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2010年4月27日
株式会社日立製作所
日立ファウンデーション

日立ファウンデーションが議長として活動を推進する
「全米労働力開発支援基金(NFWS)」が、米国財団評議会の最高栄誉賞を受賞

  日立ファウンデーションが議長として活動を推進する「全米労働力開発支援基金(National Fund for Workforce Solutions)」(以下、NFWS)は、4月27日、米国コロラド州デンバーで行われた米国財団評議会(Council on Foundations)の年次総会において、同財団評議会の最高栄誉賞である「Distinguished Grantmaking Award for Collaboration」を受賞しました。日立ファウンデーションのバーバラ・ダイアー事務局長兼CEOは、NFWSの議長として米国の低所得者層の生活向上のための活動を推進しており、表彰式ではNFWSを代表して受賞しました。また、同表彰において、日立ファウンデーションは、新たなビジョンを示して活動する財団を表彰する「Critical Impact Award」とともに、財団による優れた広報活動を表彰する「Wilmer Shields Rich Award」特別出版部門銀賞を受賞しました。金融危機により経済に大きな打撃を受けた米国において、財団による社会貢献活動はこれまで以上に重要な意味をもっており、特に、低所得者層の生活向上のための活動に注目が集まっています。創立25周年を迎えた日立ファウンデーションは、今後も、米国に根ざした財団活動を通じ、米国社会の発展に貢献していきます。

  日立創業100周年となる本年、日立グループは、様々な社会貢献・CSR活動をグローバルに推進していきます。

  「Distinguished Grantmaking Award for Collaboration」は、米国財団評議会の顕彰プログラムのなかで最も権威ある賞です。受賞したNFWSは、日立をはじめとする合計9つの財団や企業が共同で創設した基金です。現在、この9団体を中心に約200の協力者が資金を拠出しており、低所得者層の生活向上を目的とした職業訓練プログラムやジョブマッチングなどを行う活動団体を全米から公募し、支援しています。近年、米国では、複数の組織が協力して行う財団活動に対して関心が高まっており、NFWSの活動はその先駆けとして、社会に大きな影響を与えたことが評価されました。NFWSの議長を務める日立ファウンデーションの事務局長兼CEOであるバーバラ・ダイアーは、日立ファウンデーションの様々な財団活動での経験を活かし、強いリーダーシップをもって助成活動を推進しています。なお、日立ファウンデーションは、同基金の加盟組織のうち、唯一の日系財団です。

  「Critical Impact Award」は、新たなビジョンを示し、社会に大きな影響力を与えた財団を表彰するものです。日立ファウンデーションは、「Jobs to Careers」プロジェクトの創設団体として、ロバート・ウッド・ジョンソン財団とともに、同賞を受賞しました。同プロジェクトは米国の17拠点において、病院などの医療機関で働く従業員のキャリアアップと労働力不足の解消を目的として、従業員に対する職業訓練プログラムを提供しており、日立ファウンデーションは、ロバート・ウッド・ジョンソン財団および米国労働省と連携して、プログラムの推進を支援しています。

  「Wilmer Shields Rich Award」は、財団の優れた広報活動を表彰するものです。社会貢献活動に対する企業の関心を高めることを目的として、日立ファウンデーションがボストン・カレッジ企業市民センターと共同で作成した「2009年企業市民活動の実態調査レポート」が、特別出版部門の銀賞を受賞しました。同レポートは、2003年から一年おきに作成され、社会貢献活動に対する企業の意識や取り組みなどを調査し、まとめたものです。ウェブサイト部門などでの受賞を含めて、日立ファウンデーションが同賞を受けるのは、今回で13回目です。

日立ファウンデーションについて

URL : http://www.hitachifoundation.org/japanese/index.html

  1985年に日立製作所により設立され、米国で社会貢献活動を推進する非営利目的の財団です。日米間の理解を促進するとともに、米国において日立が「良き企業市民」としての役割を果たし、米国社会の発展に貢献するために「米国社会のための、米国人による、米国の財団」として活動を開始し、25周年を迎えました。
  現在、2009年から2013年までの「新5ヵ年計画」に基づき、低所得者層の生活向上と企業の競争力強化を両立させるべく、具体的で持続的な経済機会を創出する手法を見出し普及させることを目的として、次の3つのプログラムを柱に活動しています。

  • (1) 企業と就労プログラム : 低所得者層の生活向上を目的として、就労支援を柱に活動する組織を支援
  • (2) 吉山プログラム : 社会問題解決のために活動する若手企業家(18〜29 歳)を支援
  • (3) 日立コミュニティ・アクション・パートナーシッププログラム : 北米の日立グループ各社の従業員が組織的に行う、地域でのボランティア活動などを支援

日立の財団活動について

URL : http://www.hitachi-zaidan.org/

  日立は、日立ファウンデーションを含む合計6つの財団の活動を通じて、より良い社会の実現をめざし、幅広い社会貢献活動を行っています。

米国財団評議会(Council on Foundations)について

URL : http://www.cof.org/

  1949年設立の非営利組織。活動拠点はワシントン。米国を拠点とする民間・公立・企業財団などの約2,000の会員から構成され、米国の財団の先導団体として、会員向けの支援を行っている。

全米労働力開発支援基金(National Fund for Workforce Solutions)について

URL : http://nfwsolutions.org/

「Jobs to Careers」について

URL : http://www.jobs2careers.org/

お問い合わせ先

株式会社日立製作所ブランド・コミュニケーション本部 CSR推進部 [土井]
〒100-8280 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
TEL : +81-3-4564-5040(直通)

以上

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