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企業情報ニュースリリース

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2017年8月22日

日立がタイEGATチャイヤプーン変電所向け500kVガス絶縁開閉装置を納入

一式受注した変電設備が完成し、関係者出席のもと、現地にて開所式を実施

  株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、タイ王国(以下、タイ)の現地パートナーであるPrecise System and Project Co., ltd./以下、プリサイス社)と共同受注した、タイ発電公社(Electricity Generating Authority of Thailand/以下、EGAT)のチャイヤプーン(Chaiyaphum) 第二GIS変電所(以下、チャイヤプーン変電所)向け500kVガス絶縁開閉装置(以下、GIS)を含む変電設備を納入しました。
  8月18日に現地において開所式が挙行され、サクシットチャイヤプーン県副知事、EGAT スートン副総裁、プリサイス社アーモン社長、日立の小田執行役常務 電力ビジネスユニットCEOをはじめ関係者約240名が出席しました。

  経済発展の目覚しいタイでは電力需要が急増しており、電力の安定供給と送配電網の信頼性向上が重要な課題となっています。タイのエネルギー省傘下の発・送電公社であるEGATでは、タイ全土における電力系統を強化するため、2014年から基幹変電所となる500kV GIS変電所の建設計画を次々と打ち出しています。

  日立は、2014年11月に、タイ東北部に建設されるチャイヤプーン変電所向け500kV GISを含む変電設備一式の設計・調達・建設(EPC*1)契約をプリサイス社と共同で受注し、日立が500kV GISを供給し、プリサイス社が230kVGISの供給と変電所の土木工事、機器据え付けを担当しました。今回完成したチャイヤプーン変電所は、2014年に入札を実施された数多くあるタイの500kV GISプロジェクトの中で、最も早く商業運転を開始した変電所の一つとなります。

  開所式では、EGATのスートン副総裁が「チャイヤプーン変電所はラオスから受電する電力をタイ東北部に送電し電力系統を強化する重要な基幹変電所の一つであり、この変電所が完成したことを嬉しく思う」。と挨拶し、その後、日立の小田CEOが「タイの社会と電力インフラに貢献できることを嬉しく思います」。とGISを製造、納入したメーカーとして祝辞を述べました。その後、変電所のお披露目式や記念植樹などが行われました。

  日立は今後も、各市場の有力パートナーと協力し、送・変電設備案件の一括受注体制を強化すると共に、タイをはじめとするメコン地域の電力の安定供給と経済発展に積極的に貢献していきます。

*1
EPC:Engineering, Procurement and Construction

以上

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