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2013年5月7日

新たな「日立グループ・ビジョン」の策定について

グループ全員が共有し新たな成長フェーズへ

  株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、2013年度を初年度とする新たな中期経営計画のスタートにあわせ、次なる成長に向けた日立グループのあるべき姿を「日立グループ・ビジョン」として策定しました。このビジョンは、創業以来100年におよぶ歴史の中で、「企業理念」や「日立創業の精神」などの大切に受け継いできた理念や価値を踏まえ、日立グループが中長期的にめざす姿を改めて示すために策定したものです。日立グループ全員が共有する「企業理念」「日立創業の精神」「日立グループ・ビジョン」を、「日立グループ・アイデンティティ」として体系化することで、グループ一丸となり、今後あるべき姿をめざし、成長フェーズへの変革を推進していきます。

[図]日立グループ・アイデンティティ

  日立は2000年4月に日立ブランドの価値を向上させるため、ブランドマネジメントを導入しました。これは、日立というコーポレートブランドの持つ理念を、従業員が理解・共有し、一貫した企業活動を行うことで独自のブランド価値を築き、市場での競争優位と高収益体質を獲得し、企業価値を高める取り組みです。日立のコーポレートステートメントとして策定した「Inspire the Next」は、「次なる時代を常に見据え、時代の要請を敏感に察知した新しい製品・システム・サービスを提供することによって、生活と社会に息吹を吹き込み、よりいきいきしたものにしていく」という日立ブランドの約束を伝えるメッセージとともに、世界各地で認知されています。

  このたび日立は、日立グループがグローバル市場での成長に向けて転換を図り、世界市場において社会イノベーション事業を展開していくために、「日立グループ・アイデンティティ」をまとめました。日立のブランドが、既に認知されている地域において、その価値を育てていく「守りのブランド戦略」に加え、まだ認知されていない地域において、日立ブランドの効果的な浸透を図る「攻めのブランド戦略」を推進していきます。これにより、新たなグローバル市場での事業展開の際に優位な環境を整え、日立グループのグローバルな成長を側面支援します。

  今回制定した「日立グループ・ビジョン」は、「日立は、社会が直面する課題にイノベーションで応えます。優れたチームワークとグローバル市場での豊富な経験によって、活気あふれる世界をめざします」という、日立グループのあるべき姿を示します。100年の歴史の中で培った日立の経験と知識を生かし、地域のパートナーやステークホルダーとの協働を通じてイノベーションを生み出し、グローバルの社会的な課題解決に全力を尽くし、活気あふれる世界をめざすという、従来の「B to C」や「B to B」に留まらない、「B to S」、つまり「Business to Society」の姿勢を表しています。
  日立は、このビジョンの実現に向けたアクションプランである新たな中期経営計画の下で、真のグローバルメジャープレーヤーへの変革をグループ一丸となって推進していきます。

以上

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