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企業情報ニュースリリース

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2014年2月28日
株式会社日立製作所
日立ブラジル社

カンピーナス大学と共同でブラジルにおける将来の社会潮流を予測する
「きざしプロジェクト」を開始

社会イノベーション事業における新たなビジネス領域の発見をめざす

  株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)ならびに日立ブラジル社(Hitachi Brasil, Ltda/社長:池辺 和博)直轄の研究所であるR&Dディビジョン(以下、ブラジル研究所)は、このたび、ブラジル連邦共和国(以下、ブラジル)のカンピーナス大学(Universidade Estadual de Campinas/学長:José Tadeu Jorge)と共同で、ブラジルにおける将来の潮流(きざし)を予測する「きざしプロジェクト」を開始しました。このプロジェクトによって予測された将来の潮流をもとに、今後、日立の注力地域の一つであるブラジルにおける社会イノベーション事業での新たなビジネス領域の発見をめざします。

  「きざしプロジェクト」で用いられる「きざし手法」は、その国の生活者による将来の価値観変化を捉え、社会潮流を予測することによって、新たなビジネス領域を探るための手法です。政治、経済、社会、技術(Politics, Economics, Society and Technology/以下、PEST)の視点で文献やWebを中心としたデスクトップリサーチを行い、PESTの時間的変化による相互の影響を考察し、将来像を導き出します。今回、この手法をブラジルに展開し、ブラジルのカンピーナス大学と共同で「ブラジルのきざし」を導き出すためのプロジェクトを開始しました。主な活動は以下の通りです。

1.
リサーチを通じてブラジルの将来動向を調査し、この結果を学生メンバーが中心となって議論します。議論を通じてメンバーの関心が高かったテーマを複数抽出し、これらの関係性をさらに深く議論します。こうして、将来、ブラジルのリーダーをめざす学生たちにとって関心の高いテーマ同士の有機的な関係を抽出し、抽象化することにより、将来の潮流を見つけ出します。
2.
見つけ出した将来の潮流をその分野の専門家にヒアリングし、その妥当性を検証します。さらに、予測した社会潮流をもとに、対象とするビジネス領域の「きざし」を抽出し、将来起こり得る現象として具現化し、新しいビジネスに活かしていきます。

  ブラジル研究所では今回の活動により、真にブラジルに必要な技術・システムを見極め、事業拡大に取り組んでいきます。また、社会イノベーション事業への本格参入と既存事業のさらなる成長により、ブラジル社会の発展と持続可能な社会の実現に貢献していきます。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 デザイン本部 企画室 [担当:小平]
〒107-6323 東京都港区赤坂五丁目3番1号 赤坂Bizタワー
電話050-3135-4419 (直通)

以上

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