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2013年8月22日

マレーシアの超々臨界圧石炭火力発電所建設プロジェクトで機器供給が決定

  株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、住友商事株式会社(取締役社長:中村邦晴)および大韓民国の建設大手である大林産業株式会社(Daelim Industrial Co., Ltd.、取締役社長:金鐘寅/以下、大林産業)がコンソーシアムで一括受注した、マレーシアの超々臨界圧*石炭火力発電所(1,000MW、1基)の建設プロジェクトにおいて、蒸気タービン、発電機、ボイラーを供給することになりました。
  本供給は、日立として東南アジア向けに超々臨界圧石炭火力発電機器を供給する初めての案件となります。

  今回、供給する発電機器は、マレーシアの発電会社であるTenaga Nasional Berhad(代表:Datuk Seri Ir. Azman Mohd/以下、TNB)が、クアラルンプールから北約300kmに位置するペラ州、マンジュンに建設を計画している1,000MWの超々臨界圧石炭火力発電所向けのものです。1,000MWは、単機容量としてはマレーシアで最大級となります。日立は、主要機器である蒸気タービン、発電機、ボイラーを、大林産業を通じて納入します。なお、ボイラーはバブコック日立株式会社(代表取締役社長:岡山 正義)が製造します。発電所は、2017年10月に完成する予定です。

  日立は、超々臨界圧石炭火力発電設備において、低品位燃料でも安定稼働し、世界最高水準の発電効率を実現する高い技術力を有しています。高い発電効率は、CO2の排出量を抑制し、環境負荷低減に貢献します。また、日本、中国、韓国、欧州、米国で、合計50件の豊富な受注実績があります。今回、TNBにもこうした技術力と実績が評価されました。

  日立は、今後も多数の新設案件が見込まれるマレーシアおよび東南アジアでの石炭火力発電所建設プロジェクトへ積極的に参画し、高効率な機器・システムの提供を通じて、電力インフラ整備と環境負荷低減に貢献していきます。

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超々臨界圧: 温度593℃以上・圧力24.1MPa以上の蒸気条件

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 電力システム社 国際電力営業本部 アジア第一部 [担当:宮崎・橋本]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号
電話 03-4564-9110 (直通)

以上

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