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企業情報ニュースリリース

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2020年7月9日
日立ABBパワーグリッド社

日立ABBパワーグリッド・インド社が、
インド国鉄の電気機関車向け変圧器を12億ルピーで受注

グローバルトップレベルの技術により、インド政府がめざすCO2排出量ゼロと鉄道の電化に貢献

  日立ABBパワーグリッド・インド社(ABB Power Products and Systems India Limited)は、インド国鉄の電気機関車工場であるChittaranjan Locomotive Works(チッタランジャン機関車工場、以下、CLW)から、客車を牽引する機関車および貨車を牽引する機関車400両で使用される変圧器12億インドルピー(約17億円)*相当を受注しました。日立ABBパワーグリッド社(Hitachi ABB Power Grids Ltd.)は、本プロジェクトを通じて、10年後までに世界初のCO2排出量ゼロをめざすインド政府のミッションに貢献していきます。

  日立ABBパワーグリッド・インド社の代表で、日立ABBパワーグリッド社の南アジア担当役員であるVenu Nuguri(ベヌ・ヌグリ)は、「CLWからの受注は、日立ABBパワーグリッド社にとって名誉あるものです。今回の受注は、お客さまとの20年にわたるパートナーシップを強化し、責任ある方法で経済を発展させるというインド政府のミッションに貢献します。鉄道は、環境に配慮した持続可能な輸送インフラであり、当社の先進的な技術は、エネルギーの拡大とCO2排出量の削減の両立に貢献します。」と述べています。

  日立ABBパワーグリッド・インド社は、過酷な気候条件に耐える耐久性を備え、安全性とエネルギー・環境効率を最大限に高めた変圧器を供給しています。

  電気機関車は、架線などの外部電源から電力を受電する際、変圧器によって電圧を適切なレベルまで下げ電動機で動力に変換し走行します。変圧器の種類は、鉄道の電化システムによって異なります。

  日立ABBパワーグリッド・インド社は、本プロジェクトにおいて、CLWの貨車を牽引する機関車で使用される6,531キロボルト・アンペア(kVA)の変圧器と、客車を牽引する機関車で使用される7,775キロボルト・アンペア(kVA)の変圧器を納入します。これらの変圧器は、列車の重要な機能(牽引、照明、暖房、換気、ブレーキ、信号、通信など)に電力を供給します。また、列車の性能とオペレーターサービスを促進します。

*
インドルピー=1.4円(2020年7月9日時点レート)にて計算。

日立ABBパワーグリッド社について

  日立ABBパワーグリッドは、日立とABB社で合わせて約250年の歴史を持つグローバルテクノロジーリーダーであり、90カ国で約36,000人の従業員を擁しています。スイスに本社を置き、電力、インダストリー、インフラ産業のバリューチェーンに加えて、モビリティ、スマートシティ、蓄電やデータセンターなどの新分野にも事業を展開しています。日立ABBパワーグリッド社は、グローバルトップの導入実績やフットプリントを生かし、お客さまの社会的価値、環境価値、経済価値のバランスを向上させます。また、より強じん、よりスマート、よりクリーンなグリッドを実現するためのパートナーとして、革新的なデジタル技術により"Powering Good for Sustainable Energy"を実現していきます。

  日立ABBパワーグリッド・インド社は、ABB Power Products and Systems India Limitedという法人名で運営されており、インド証券取引所(National Stock Exchange of India Limited、NSE)およびBSE Limited(BSE)に「POWERINDIA」(Scrip code 543187)として上場しています。

以上

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