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企業情報ニュースリリース

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2014年10月1日

シンガポールにインフラシステム事業のエンジニアリング統括拠点を設置

東南アジアにおける事業拡大を加速

  株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、東南アジアにおけるインフラシステム事業の拡大に向け、2014年10月1日付で、シンガポール共和国(以下、シンガポール)に、設計・エンジニアリング業務の統括拠点を新たに設置します。
  この拠点は、東南アジアでの設計・調達・建設(EPC*)において、現地法規・仕様への適合や設計変更時の適切・タイムリーな対応など、顧客・地域に密着した設計・エンジニアリング業務を行うことを目的に設置するものです。これにより、プロジェクトマネジメント力を強化するとともに、EPCをベースとしたソリューション提案力を向上させることで、東南アジアでの事業拡大を図ります。

  東南アジアでは、近年、経済成長や人口増加などに伴い、社会・産業インフラへの投資が活発化しているほか、日系企業が進出し、生産拠点を新設・拡充する動きが増加しています。こうした中、日立は、東南アジアにおいて顧客・地域に密着した現地主導型の事業活動を展開してきました。インフラシステム事業においては、2011年以降、シンガポール、タイ王国、ベトナム社会主義共和国、インドネシア共和国に順次現地法人を設立したほか、2014年4月には、シンガポールに東南アジア地域統括機能を有するHitachi Infrastructure Systems (Asia) Pte. Ltd.(日立インフラシステムアジア社)を設置することで、東南アジアでの体制を強化し、事業拡大を図ってきました。また、プロジェクトマネジメント強化を目的として、2013年10月には、土木・建築工事を伴うEPC案件を支援する「海外C&A統括本部」を設置するといった施策も同時に進めてきました。

  このたび日立は、東南アジアでのインフラシステム事業の強化・拡大に向けたさらなる施策として、シンガポールに設計・エンジニアリング業務の統括拠点を設置します。統括拠点には、高度なスキルと豊富な経験・ノウハウを有するエンジニアを置き、受注前後の産業設備・プラントの設計・エンジニアリング業務を行うとともに、現地での人財育成やノウハウの蓄積により、EPCの競争力強化を図ります。まず、約30人の体制で業務を開始し、今後、対象事業範囲や事業規模の拡大に合わせて順次増員していく計画です。

  日立は、今後、このエンジニアリング統括拠点を活用し、東南アジアにおけるプロジェクトマネジメント力の強化やソリューション提案力の向上により受注拡大を図ることで、東南アジアでの事業拡大をめざしていきます。

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EPC:Engineering, Procurement and Construction

以上

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