ページの本文へ

Hitachi

企業情報ニュースリリース

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。

2020年10月7日
日立オートモティブシステムズ株式会社

日立オートモティブシステムズが新たな自動パーキングブレーキを市場投入

ピックアップトラック、SUV、小型商用車などに適した新ブレーキシステム

  日立オートモティブシステムズ株式会社(プレジデント&CEO:ブリス・コッホ/以下、日立オートモティブシステムズ)は、ピックアップトラックやバン、SUV、小型商用車向けを中心に過酷な使用にも耐えられるように設計した、新たな自動パーキングブレーキを市場に投入しました。

  新たなパーキングブレーキは、すでに複数の自動車メーカーへの導入が決まっており、9月に欧州、10月に北米において新車に搭載されました。当社は、この新ブレーキシステムをブレーキビジネスユニットの欧州拠点で開発し、現在は北米と欧州で生産していますが、2021年にはアジア太平洋地域での生産も開始します。
  自動パーキングブレーキは、パーキングブレーキの世界市場において25%を超える割合を占めており、さらに需要が高まっています。日立オートモティブシステムズは、昨年のシャシー・ブレーキ・インターナショナル社の買収により、自動パーキングブレーキの事業規模において、現在、世界第3位のサプライヤーとなっています。*

  この新しいブレーキシステムは、定格車両総重量が3.5トン以下のピックアップトラック、バン、SUV、小型商用車に適しており、ドラムインハットといった他のシステムと比べて、重量を6.6ポンド(約3キロ)以上削減できる利点を有しています。
  ブレーキビジネスユニット長のBernd Schemerは、「自動パーキングブレーキの安全性やシステムマネジメントにおける最新の技術開発によって生まれた当社の新システムは、より広範囲な車種への適用を可能としています。」と述べるとともに、ブレーキシステムにおける軽量化の他に、高度な安全性をはじめ、頑強性、自動バレーパーキングを含む自動運転機能など、新たな自動パーキングブレーキが自動車メーカーにもたらす様々な利点やe-モビリティの騒音・振動・ハーシュネス要件にも最適化されている点について強調しています。
  このように、日立オートモティブシステムズの自動パーキングブレーキは、将来e-モビリティの騒音・振動・ハーシュネス要件に向けて最適化されています。

  自動車ブレーキソリューションにおける世界最大のサプライヤーの一角を占める日立オートモティブシステムズのブレーキビジネスユニットでは、乗用車、小型商用車と二輪車向けのディスクブレーキ、ドラムブレーキ、電動パーキングブレーキ、ローターなど様々な製品を自動車メーカーやアフターマーケットに提供しています。また、欧州をはじめアジア、南アフリカ、北米、南米などグローバルに拠点を展開しており、17ヵ国の工場、エンジニアリングセンター、営業所において9,500人以上の従業員を擁しています。

*
当社調べ

[画像]新型自動パーキングブレーキ
新型自動パーキングブレーキ

お問い合わせ先

日立オートモティブシステムズ株式会社

本社 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル
事業内容 自動車部品および産業用機械器具・システムの開発、製造、販売およびサービス

以上

Adobe Acrobat Readerのダウンロード
PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社)のAdobe Acrobat Readerが必要です。