ニュースリリース

業界初*1「魚煮つけ」メニューをオーブン*2オートメニューに採用

多彩な料理が手軽にできるIHクッキングヒーター「火加減マイスター」を発売

  日立アプライアンス株式会社(取締役社長:德永 俊昭)は、日立独自の「ラク旨(うま)グリル&オーブン」*3を使ったオーブン機能のオートメニューに業界初となる「魚煮つけ」を採用しメニューを拡充*4した、3口IHクッキングヒーター「火加減マイスター」HT-L300T・L200T・L100Tシリーズ12機種を10月2日から発売します。
   本製品では、食材の量により火加減や調理時間をコントロールするオーブン機能のオートメニューに業界初の「魚煮つけ」メニューを採用し、大きさ約35cmの金目鯛の姿煮(「ラク旨オーブン」(平皿)+「専用フタ」使用)をはじめ、さばのみそ煮(「ラク旨オーブン」使用)などが調理できます。また、新採用の「冷凍食品温め」メニューは、上からの加熱時に出る遠赤外線・近赤外線の割合*5が炭火に近いシーズヒーターの直火と、下ヒーターで熱せられたプレート加熱を使い、冷凍チャーハン(「ラク旨オーブン」使用)や、冷凍から揚げ(「ラク旨グリル」(波皿)使用)を温めます。
   オーブン操作部の表示には、新たにフルドット液晶を搭載し、調理時に設定する「調理分類」「メニュー」「火力」を1画面で設定できます。また、初期画面をよく使われる「魚焼き」(丸焼き、切身・干物、つけ焼き)専用画面に切り替えることもできます。
   左右IHにおいては、日立独自の「適温調理」*6に、火加減が難しい4レシピ(ハンバーグ、ギョウザ、鶏のソテー、魚のソテー)の調理をサポートする「適温調理サポート」機能*7を加えました。フライパンの温度を自動で設定してキープするとともに、調理のタイミングを表示と音声でお知らせします。
  このほか、オーブンオートメニューに「魚煮つけ」(切身)を、左右IHに「適温調理サポート」機能(HT-L9Tシリーズのみ)などを採用した「火加減マイスター」HT-L9T・L8Tシリーズを同時発売します。

*1

国内の家庭用IHクッキングヒーターにおいて。2017年8月1日現在。

*2

本製品では、一般家庭用のIHクッキングヒーターのグリルにあたる部分を「オーブン」と呼んでいます。

*3

オーブン部に用いる「ラク旨グリル」(波皿)、「ラク旨オーブン」(平皿)と、組み合わせて使う「専用フタ」を引き続き採用しています。

*4

新製品Lシリーズ:オートメニュー9種類と、当社従来製品Kシリーズ(2015年モデル):オートメニュー6種類との比較。

*5

加熱時の赤外線の割合は、炭火:遠赤外線約83％、近赤外線約17％、シーズヒーター:遠赤外線約81％、近赤外線約19％です。

*6

ステンレス製の当社推奨フライパンを使用してください。

*7

「適温調理サポート」機能は手動調理です。食材の焼き上がり状態を確認し手動で加熱を終了します。

新製品の主な特長<IHクッキングヒーター「火加減マイスター」HT-L300T・L200T・L100Tシリーズ>

1. 業界初「魚煮つけ」メニューなどを採用し、オーブンオートメニューを拡充 【New】
2. オーブン操作部の表示にフルドット液晶を搭載し1画面で設定が可能 【New】
3. 左右IHの「適温調理」に、「適温調理サポート」機能を追加 【New】

型式および発売日

*8

鉄・ステンレス鍋加熱時、火力(W)は入力値です。

*9

この価格は、本体に係る事業者向けの「積算見積価格」であり、一般消費者向けの小売販売価格を示したものではありません。

需要動向と開発の背景

  2017年度の家庭用IHクッキングヒーターの需要は、約76万台(前年比101％)とIHクッキングヒーターの持つ利便性、安全性などのメリットの浸透により安定した需要を見込んでいます(当社調べ)。
  このような市場環境の中、当社従来製品HT-K300T・K200T・K100Tシリーズの購入者アンケートをみると、オーブンのオート調理や操作性を重要視していることがわかりました。また、IHによるフライパン調理は、火加減や裏返しのタイミングが難しいという意見がありました。この結果を踏まえ、オーブンのオートメニュー拡充と操作性のさらなる向上を図るとともに、IHの手動調理をサポートする機能を採用した新製品を開発しました。

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