に貢献します。

日立キャピタル株式会社について

  日立キャピタルグループは、「社会価値創造企業」を経営方針に、グローバルにおけるSDGsを基点とした社会課題の解決、ならびに企業としての持続的な成長を図ります。「2019〜2021年度中期経営計画」では、「環境・エネルギー」「モビリティ」「ライフ」「販売金融」を重点事業に設定、これらの分野において、金融のみならず、サービスや事業化、ならびにそれらを組み合わせた新しい価値を提供することで、社会課題の解決に貢献します。

Hitachi Asia (Thailand) Co., Ltd.について

  日立アジア(タイランド)社は1992年の設立以来、タイをはじめとし、ラオス、カンボジアのお客様に最適なソリューションを提供してまいりました。スマートシティ、スマートマニュファクチュアリング、スマートパブリックサービスを注力事業として、地域社会への貢献をめざしています。

日立製作所について

  日立は、IT(Information Technology)、OT(Operational Technology)およびプロダクトを組み合わせた社会イノベーション事業に注力しています。2019年度の連結売上収益は8兆7,672億円、2020年3月末時点の連結従業員数は約301,000人でした。日立は、モビリティ、ライフ、インダストリー、エネルギー、ITの5分野でLumadaを活用したデジタルソリューションを提供することにより、お客さまの社会価値、環境価値、経済価値の3つの価値向上に貢献します。

SANTEC POWER SOLUTIONS CO., LTD.について

  サンテック社は、株式会社三興のグループ会社である三興コントロール株式会社、タイ現地法人SANKO INDUSTRIAL SOLUTIONS CO., LTD.、株式会社日立パワーソリューションズの合弁会社です。三興グループ・日立パワーソリューションズからの技術支援のもと、タイにおいて電気・計装・制御設備の保守サービス、太陽光発電設備設置工事等のサービスを提供してきました。今後も品質と環境と安全の調和をめざし、活動に取り組んでまいります。

以上

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