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2015年11月20日
株式会社日立製作所
日立電梯(中国)有限公司
会社設立20周年、中国昇降機市場をリードするメーカーに成長
株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭／以下、日立)の中華人民共和国(以下、中国)における昇降機の製造・販売・サービス会社である日立電梯(中国)有限公司(総裁:水本 真治／以下、日立電梯(中国))は、2015年9月に昇降機の累計販売台数が50万台に到達しました。
日立は中国において、1980年以降昇降機事業を本格的に展開しており、1995年10月には広州広日集団有限公司(以下、広州広日集団)とともに、日立電梯(中国)の前身である広州日立電梯有限公司(以下、広州日立電梯)を昇降機の製造・販売・サービス事業を目的とした合弁会社として、広州市に設立しました。その後、中国昇降機市場の拡大に応じて、天津、上海、成都に昇降機の生産拠点を拡大し、現在中国で年間約8万台の生産能力を有しています。
また、日立は世界最高の速度を生み出す駆動・制御技術の開発に成功し、世界最高速*1となる分速1,200m(時速72km)の超高速エレベーターを、広州市で建設中の大型複合ビル「広州周大福金融中心」に納入予定であり、現在2016年の竣工をめざし、据付、調整作業を進めています。
中国における昇降機市場は、1990年代半ば以降の急激な都市化による住宅の建設や、相次ぐ超高層ビルの着工に伴う需要の拡大で、2014年度には推定需要台数が50万台を超える世界最大の昇降機市場になっています。
日立と日立電梯(中国)は、販売・サービス拠点の拡大などにより、今後も新設受注のみならず、メンテナンスやリニューアルを含めた保全事業にも注力し、昇降機のライフサイクル全体を通じて中国での昇降機事業を拡大するとともに、安全で快適な昇降機を提供し続ける企業として、中国社会に貢献します。
| 会社名 | 日立電梯(中国)有限公司(Hitachi Elevator (China) Co., Ltd.) |
|---|---|
| 所在地 | 中国広東省広州市天河北路233号中信広場弁公楼62楼 |
| 設立 | 1995年10月 |
| 資本金 | 6,488万米国ドル(約80億円) |
| 出資者 | 日立グループ70%(日立(中国)有限公司54.3%、株式会社日立ビルシステム7.85%、 日立電梯工程(香港)有限公司7.85%) 広州広日股份有限公司30% |
| 総裁 | 水本 真治 |
| 主な事業内容 | 昇降機の研究開発・製造・販売・据付・保守・改修、ビル総合管理 |
| 1995年 | 日立グループと広州広日集団による合弁会社として「広州日立電梯」を設立 |
|---|---|
| 2004年 | 「広州日立電梯」を日立の連結子会社化(出資比率70%) |
| 2005年 | 天津市の生産拠点「日立楼宇設備製造(天津)有限公司」が稼働開始 (広州市の大石工場に次いで二つ目の生産拠点) |
| 2007年 | 「日立電梯(中国)」に社名変更 |
| 2008年 | 「上海環球金融中心」向けに、超高速・大容量ダブルデッキエレベーターを納入 |
| 2009年 | 上海市の生産拠点「日立電梯(上海)有限公司」が稼働開始 |
| 2009年 | 江蘇省華西村「華西龍希国際大酒店」向けに、分速600mの超高速エレベーターを受注 |
| 2010年 | 地上高172mのエレベーター研究塔が上海に完成 |
| 2012年 | 「広州周大福金融中心」向けに、世界最高速となる分速1,200mの超高速エレベーターを受注 |
| 2013年 | 成都市の生産拠点「日立電梯(成都)有限公司」が稼働開始 |
| 2015年 | 累計販売台数50万台を達成 |
株式会社日立製作所 都市開発システム社 カスタマー・サポートセンター
電話 : 0120-508-104 (フリーダイヤル)
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