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企業情報ニュースリリース

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2019年11月1日

2019年度グッドデザイン賞において
西武鉄道向け鉄道車両001系「Laview」が
「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞

[画像](左)GOOD DESIGN AWARD 2019 GOLD AWARDロゴ、(右)001系「Laview」

  株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)が西武鉄道株式会社(取締役社長:若林 久/以下、西武鉄道)向けに製造した鉄道車両001系「Laview」が、このたび、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2019年度グッドデザイン賞」において、「グッドデザイン・ベスト100」に続き、「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞しました。

  「グッドデザイン金賞」は、2019年度に選定されたグッドデザイン賞受賞1,420件のうち、審査委員会により特に高い評価を得た「グッドデザイン・ベスト100」の中から、特に優れたデザインに贈られる賞です。001系「Laview」は、「いままでに見たことのない新しい車両」をめざし、西武鉄道の次世代のフラッグシップトレインとして製作された新型特急車両であり、今回の受賞においては、電車の固定概念に捕らわれない、建築とプロダクトの間の、もうひとつの居住空間をイメージしたデザインが評価されました。

  今回、日立が受賞した製品の概要は以下の通りです。

「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」受賞案件

「001系「Laview」」について

(1) 「001系「Laview」」の特長

  「いままでに見たことのない新しい車両」をめざし西武鉄道の次世代のフラッグシップトレインとして製作された新型特急車両です。国内初となる曲線半径1500mmの球面形状前面ガラス、客室窓には縦1350mm×横1580mmの大型窓を設置したことにより、いままでとは違った西武線沿線の四季折々の風景をお楽しみいただける特急車両となっています。

(2) グッドデザイン賞審査委員評価コメント

  アヴァンギャルドな球形の先頭車両、風景がファジーに映りこみ存在感を和らげる車体塗装色、驚くほど大きな客室窓、窓からはリビングルームを彷彿させる心地よい暖色イエローのシートが良く見える、乗車前から乗客の心を昂ぶらせる仕掛けが満載だ。広大な窓から見える車窓風景は恰も外界と室内空間がシームレスで繋がっているかの錯覚を起こさせ、普段見慣れた景色を新しいものへと変えるだろう。「100年の風景をつくる」という高い志のもと、デザインの力で革新的創造にチャレンジした姿勢とその実現力は賞賛に値する。

(3) 001系「Laview」について

共同受賞企業

西武鉄道株式会社(取締役社長:若林 久)、株式会社妹島和世建築設計事務所(主宰:妹島 和世)

関連情報

日立製作所について

  日立は、OT(Operational Technology)、IT(Information Technology)およびプロダクトを組み合わせた社会イノベーション事業に注力しています。2018年度の連結売上収益は9兆4,806億円、2019年3月末時点の連結従業員数は約296,000人でした。日立は、モビリティ、ライフ、インダストリー、エネルギー、ITの5分野でLumadaを活用したデジタルソリューションを提供することにより、お客さまの社会価値、環境価値、経済価値の3つの価値向上に貢献します。

以上

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