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Hitachi

企業情報ニュースリリース

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2015年4月2日

Hitachi T&D Systems Saudi Arabiaが営業を開始

  株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、サウジアラビア王国(以下、サウジアラビア)において、ジェッダ市に本拠地を置く財閥企業体Juffaliグループの傘下であるWalid Ahmad Juffali Company Limited(ワリッド・アーマッド・ジュファリ社/以下、WJCO社)と設立した、送配電設備およびシステム事業に関する合弁会社「Hitachi T&D Systems Saudi Arabia Ltd.(以下、HTDSA)」の営業を開始しました。

  HTDSAは、ガス絶縁開閉装置の設計、製造から組み立て、据え付け、販売などを行うほか、変電所における設計から調達、建設、保守などの工程を一括して担当します。また、サウジアラビアのジェッダ市にガス絶縁開閉装置の新しい製造工場を建設する予定です。
  HTDSAは、信頼性の高い製品とサービスを提供するとともに、現地人材の育成を通じて、サウジアラビア社会に積極的に貢献します。

  新興国での電力需要の拡大や先進国の老朽化した送配電インフラの更新需要に加え、近年の自然エネルギーの導入拡大に伴い、さまざまな送配電インフラのニーズが高まっています。
  中東では、人口増加や経済成長を背景に、電力需要が急増しており、送配電インフラの増強が急務となっています。特にサウジアラビアでは、送配電インフラで欠かせないガス絶縁開閉装置の需要が高く、また、グローバルでも更なる需要の拡大が見込まれています。

  日立は、グローバル市場における送配電事業を拡大すべく、製造やエンジニアリングを行う事業会社をアトランタや蘇州、山東、台中、ジャカルタ、シンガポールに設立し、グローバルな事業展開を推進しています。
  日立は今後も、グローバルな生産拠点とエンジニアリング拠点を中心に、送配電システム全体のソリューションを提供することで、送配電インフラの整備と拡充が求められる国や地域のニーズに応えていきます。

WJCO社(Walid Ahmad Juffali Company Limited)について

WJCO社は、サウジアラビア王国ジェッタ市に本社を置き、高度な技術でサービスやソリューションを提供しています。エネルギーを含む社会インフラ、建設、保険、エンジニアリング、医療など幅広い分野で事業を展開しています。

HTDSAの概要

項目 内容
商号 Hitachi T&D Systems Saudi Arabia Ltd.
本店所在地 ジェッダ市、サウジアラビア
設立日 2015年3月29日
資本金 約13億円(出資比率: 日立 51%、WJCO社 49%)
代表者 CEO: 若林 裕一
事業内容 ガス絶縁開閉装置の設計、製造から組み立て、据え付け、販売を中心に、変電所における設計から調達、建設、保守などの工程を一括しての請負。
従業員数 約20名(2020年に約170名の予定)

お問い合わせ先

株式会社日立製作所
エネルギーソリューション社 電力流通事業部 グローバル事業経営管理本部 [担当:吉田]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号
電話 03-4564-9099 (直通)

以上

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