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2013年1月23日

インド国営火力発電公社向け800MW超臨界圧石炭火力発電所用
蒸気タービン発電機2基を受注

  株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、インド共和国(以下、インド)におけるパートナー会社であるBGRエナジーシステムズ社(BGR Energy Systems Ltd.、会長:B.G.Raghupathy(B.G.ラグパシー))とインド国営火力発電公社(National Thermal Power Corp./以下、NTPC)から、同国チヤティッスガル州のララ発電所に新設される800MWの超臨界圧石炭火力発電所向け蒸気タービン発電機2基を受注しました。
  なお、NTPCは、今回ので4サイト9基の石炭火力発電所の建設を計画しており、            BGRエナジーシステムズ社は、2サイト4基の蒸気タービン発電機について、2011年9月に優先交渉権を獲得しています。今回、その中の1サイト2基分の受注が正式に決定したものです。また、残りの1サイトについては、オリッサ州ダルリパリ発電所(2基)となることが決定しており、今後、正式に受注する見込みです。

  インドは、急速な経済成長に伴い電力需要が拡大しており、一部の地域では電力不足が深刻化しています。これを解消するため、今後、2017年までに現状の約2倍となる330GWまで設備容量の増強が 計画されています。現在、石炭火力発電は、インドにおける総発電設備容量の約3分の2程度の割合を担っており、今後も引き続き基幹電源としての役割が期待されています。

  日立は、市場の伸張が見込まれるインドにおいて、石炭火力発電所向け蒸気タービン発電機事業の本格展開を目的として、2010年9月にBGRエナジーシステムズ社と、蒸気タービン発電機の合弁会社であるBGRタービン社(BGR Turbines Company Private Limited )を設立し、受注活動を展開してきました。

  今回受注した蒸気タービン発電機2基の主契約者はBGRエナジーシステムズ社で、日立は、BGRエナジーシステムズ社との合弁会社であるBGRタービン社を通じ、蒸気タービン発電機の主要機器を供給します。運転開始は2016年を予定しています。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所
電力システム社 火力事業部 火力技術本部 海外技術部 [担当:風間]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号
TEL : 03-4564-5602(直通)

以上

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